2011年3月31日木曜日

震災備忘32 元週刊ポスト編集長関根進さん逝去。

◎月末とあって銀行は長蛇。お陰で30分遅刻13時半よりコア会議。アジェンダすべてを協議。2時間で終了。いつもかくありたい。話が早いのがエエ。

◎4時より6時半現場対応。Zher the ZOOの安斉店長も福島出身とあり片倉さんとも被災地出身が3人揃い踏み。話に限が無いみんな悩み多し。片倉さんは明日より実家の仙台へ。状況次第でボランティア駐留も。その時は2週間東京を離脱。思う存分役立っていただきたい。

◎しかし開けっ放しの入り口で2時間超はやはり堪える。片倉さんと「桂花」の太肉麺で慰労。ありゃあ薬だね。味覚は蘇生させるね。

◎帰宅後実家に電話。今日は落ち着いた一日だったようだ。逞しく日常を取り戻しつつある。主治医の従兄弟も2週間ぶりに戻ったというし、薬の心配もなくなったのが何よりも安堵。

◎週刊ポストを100万部に押し上げた小学館の名編集者関根進さんが亡くなった。2002年食道ガン発症。手術を拒否して徹底した食事療法と漢方療法を組み合わせたホリスティックな療法で延命に挑戦。10年延命を実践。ご冥福をお祈り申し上げます。合掌。

今日は疲れました。これにて本日閉店。オヤスミナサイ。
♫ the kinks all day and all of the night

震災備忘31 今は現場持場を守ろう

おはよう福島!

◎定期巡回電話。母の声に静かななかにいつもより張りがある。良い睡眠を取ったのだろう。現地の朝は格別に寒いとか。曇りときどき晴れ。不安定な天気とか。当然風向きに気を使う。

◎今朝も鏡は散髪のススメを語りかける。したいのはやまやまでもど~にも気が進まない。行きつけの中野の池田さんまで行く時間もないし。ここらで坊主頭に?ちょっとだけ浮気しようか。気分も変わるし。

◎枝野長官の頭の密度も増した感がある。聞くところによれば帰宅もできぬご様子とか。最近はお疲れも目立つ。少々感情移入さえしてしまう。やばいかも。

◎枝野長官を見ているとつくづく現場が人を作ると再認識。状況判断に加え状況を刻々と作っている。彼の思想的過去には疑問符を持つひとりだが、彼の中で静かに変化が起きているのが見える気がする。期待したい政治家の一人になるかもしれない。

◎一方頭を整えして黒く染色しこざっぱりとして疲弊感も消えた菅総理。執務室に長らく閉じこもった成果なのか最近のカメラ視線を避ける菅総理を何と見ようか。被害者意識?何苦楚根性?無視?一時期のうつ状態を乗り切りつつあるのか?まぁそれもそれで問題かと。周りの邪魔にならない程度に頑張って欲しいものですなぁ。

◎周りの若いアーティストたちにも変化を感じます。この悲劇の中で観念から行動に移す者、観念をさらに深める者。今後彼ら彼女たちから生まれてくる音楽にボクは密かに期待している。また被災地の中からは幅広い分野で才能を発揮する子供たちがたくさん出てくるに違いない。被災地は才能の産地となり無口で忍耐の東北人からどのような新しい東北人を輩出するのであろうか。さしずめポスト311系とも言うか。こっちはまた引き出す役も買ってでたいな。

◎バイト料遅配を嘆く近所のコンビニのバイト君。コンビニが果たしている重要な生活拠点は、こうしたバイト君で支えられている。この事態で売るものも偏り気味で入ってくる品数も限定されさぞや若い経営者も一苦労だろう。どっちも知るだけにどちらへも同情。遅れているからと言って辞めないでくれよ。経営者も必死で工面しよう。それを信じて町内会の生活物資拠点、まずこの現場を淡々と守ってくださいな。必ずやいいことあるぞ~。

2011年3月30日水曜日

震災備忘30 海江田経産相のKY発言

◎原発輸出に引き続き意欲=海江田経産相(時事通信2011/03/30-17:52) 
 海江田万里経済産業相は30日の記者会見で、福島第1原子力発電所の事故が原発の海外輸出に与える影響について、「さらなる安全対策を固めていく中で世界の信頼を得られる道も付けられると思っている」と述べ、引き続き輸出を推進する意欲を示した。
 政府は原発などのインフラ輸出を新成長戦略の柱に掲げており、今回の事故が今後の受注活動に与える影響も懸念されている。同経産相は「こういう形で未曽有の原発危機を克服したと世界に対して報告したい」とも語った。


◎東電会長、核燃料サイクル技術の確立「おそらく遅れる」って言ってるじゃぁあ~りませんか。米仏の専門家たちも続々来日の中、この海江田経産相のKY発言。後を絶たないKYお大臣様たち。このお大臣様の選挙区にボクは住んでいる。ご覚悟のほどよろしいですね。

◎震災後、公私の理由で渡米した友人知人たちがいる。アメリカの特別時限措置として滞在延長許可について在米日本領事館より以下の情報です。

【在ロサンゼルス日本国総領事館Consulate-General of Japan in Los Angeles】在留邦人の皆様

11日、国土安全保障省移民局は、今回の災害により米国内に足止めされている方々について、ビザ免除プログラム又はビザで許可された滞在期間が過ぎても、最大30日間まで滞在を認める趣旨の特別な措置を発表しました。
措置の正確な内容は、こちらをご参照ください。

リンク先:http://www.la.us.emb-japan.go.jp/web/news_191tohokujishin3.htm
その他、Update情報:http://www.la.us.emb-japan.go.jp/web/home.htm

◎ライブハウスのキャンセルも相次ぐ中、明日の公演予定をキャンセル(延期)したボクとしても彼らの必死の努力を紹介しておきたい。

◎「Zher the ZOOの照明は30A以下で輝かせております(1家庭30Aとして)。客席明かりやトイレがLEDライトになっています(7Wです。Aに直すと0.07A)。最小限の電気で、最大限のパフォーマンスをしていきます!!」(Zher the ZOO YOYOGI)

◎31日万が一ご来場の方を想定し、ボクと片倉さんは夕方から代々木Zher the ZOOに。明日はキャンセルですので、WATANABES◆Sunset Drive◆Mayuka Thais◆Arisa Safu and the Rovers◆warm noise Inc.ファンのみなさまへ、くれぐれもいらっしゃいませんように。尚この素晴らしい出演者の顔合わせは必ず実現させます!乞うご期待!!

