2011年3月21日月曜日

震災備忘14 被災地のお萩

◎いわきの母は、今日はお彼岸のお萩を作ったそうだ。餡なしで、きなこのみ。お彼岸だから作らなくてどうするの!と。祖父祖母の仏壇へ。

◎父は重装備で雨の中本家の叔父叔母へお萩を届ける役。オイオイだが強い役割を感じてのことと理解。仕様がねぇなぁ。

◎毎日公式発表の放射能数値をメモする父。確実に増えていると。口には出ないが心底不安だろう。こっちは電話で声をかけ続け支えること。

◎抑えている憤りがセ・リーグ開幕問題に向けられる。パ・リーグは本日自粛内容を発表。選手会もセパ同一開幕を主張。セのお偉方にはホトホト呆れる。政治同様戦後の膿を象徴している。

◎佐藤福島県知事。避難所での被災者との問答。言葉遣いに謙虚さの欠如を感じる。誰も貴方を責めていないよ、頼んでいるのだ。一緒に頑張ろうとなぜ発信できない。貴方だけが頑張っているわけではないのだ。過去の雪印の社長の「こっちも寝てない」を思い出す。悔しいなぁ。

◎枝野長官の成長ぶりに少し信頼度を覚える。変化と成長は若さの証。そして現場は若さがモノを言う。期待しよう。

◎会見する側の雰囲気が特に大事か痛感。雰囲気を持っていない人はご辞退願いたい。特に東電。経営陣は負の雰囲気しかない。副社長は酷い。今後の人選に気をつけて欲しい。ところで清水社長、その後一向に出てきませんが。これだけ社風が見えてしまった以上死に物狂いで信用回復を。そしてみずほ銀行のトップもしかり。言葉を知らない。根底に何故オレが?が透けて見える。何故トップなのかが分かっていない。日本のトップたちエリートたちのこの低鱈苦ぶり。悔しいなぁ。 

◎沖縄に着いた片倉さんから。「被災地を考えるに、ダラダラと暑い場所で過ごすのには抵抗があります。同時に、羽田まではあらゆる場所で「節電」を感じて一体感をありがたく思ってきたものの、那覇へ降りた瞬間から危機感のない光景ばかりがやたら目に飛び込み憂鬱になります。客待ちの運転手はエンジンを掛けっぱなしで外でゆんたく(おしゃべり)もまたしかり。しかしこれは基地問題の立場の逆転といえますね」。

◎やっと寝汗が引いた。長いカゼとの戦いそろそろ…かな?被災地はどこも底冷えの寒さとか。