2011年3月10日木曜日

前原問題補足

前原問題に少し言及します。

個人的には、この手の人情家で一本気な人は嫌いではありません。
恐らく知り合っていたら、「おい前ちゃん~」とか言い間違いなく好んで親しくするタイプであります。
脇の甘さも、しょうがねぇなぁ~でケツ拭きに回る、まぁそんなことでも関係を絶たない相手でしょうか。
どっか若気の青臭さがありヤンチャで好きです。

でも党首や大臣ともなると事情が変わってしまう。
この人出世が早すぎたのかも知れません。
ましてや文武両道で容姿的天性のスター性もあるし、
図に乗っちゃうのも、若いから。功名心なんて若さの付属品でもあります。
ここは耐え忍び逞しさと深みを身につけるオプションだと思って欲しいものです。

さて、本題は、さらにもうひとつ。

この問題は後任の松本外務大臣の伊藤博文の血筋に反応した韓国、北朝鮮の意見に対抗するかの形で在日問題まで飛躍する論調が噴出してくることを歴史的な経験は証明しています。とくに在日問題に曇ったメガネでモノを言う気来に対し慎重にありたいと思います。

物事や世の形が複雑なゆえに、なるべく単純に、そして事実だけに終始する。その意味でフロント企業のパーティ券や企業献金のほうが問題の質が悪質です。結果的に距離を保てない関係に発展する問題を内包させた事実は頂けません。

前原問題、焼肉屋のオバチャンの本質は、単純な人情話から起こったレベルな気がします。ただそのままで良としていたことが、当然諾否が問われる本人の公人としてのセンスの問題であることは、言うまでもありません。おい、前ちゃん、この辺で少し一息入れて過去を振り返ろうよ。まだまだ長いんだからさぁ。