◎ボクラはキャンセル料も支払わにゃならぬ厳しい現実もあるがまぁ楽しみは後に取っておきまする。

震災備忘29 国家的原発廃炉決定を

こんにちは福島!

◎昨夜から体調最悪。起床後も回復程遠し。ウツラウツラと2度寝3度寝。昼過ぎ気合を入れて起床。血の巡りは気の巡りで補う。

◎遅ればせながらいわきに定期巡回電話。予科練出の叔父貴がカツオの刺身で陣中見舞いに来ていた。内心オイオイ「危ねくねぇけ?」。まぁ恐らく震災前の冷凍モノと推察してツッコミを止める。彼らの日常を尊重。叔父貴とて避難中の寂しさをこうして晴らす必要もある。

◎3時東電勝俣会長以下経営陣の会見。会長、廃炉に言及。夏の電力危機を火力で補う方針も表明。ハッキリしない部分も残るがメディアは勝手に性善的に解釈して既定路線のムード作りで監視願いたい。これ国民心情かと。原発御用学者・メディアもまたしかり。意見対立は国民の前に引っ張り出すタイミングだ。そして国は原発停止宣言を。

◎少しづつこっちのエンジンに火が入り始めた。熱いコーヒーの効用か。今日は無理せずトロトロと始めようか。

2011年3月29日火曜日

震災備忘28 まず4月中旬を想起

おはよう福島!

◎昨日は骨髄腫瘍手術から3週間の友人を見舞いに西立川まで。手術記録の写真を見て少々閉口。痛みには強いが視覚的迫られるとどうにもならん。結構疲れた。ああまた思い出す。

◎約1時間の車内でマスク掛けの少なさに驚く。車内を見回しても3分の1にも満たぬ。今は最低マスクが基本だろう。どっからあの無防備が生まれるのか?子供ならまだしもいい大人にそれが目立つ。それでいて被災地産品の拒否と買い占めに走る心理を何と理解?していいのやら。

◎枝野会見の常套句となった「直ちに~」とは誰もが首を傾げる解読不明。体内被曝の症例では被爆後約ひと月後から徐々に被爆徴候が現れ出すという。体内被爆者の潜伏から発病までひと月後から5年?10年?20年?30年?が「直ちに~」の定義になる。

◎この定義により発症者への補償責任をあいまいにして回避させないように監視体制も要るしまたひと月後の起きうるインパクト対策に幅を持って講じておきたい。切に要望。 

◎菅総理の国会答弁。未だに「私」が見える。保身が見える。視察に何が役立ったとは、具体的にお答えなさい。

◎いわきの実家には今朝方勿来の従姉妹が来訪。買い物と笑顔で大いに役立つ。お礼に電話をしたが生憎留守。こっちは依然な~んもできず。歯がゆさ極まる。

震災備忘27 いよいよ対原発処理日米共同作戦展開か?

◎いよいよ対原発処理日米共同作戦へ市ヶ谷の防衛省内統合幕僚監部に日米共同調整所を設置。実働部隊の中心は先刻書いたように本国でスタンバイ中の核事故専門部隊450人が近々到着。米軍はウォルフ海軍大将率いる横田基地の統合支援部隊。

◎実行指揮権下に東電が入るのも時間の問題。伴いこれまでの17日間の遅れを取り戻すにはドラスティックなプランまで敢行するのかそれはそれで気がかりだ。避難対象地域の拡大は必至。100キロ圏か?

◎17日間の遅疑逡巡。外務省高級官僚出身の日本野球機構の加藤コミッショナーが毎度のように不甲斐なさを晒したように自分の意志をフリーズさせて責任回避にエネルギーを注ぐ役人根性。意志決定機能不全の裏側にこの責任回避転換構造が長きにわたり構築された。

◎舌鋒鋭い武田中部大学教授の告発。保安院実態には、想像絶する官僚システムが浮き彫りに。経産省の課長レベルの優秀さと正義漢溢れる心ある連中をこれまで私的に何人かを知っている。しかし出世を意識しだしてから皆同じように変遷が始まる。ある意味貝となって心を閉ざし「私」を守る。これもエリートには欠かせない達人レベルのかわし技である。
 
◎まぁ今のボクも公私にわたって遅疑逡巡真っ只中。人のせいにもできないし、ハハーゼゼーの毎日。責任の名の下で育ててもらった以上責任様に恩返しで頑張るしか無い。やっぱりエリートにはなれないわ。

◎ああ今日も疲れた。立川は実に実に遠かった。都心へ通われる人たちに頭がさがる。ボクには無理だね。都心が良い。明日また細かく。今夜はこれにて火を落とします。おやすみなさい。

♫ Roy Orbison – Goodnight ♫

2011年3月28日月曜日

震災備忘26 仙台空港は米軍基地に

おはよう福島!

