2011年3月27日日曜日

震災備忘25 いまこそチェルノブイリ事故の再検証

◎キエフの姉様から。『UAJCの有志がやったフラッシュモブ「頑張って ニッポン」。4-500名ほど集まり日本の国旗の太陽を意味してみんなで赤いスカーフして「太陽が照るまで、川が流れるまで、希望はある、希望をもって・・・」という歌(There is a hope)を歌ってくれました。Mad Headsという名のウクライナのバンドが作った歌だとか。)
以下その報道状況。ウクライナ語は解読不明だが大層露出されている。お疲れ様姉様。

1. http://live.comments.ua/2011/03/21/67/Nadiya-ie-YAponii.html 
2. http://5.ua/newsline/232/0/74774/ 
3. http://news.tochka.net/61725-kievlyane-prizvali-yapontsev-derzhatsya-posle-zemletryaseniya-foto 
4. http://photo.unian.net/rus/detail/337426.html?direct=1 
5. http://echo.msk.ru/ua/blog/759335-echo/ 
6. http://www.livejournal.ru/themes/id/26139 
7. http://news.rambler.ru/9357162/ 
8. http://www.liveinternet.ru/tags/%F4%EB%E5%F8%EC%EE%E1/ 
9. http://glavred.info/archive/2011/03/21/175813-17.html 

◎キエフは25年前のチェルノブイリ事故にもっとも近い大都市で混乱した経験がある。26日の朝ナマのなかで田原総一朗氏は、チェルノでの直接的死亡者数は50人(?)で危険評価が難しいとの発言をしていたが、この記事を読めば勝間女史同様無知も甚だしい。

◎100万人の死者が遠隔の地を含み大規模な被害が拡散することをNYアカデミーサイエンスで昨年発表している。長いスパンで発症するため直接的原因として突き止められない問題だという認識こそ大事なこと。広範囲に渡り長い潜伏が日常化する恐怖。従い被害は国内に留まらず他国へ及ぼすということも理解を要する。

◎原発が必要か不必要かの2元論的思考に持ち込まれて真実を見失う議論こそ避けられるべきだ。その意味で朝ナマのキャスティングも偏っていた。