◎震災後17日目の朝は快晴。南西微風で穏やか。放射線量低下。余震依然強く震度4断続的。父の声は昨夜の叔父らの帰還祝いの影響もあり元気が宿っている。

◎公私にわたりやることが多い。リストを見ると軽い卒倒すら覚える。優先順位の上位がグワ~っと迫りクラクラするわ。まぁ負けずにネジまかんと、ね。

◎得意の秘伝ズルの巻をそろそろ紐解こうか。老獪こそここらで活かせねば。

◎昨夜仙台空港に務める友人と電話。仙台空港はいまや米軍基地と化し滑走路にテントが並び物資補給の要になっている。短めのB滑走路には、流失した自動車が百台単位で積まれあちこちに散在とか。友人の愛車もその中に発見。一週間前まで瓦礫の中と遺体の中を自転車で往復2時間通勤する生活に一変。今現在10人近い知り合いの死亡を確認したとか。これから顕著化する心のケア問題を痛感。オールジャパンで対策を考えよう。

◎今日は後ほど、立川まで友人のお見舞いに。明日から2週間ほど放射線治療が始まる様子。こっちの放射線には期待したい。

2011年3月27日日曜日

震災備忘25 いまこそチェルノブイリ事故の再検証

◎キエフの姉様から。『UAJCの有志がやったフラッシュモブ「頑張って ニッポン」。4-500名ほど集まり日本の国旗の太陽を意味してみんなで赤いスカーフして「太陽が照るまで、川が流れるまで、希望はある、希望をもって・・・」という歌(There is a hope)を歌ってくれました。Mad Headsという名のウクライナのバンドが作った歌だとか。)
以下その報道状況。ウクライナ語は解読不明だが大層露出されている。お疲れ様姉様。

1. http://live.comments.ua/2011/03/21/67/Nadiya-ie-YAponii.html 
2. http://5.ua/newsline/232/0/74774/ 
3. http://news.tochka.net/61725-kievlyane-prizvali-yapontsev-derzhatsya-posle-zemletryaseniya-foto 
4. http://photo.unian.net/rus/detail/337426.html?direct=1 
5. http://echo.msk.ru/ua/blog/759335-echo/ 
6. http://www.livejournal.ru/themes/id/26139 
7. http://news.rambler.ru/9357162/ 
8. http://www.liveinternet.ru/tags/%F4%EB%E5%F8%EC%EE%E1/ 
9. http://glavred.info/archive/2011/03/21/175813-17.html 

◎キエフは25年前のチェルノブイリ事故にもっとも近い大都市で混乱した経験がある。26日の朝ナマのなかで田原総一朗氏は、チェルノでの直接的死亡者数は50人(?)で危険評価が難しいとの発言をしていたが、この記事を読めば勝間女史同様無知も甚だしい。

◎100万人の死者が遠隔の地を含み大規模な被害が拡散することをNYアカデミーサイエンスで昨年発表している。長いスパンで発症するため直接的原因として突き止められない問題だという認識こそ大事なこと。広範囲に渡り長い潜伏が日常化する恐怖。従い被害は国内に留まらず他国へ及ぼすということも理解を要する。

◎原発が必要か不必要かの2元論的思考に持ち込まれて真実を見失う議論こそ避けられるべきだ。その意味で朝ナマのキャスティングも偏っていた。

震災備忘24 マスコミ内闘争激化?

◎会見で放射線と放射能の使い分けが始まった。テレ朝のお昼のニュースでも遂にプルトニウムと言い出した。数日前の孫さんが出た深夜のNHKもまぁ孫さんの発言が番組をリードした感もあるが、それまでのNHKとは違う姿勢がみえ流石にNHK!と感心していたのだがその後あまり変化を感じず。あのスタッフは局内少数派?といってもこの事態では少数派にバーゲニングパワーが移るのは時間の問題。

◎保安院もプルトニウム検出調査をしていない事実を遂に認めた。プルトニウムは3号機MOX燃料と各機プール燃料棒に含まれる。大体バレないわけがない。核分裂反応再臨界が気がかり。かなりヤバイ。知る限り米軍との連携を進言するメディアもいまはなし?

◎いまマスコミ界で起こっているのであろう原発容認と反対派の攻防が読み取れる。単純にジャーナリズムのあり方の戦いでもある。マスコミが手のひら返しの風見鶏でも大いに結構、要は真実が知りたいのだ。

◎こんときに断水が解決して避難地から叔父一家5人と本家の叔父が帰ってきたらしい。電話の母のテンションが上がっている。電話越しに父の喜びの声もビンビン聞こえてくる。風呂も入れたしその上一気に6人が戻ってきたのでは否応なしにエナジー回復。気持の生せる技である。いい意味でこれ想定外。

◎今夜のチャリティに行くのを断念。冷たい外気に体調がそこまで回復していない。自粛自粛。今後のためにも体力回復、余計な動きを当分避けて拠点で粛々と山積みに対処。

震災備忘23 停止中の浜岡3号炉が再開?

◎実家に定期電話。今日のいわきは強風波浪注意報下に。北西の風で幾分気が楽。今日の放射線量は低いとか。放射線と放射能の使い分けをしている父。メディアの先を行っている。

◎午後から待ちに待った入浴。疲れは?と気にすると軽く認めた父。母を守る心労も加わっているはず。16日目の入浴に心身癒されまた元気回復を切に祈る。

◎今日より放射性物質を細かく発表し出した東電と安全保安院。覆い隠せぬ現状が刻々と露呈。

◎この事態に浜岡原発の停止中の3号炉運転再開を認めた川勝平太静岡県知事。暴挙にさらに輪をかけた愚行極まりない決定だ。計画停電キャンペーンの裏側にこうしたなし崩しの横行が今後続くであろう。強い監視と発信を。

◎その電力が東電に補填されるのだろうが、我々はこの期に節電を日常化して原発停止に否応なしに追い込む決意が要る。不便な生活に慣れ強い耐性を持ち余った分を産業用に向ければよい。上手くメリハリをつける意識で対抗しよう?

◎昨日届いた沖縄からの水。久しぶりに多ら福飲水。お陰で利尿作用が活発。これで溜まった廃棄物や怒りをドンドン流す。水に感謝。片倉さんご馳走様です。

◎一週間の用事を済ませ沖縄より帰京した片倉さん。カゼと花粉症が合体の模様。今夜仙台の実家に北帰行できるのかい? ことしの沖縄は皆さん寒いと言う。暖房不十分の沖縄の夜は実は予想以上に冷える。この時期寒暖の差は東京以上で注意が要る。

◎相変わらずいずれの会見での言葉使いがまどろっこしい。丁寧な言い回しは過剰以外の何ものでもない。身についたものだろうが、過剰部分を廃して語る心がけに徹して欲しい。

◎換気扇を停止中のバスとトイレにカビが出だした。日増しに温まる季節を実感。しかし今日も寒い日になりそうだ。 

震災備忘22 安息の日

◎震災から今日で16日。一昨日の怒りをどうにか鎮火したのは睡眠と思いも掛けない人たちからの電話とメールでのお気遣いである。まぁ中にはKYメールもあるがそれは苦笑で済ませる余裕が昨日はあった。

◎地域に再び水が通じ母は昨日洗濯に追われたようだ。しかし給湯器は依然故障とあって風呂無しが15日目。今日叔母宅に風呂のご馳走になるらしく叔母がクルマで迎えに来るとか。残った3人がこうして助けあっているのが何よりの救いである。

◎伊達市に避難していた別の叔母一家も原発とは圏外ギリギリの南相馬市の自宅にご帰還とか。帰宅理由はいつまでも親戚宅といえども迷惑をかけられないことと娘夫婦が教師とあって長らく学校を離れることもできないこと。もう一人は中学校長で学校が避難所となり責任を真っ当中と聞いて頭がさがる。

◎今日は丁度日曜日。安息の日。お風呂に浸かって溜まった疲れと垢を取っていただこう。良い一日を。

久しぶりに一曲行こうか。カッコイイよ。
♫ the floaters - float on ♫

2011年3月26日土曜日

震災備忘21  怒りのエネルギーは故郷の再生に

◎「どこに避難?ガソリンもないし…自主避難指示に(読売新聞)」「住民に判断“丸投げ” 屋内退避、一転自主避難(東京新聞)」昨日一日中気分を害していた素がこの件。菅総理の会見も同様、中身がどこを探しても、無い。やってるフリのホトホト呆れるホトトギス。

◎「水たまりの危険性把握していた…東電伝えず」。政府しかり東電の隠蔽体質はこれからドンドン晒されることになろう。アメリカの持っている情報もドンドン意図的にリークされる時期に来た。それが何を意味するのか、政府と東電、マスコミ、はては日本人に腹の括りを促している。そのフェーズに入ってきた。返す返すも初動対処の間違いに起因。

◎怒りのエネルギーは、吐き出すのも抑えるのも今のボクには大層な労力を費やす。昨夜は早めに爆睡、7時間は寝たろうか。どうやらその効果を感じる朝になった。スッキリ晴れの春の陽も今まで見る青空の美しさと質が違って見えるのも今の心理を映している。庭の木が左右上下に揺れて風が電線伝いに意地悪な音を鳴らす。

◎いつものように朝の電話をいわきの実家に。昨夜の避難話の影響か、無理に大丈夫の心理が電話から伝わる。突っ込んだ話を避け表面的な話題に終始。今は、ある意味善意はイジメにもなることを意識しておくことも肝要かと。まず聞くこと。受け止めること。日常を意識させるには、ここは無関心を装う関心に努めたい。

◎ここで自問自答を繰り返すと、慈善活動の中身について。2級の障害者手帳を持つ我が身は、善意と慈善を受ける側にほぼ歳の数ほど長らくいる。また先進国を主に海外渡航も多い体験から彼らの善意と慈善の意識と行動の質が日本人のそれとちと違うのも知った。どっちが良いとか悪いとかを語るつもりもないし、ただなぁ~るほどなぁと納得した(させられた)多くの事例で少しは見識が豊かになったのは事実である。

◎自分が長らく避けてきた情動は、憐憫を乞う言動と行動。ただでさえ黙っていても憐憫を乞う自分の動きや姿がある以上そこはどこかでバランスを取らにゃならん。それが自分を形成してきた全てかもしれない。音楽がそこで果たした役割はことのほか大きい。さらに音楽に纏わることで生活の糧としてきたことは人様以上に恵まれてきたとも言える。 

◎音楽は他のどの芸術にくらべて優っていることは、聴くものを主人公にしてくれる力が桁違いに大きい。それを身を持って知っている自分がやるべきことが改めて実感。いまはそれで忙しい。結果など自ずと知れよう。とにかく悩んでいる暇などありゃしない。55ゴズラ!違ったゴジラ55!ゴジラフクシマ、ゴジラフクシマ。訛ってなけらばコチラフクシマ、コチラフクシマ、元気で~す!福島は負けない!!テヤンデェ。ニャロメ。これでイイ。

2011年3月25日金曜日

震災備忘20 会見の分かりづらさ

◎自主避難を呼び掛け=原発20~30キロ圏、社会生活困難―枝野官房長官。「商業・物流に停滞が生じていて、屋内退避している人の生活を長期にわたり維持するのは困難な状況にある。こうした社会的要請から自主的に退避(避難)していただくことが望ましい」と述べ、圏内の住民に自主的な避難を呼び掛けた。また「放射線量が増大し、避難指示を出す可能性も否定できない」との見方を示した。(時事通信)

◎この会見、なんとも分かりにくい。社会的要請ってなんだ?などなどこの会見を巡って、またまた父子で議論。はては従兄弟達とギクシャクした一日になった。「原発の危険性が高まりましたので避難をしてください。」と何故言わない。ボクは本当に怒っている。一日も早く安全な場所へ避難させるべきである。30キロ圏どころではない危機である。ああ今日は心底怒り疲れた。ニャロメ。

震災備忘19 爺様の本音

◎トロロに会った。地震以来姿を消した。2週間ぶり。見るなり逃げた。ショック。呆然と立ち尽くす。いつものように「オイ!」とチッチッチの舌打ちがボクのあいさつを繰り返すとこっちを認識して寄ってきた。ず~っと怖い思いをしたのだろう。人好きのトロロが逃げるなど、トラウマか。あんなグウタラ鈍でもあの揺れと余震では野生が戻っても仕方がない。なぁ~たって野生こそサバイブ力だ。野生のトロロ。イイ名前だ。野良のトロロより数段好い。格上げ決定!

◎セパ同時開催ナイター制限。やっぱり逆立ちしてもそうなるよね。爺様、話せば分かりますよ。滝鼻さんだって基本は大の良識派だし。背負ってる重荷には同情するも英断に拍手!

◎昨日の病院は実に長かった。一日仕事で予定狂いまくり。お陰で久しぶりに友人の病院長と立ち話。今月いっぱいで定年とは。在籍中彼の手によるバイパス手術は叶わなかった。託すなら友人がいいもの。

◎感謝の辞について。先日花巻空港に飛来した米軍の輸送機が写っていても米軍とは言わないメディア。心なしか自衛隊へも同様に感じる。兵隊さんありがとうとは自粛気味なのか。

◎戦後アメリカの肝いりで牽引役を演じたテレビ、野球、原子力三つのエンジン。皮肉にも今回の地震で焼き付いた。

震災備忘18 日米安保実質的発動済み?

◎「米軍は日本支援続ける」=離脱の不安打ち消す―国防総省
時事通信 3月23日(水)8時13分配信【ワシントン時事】米国防総省のラパン副報道官は22日、東日本大震災での支援について「米軍は長年の友人である日本のために人道支援と救難支援を実施し続ける」と述べ、米軍が福島第1原発の放射能漏れによる被ばくを警戒して日本から離脱するのではないかとの不安を打ち消した。
 4月まで海軍横須賀基地で整備点検予定だった原子力空母「ジョージ・ワシントン」は21日に同基地を出港。日本を拠点にする第7艦隊旗艦ブルーリッジも長崎県沖で活動しており、米軍の支援活動縮小や抑止力低下を懸念する声が出ていた。

◎米艦隊が日本海へ逃げたとか、空母も逃げたとか囁かれていたが、イージス艦日本海配置は、対ロシア、北朝鮮はては中国まで牽制の措置。実際ロシアからの偵察飛行に対するスクランブルは増加している。既に火事場泥棒的監視行動に入っている日米安保発動と言える。自衛隊員10万余は集中して復旧活動に専念できる。

◎また宇宙衛星の動きも監視。中露はこの期に放射能戦時を想定した情報収集を逃すはずがない。米軍の動きは最高のノウハウになる。

◎在日アメリカ軍の家族約9千人の避難がほぼ終わった様子。横田は連日連夜大忙しだった。そろそろ日米連携プレイをハッキリ見せるタイミング。

◎福島原発真相情報がすこしづつ漏れ出してきた。推察したとおりやっぱり政府と東電の隠蔽は問題だ。今後責任が追求されるのは必至。いまはとやかく言うのは止してとにかく信用回復に全力を。まずは正直に発表を。

◎ルース大使が日本の閣僚よりもひと足お先に被災地お見舞い。本日やっと北沢防衛大臣が被災地入り。それにしても原発から20キロでは、説得力不足。安全だというなら原発までいかにゃあ。市民派出身の菅総理もここらでパフォーマンスは!このままではそれこそ宗主はアメリカに見えてしまう。

◎今日は朝から通院。新たに皮膚科が加わり朝の診察と相成った。皮膚科は2年前の手術の傷跡が痒さとジクジクがミックスしたため。いわゆる痛痒いという複雑なやつ。診察結果は乾燥性が発端。就寝中過剰に掻いたのが原因らしい。さて肝心の心臓は、BNP値が最悪。心臓機能が相当落ちている。正常値の6倍。どうりで疲れるわけだ。スタミナ切れが酷いもの。そのうえこの冷え込みが悪さしている。

◎沖縄の片倉さんより、大きなゴーヤが2本。ポーク缶が2缶。うす塩とは有り難い。そしてボンカレー。驚くことに、パッケージが30数年前とおんなじ。松山容子があのままで出ている。昭和のまま。聞けば沖縄だけのパッケージだそうな。

◎今夜東京への避難を両親に問う。答えは最後勧告まで待つと。まぁ分かっていたが正直困ったもんだ。気持分かるがこっちの気持も分かってくれって。正直心臓に良くない。

2011年3月23日水曜日

震災備忘17 命かけた防災無線は天使の声

◎今朝方いわきは震度5が2回。とっさに電話。オヤジの息使いからその大きさが分かる。東京でも不安増幅するに充分過ぎる揺れだった。このまま続くと高齢者にジワ~っと溜まっていくのが怖い。

◎水戸に避難した従兄弟一家が一時的に帰宅したさいパンとペットボトル10本を差し入れたそうな。菓子パンばかりでも母にとり味覚変化に大喜び。

◎345mlのペットボトルにお湯を入れタオルに包み腰に巻き背中に袈裟掛けしてカイロ切れを克服と。こういう時は知恵が出てくるもんだと自慢の母。エエねぇ。

◎金町浄水所の水汚染。ついに来た。案の定近所のコンビニは水切れ。沖縄の片倉さんへミネラルウォーター一箱を要請。片倉兵站部隊はとても頼もしい。感謝多謝。

◎東日本大震災 「早く逃げて」命かけた防災無線…南三陸 
先ほど、その遠藤未希さんの最後まで放送を続けたニュースをみました。「早く逃げてください」と何度も何度もアナウンスして使命感を真っ当したその声は、とても良い声ですね。とてもしっかりして凛々しいお嬢さんだと容易に想像できます。驚くほど直前まで乱れぬ声、冷静な対応。まさに大津波と戦う姿が見えてきて泣けて泣けて仕方がありません。そしていまも同様に原発で戦う人達がいます。忘れてはなりませんね。ありがとう遠藤さん。

◎明日も被災地は真冬の寒さです。明日は久しぶりに御茶ノ水へ。震災後初の遠出になります。今夜はこの辺で。

震災備忘16 爺様との付き合い方

◎今日はブルブル微動からバイブレーション強までいやな揺れかたの余震が妙に多い一日だった。まだまだ油断できず。

◎揺れは揺れでも野球界の揺れは救いようがないガタガタ。恥ずかしくて子供になんて言うのか?危機的状況だ。周りの超巨人ファンたちさえ怒っている。中には読売不買だと叫んでいる友人も出てきた。このままでは噴出することまちがいなし。

◎日本野球機構コミッショナーって一体必要あるの?やることが前向きと言うナベツネ爺様を誰一人説得できないの?不甲斐ない大人たちだ。このままならコミッショナーなど存在意味がないと断言できる。

◎選手会はズバリやりたくない!って言っているのに。新井会長の「野球が将来出来なくなる不安がある」とは凄いメッセージだろう。霞が関OBの加藤コミッショナーのオツムなら容易に分かるはず。

◎目先の金じゃぁないだろう。ナベツネ天皇の上意を守る頑張りなど意味が無い。いまこそ夢のある決断を多くが期待している。

◎爺様だって内心、身を呈して意見をいう人の登場を待っている。内心「どいつもこいつも」と思っているはず。ボクはときどきこの手を使うので手の内がよ~く分かる。師匠もこの手が十八番だった。だからこの爺様は嫌いではない。ある意味分り易い。

◎上手い方法がある。「ルエル・ドゥ・ドゥリエール西麻布」で特注のシフォンケーキを持参して懐柔籠絡を試みよ。それこそ渡辺恒雄の歴史そのものではないか。爺様が若かりし頃そうして上昇してきた過去を持つ。爺様扱いって怖がるだけではだめなのさ。それができる最適な人、実はいる。もうケーキを持ってトントンドアを叩いているかも。言っておくが特注でなければ意味が無い。

◎で、特注とは?テーマを添えて作ってもらうこと。メッセージを含んだテーマとユーモアそして教養がが要る。それはその人が考えてくれよう。ここ数日待ってみようか。その人?知~らない。

2011年3月22日火曜日

震災備忘15 大人の対応。

◎被災地は真冬の寒さとか。電話で母のカイロが底を付いた事を知る。寒がりで慢性疾患をもつ身として相当辛いはず。高齢者が気持だけで立ち向かうにも限度がある。無力感大。

◎放射能が海中に。何を今さらの感。要は今後想像できる範囲を想定して対策を含んだビジョンを早目早目に出されたし。数値もしかり段階的ガイド作りを。これだけ秩序を保ち自制の効く国民の実力を信じることが政府と関係者の番だ。それが大人の対応だろう。

◎こんなときに気の利いた言葉を発せない自分に少々苛立つ。まぁ吾輩の教養レベルなんてそんなものだと痛感。つまりいままでな~んも学んでいない。頭の悪さは仕方なし。本棚の数など意味もなし。こりゃ似非インテリを再度暴露だなぁ。自戒。

◎物資物流問題は確実に解消傾向。みんな一緒に頑張っている。新たな気持で立ち向かっている。期待ができる。誇りを持とう。

◎その後露呈するのは現金問題。特に地方の金融機関の混乱が気になる。現金を滞らせてはならぬ。それらを狙う不届き者にも要注意。そんな輩は厳罰懲罰。金の心配ご無用と強いメッセージを与野党一致で早く出したらいいのに、いや出せ!か。

◎ここ数日の拙者のボログを訪れた数の多さに驚く。数日間でひと月分にも相当。繰り返すがなんら気の利いた内容でもないし、訪問者のみなさまへは心苦しい。屈拝。

◎悲観的こと否定的なことは努めて書かないことと決めている。無闇に煽る側には回りたくもない。決めたことといえば自分の人生観に従うこと。しかし付き合わせることもしたくはなし。

◎自分ができることに終始すること。声をかける。祈りを捧げる。これが役目。15年前に発症したとき後15年と脅されも昨年無事15年を迎えた。あとはもうオプション。

◎順当ならサードオプションくらいはあろう。しかしオプション行使はその都度クリアせねばならぬ。今は粛々とクリアするべく役割を全うしたい。

◎福島出身の知人を思い出し電話。東京に避難してきたご両親が実家に戻りたいと昨日白河まで送り届け今も白河で片付けと補強に精を出している模様。

◎沖縄の片倉さんに、ゴーヤとポーク缶を無心。数日以内にゴーヤチャンプルに有りつけそう。あの渋味が味わえるとは有り難い!人生の渋味は渋柿ではないゴーヤやビールのような旨みだと心から思う。ホント。

2011年3月21日月曜日

震災備忘14 被災地のお萩

◎いわきの母は、今日はお彼岸のお萩を作ったそうだ。餡なしで、きなこのみ。お彼岸だから作らなくてどうするの!と。祖父祖母の仏壇へ。

◎父は重装備で雨の中本家の叔父叔母へお萩を届ける役。オイオイだが強い役割を感じてのことと理解。仕様がねぇなぁ。

◎毎日公式発表の放射能数値をメモする父。確実に増えていると。口には出ないが心底不安だろう。こっちは電話で声をかけ続け支えること。

◎抑えている憤りがセ・リーグ開幕問題に向けられる。パ・リーグは本日自粛内容を発表。選手会もセパ同一開幕を主張。セのお偉方にはホトホト呆れる。政治同様戦後の膿を象徴している。

◎佐藤福島県知事。避難所での被災者との問答。言葉遣いに謙虚さの欠如を感じる。誰も貴方を責めていないよ、頼んでいるのだ。一緒に頑張ろうとなぜ発信できない。貴方だけが頑張っているわけではないのだ。過去の雪印の社長の「こっちも寝てない」を思い出す。悔しいなぁ。

◎枝野長官の成長ぶりに少し信頼度を覚える。変化と成長は若さの証。そして現場は若さがモノを言う。期待しよう。

◎会見する側の雰囲気が特に大事か痛感。雰囲気を持っていない人はご辞退願いたい。特に東電。経営陣は負の雰囲気しかない。副社長は酷い。今後の人選に気をつけて欲しい。ところで清水社長、その後一向に出てきませんが。これだけ社風が見えてしまった以上死に物狂いで信用回復を。そしてみずほ銀行のトップもしかり。言葉を知らない。根底に何故オレが?が透けて見える。何故トップなのかが分かっていない。日本のトップたちエリートたちのこの低鱈苦ぶり。悔しいなぁ。 

◎沖縄に着いた片倉さんから。「被災地を考えるに、ダラダラと暑い場所で過ごすのには抵抗があります。同時に、羽田まではあらゆる場所で「節電」を感じて一体感をありがたく思ってきたものの、那覇へ降りた瞬間から危機感のない光景ばかりがやたら目に飛び込み憂鬱になります。客待ちの運転手はエンジンを掛けっぱなしで外でゆんたく(おしゃべり)もまたしかり。しかしこれは基地問題の立場の逆転といえますね」。

◎やっと寝汗が引いた。長いカゼとの戦いそろそろ…かな?被災地はどこも底冷えの寒さとか。

震災備忘13 NBC防御装備戦車出動へ

◎石巻で80歳のお祖母さんと16歳のお孫さん9日ぶり救出。一番明るいニュースに日本中の力が蘇生したはず。

◎原発沈静化を日本の勝利とCNN。NBC防御システム装備の74式戦車2大導入。N:放射能。B:生物細菌。C:化学(毒ガス)。被災地今日は雨。予断は許されず。

◎NHKスペシャル「危機を乗り越えるために~東北関東大震災から10日~」よくまとまっていたが、正直2部は辛かった。物事には与える者と与えられる者がいるが今のボクの心は与えられる者被災地にある。心情を察するに被災地の人が見るには忍び難いものだ。実家に電話したら、幸いかな両親は番組をパスしていた。さすがに勘が良い。今夜は見猿聞か猿言わ猿が良い。 

◎思えば、ボクは地震の4日前にいわきの実家にいた。いままでと違ったことは、オヤジが意味深に、大事な書類の山にして仔細に説明をしたこと。引き継ぐべきことの多さに驚いた。今思うと…?

◎川俣産原乳が汚染された話で思い浮かべたのは、原発から60キロ離れた福島市の放射能の高さが以上に高い理由は、福浪間の川俣街道か。風の流れはこの狭い峡谷を辿って放射能が飛んだのでは?この福浪間はとにかく景勝。お気に入りコース。 

◎赤坂豊川稲荷の桜が開花したとか。ことしは東京の開花予定は29日。豊川稲荷はいつも早いがことしはやけに早い。

◎チーム内にもう一人被災地避難所生活者がいた。実家が長野とあって失念。藤木さんに申し訳ないことをした。まさに地震列島の感強し。http://www.hinet.bosai.go.jp/

◎続不思議なこと。TVが映るようになった。情報収集量が格段アップ。

◎20日現在死者不明者2万1784千人。避難者35万88人。避難箇所2130箇所。

2011年3月20日日曜日

震災備忘12 発せよ廃炉宣言!

◎いわき市が全15万人に安定ヨウ素剤を配布「高い濃度に備えた」と渡辺いわき市市長。放射性物質漏れで高まった市民の不安を抑えるため、備蓄していた安定ヨウ素剤を対象の全15万人に配布している。

◎この決断は良いことだ。今こそ決断と行動、強いメッセージを出すことだ。渡辺市長その調子でどうか故郷保全を頼みます。

◎第1フェーズは冷却水の確保。第2フェーズでは燃料棒取り出し。その後に石棺化、これが第3フェーズ。今は第1フェーズ。ここで発すべき政府と東電の強いメッセージこそ、廃炉宣言!確実に明日へ向けた再出発の一歩となる。新生日本へのメッセージを期待したい。

◎大阪の親友からヤマト宅急便が。食料がたんとたんと。これで1週間は持つ。ポークビーンズ、クラムチャウダーの缶詰まですべてが好みの物。長い間の親交の証をこうして確認。泣けてくる。

◎今夜の最終便で沖縄入りの片倉さんよりこれまた宅急便。本陣を守る陣中見舞いのビールが届く。これは酒というより血の巡りを促す薬。

◎時同じく毛利さんより電話。ほんまに酒の匂いに鼻が利く。スゲー。連休で名古屋のご両親のお見舞いに。ウソでしょうと悪態をつく。必死に否定の毛利さん。冗談だって。

◎クリニックを閉め治療活動で激務の娘がいる福島に見舞いに行った従兄弟夫婦はいまだ戻らず。これを巡り残された叔父叔母は「残して逃げた!」「嫁の尻に敷かれて…」と嘆いているとか。地域の全開業医が閉めていてはどうやら医師会決定とも。事情があれども帰宅後一悶着がありそうだ。ことは厄介だ。

震災備忘12 被災地格差

◎福島市で建築業を営む親友宅に電話。9ヶ月の妊婦の娘を大層憂慮。避難しようにもできぬ苛立ち。屋内退避も限界。3人の孫を屋内に留める難しさを頻りに嘆く。風評にも憤り。福島産農産物は全部戻ってくる。資材も入らず。ガソリンもない。「東京の電気は福島が引き受けてそしてこの仕打?」んんん確かに…。
 
◎実家のいわき市。余震依然続く。物流が途絶え日毎に孤立化。物資不足が限界。茨城県境でトラックが引き返すとか。宮城・岩手の物流回復との格差が表面化。福島へも救いの手を! 

◎東京消防庁隊員の会見。強い放射能に晒され作業を敢行。隊員たちの勇気に目が潤む。会見内容が実に明解。やはり事件は現場で起こっている。現場は強い。日本はこうした無名の人たちに支えられている。日本のエリートがいかに非力か否応なしに浮き彫りに。

◎放水効果、数値的に一応の評価。放水と外部電源で継続化した冷却で制御確保を。

◎セ・リーグ開幕29日に。たった4日遅らせただけ。コミッショナーとは名ばかり。なんのための日本プロ野球機構?セ・リーグ事務局は不可解いや不快だ。セパ同時なぜ一つになれぬ?いまは「ひとつ」「一緒」がキーワードだというのに。その象徴の道をなぜ選ばぬ!

◎体調は少々だるい。まだカゼが抜き切れていない模様。

2011年3月19日土曜日

震災備忘11 慌ただしい土曜の午後

◎一夜明け着信記録多し。気づかず熟睡。疲労蓄積?

◎実家に定期業務連絡。小さな余震が断続的に増えていると不安が増す。叔母がぎっくり腰再発。水は再び父の自転車で。役目を少し楽しんでいる節がある親父の声。男はいつでも現役でいたいもの。その精神を我に注入。

◎片倉さん明日の沖縄出発前に今夜巡回に立ち寄るという。

◎志津香さんこれより離京。安全な長崎から後方参戦表明。力強い。

◎本日米太平洋軍ウィラード司令官来日。自衛隊トップと会談。昨日決定した対核兵器/対化学兵器用専門訓練を受けた450人の兵員派遣について今後を協議。連携が強化される。問題は言葉の壁。優秀な通訳がいても訓練は受けていない。現場での全権を委ねる覚悟も要る。とにかくも期待しよう。間違いなく希望につながる。

◎海外メディアに国民性が出ている。米英に親和。仏独は?エゴを感じる。海外メディアとてこの状態で情報収集に限度がある。彼らの基本は、まず万が一から始まっている。日本のメディアの万が一感は、彼らの半分にも及ばず。イメージとリアルを繋ぐものを改めて考える。

◎会見官製情報以外に頼らず日本メディアの取材力、分析力、発信力の底力を見せて欲しい。

◎谷垣自民党総裁入閣要請拒否。菅総理独断的行動強く党内指示は弱いのでは?裁量権が不透明なら尚さら。

2011年3月18日金曜日

震災備忘10 不思議なこと。

震災7日目。一週間が過ぎた。

◎アメリカ人は、アメリカ政府のチャーター機で無料でソウルか台北まで避難ができる。在日大使館のホームページに書かれている。しかしそれを選んだボクの周りのアメリカ人は誰一人いない。皆無。

◎行きつけのローソンで。中国人バイトの可クンがレジを終えた後、「明日から帰ります」とすまなさそうに言う。わざわざ入り口まで来てドアを開けて別れを惜しむ。握手をしたら「また帰ってきます」と。可クン謝謝。

◎NYタイムズによると、日本政府の杓子定規と融通の利かなさを言及。米軍飛行許可を取るのに四苦八苦。いづれも最新鋭の熱感知撮影とガイガーカウンターを装備した飛行体の原子炉上空の観察飛行許可を取るのに数日を費やしたと。真偽を知る由もないが、そうかもしれない。なら時間を相当無駄にした。

◎セ・リーグ開幕予定とおり?耳を疑う。パは被災地だ。逆立ちしてもこの愚行理解できず。読売にますます嫌悪。原発誘導の主役の読売・日テレが果たした過去を思い出す。

◎ウクライナの姉様夫婦から;『テレビで放映される(今、NHKが無料で見られる)惨状に、何もできないでいるもどかしさと無力感に襲われながらも、こちらの人々から寄せられる憂慮と励ましの言葉に「前に進まなきゃ・・」と勇気づけられています。』
さらにキエフ在住の邦人たちは、日曜日革命広場前で「緊急『日本がんばれ』の集い」を開くそうだ。歌も歌うとか。その模様のビデオを日本のメディアなどに送ろうとも。みんな頑張っている。嬉しいことだ。

◎シスコ出張中の知人から;先程サンフランシスコに着き、夕食の前に少し散歩でもと外に出ました。Apple Storeの前で必要なものがあったことを思い出し、買い物をしてレジに行きました。レジの若い男性が、どこから来たのかと聞くので、「東京」と答えるとみるみるうちに涙目になり家族は大丈夫か、知り合いに犠牲者はいないかと聞いてきました。私の周りはみんな大丈夫だと答えると、「それは良かった。何を言っていいのかわからないけど、みんな日本のことを思っています」と言い、精算が終わると店の外まで一緒に出てきて、「もし寄付以外にできることがあれば、いつでも連絡してください」と言って私の手を固く握りしめました。私も胸が熱くなり「Thank you」とだけ言って、結局夕食もとらずにホテルに戻ってきてしまいました。すべての人が同じではないとわかっていても、このような若者が海外にいることを日本の政府、特に総理に伝えることができたら、と思いました。

◎3月31日予定のイベントを延期決定。いろいろ検討結果。主催者は安全を優先!この原則は曲げられない。

◎コンビニ調達は、限りがある。手に入るのは、大体甘いものばかり。糖尿病悪化?しかねぬ。参った。

◎実家の飲料水、数日分は確保とか。今夜のNHKはいわき市の孤立化が報じた。深刻な事態だ。これからがますます厳しい状況を予想。長丁場の厳しさを懸念。この狭い家への避難を勧めてみようか。その前に大掃除だなぁ。

◎不思議なこと。発表を鵜呑みという前提で。放射能漏れの数値が意外に高くならない。あの程度の消化作業で???が続く。一体何が起こっているのか。信じられないような大きな力のなせる…?とにかく不思議だ。

◎無力なボクラにできること。ただただ祈るのみ。歯がゆいもののこれしかできぬ。とにかく祈ろう。届いて欲しい。

震災備忘9 戦時下宣言を! 敵は原子炉。勝たねばならぬ!!

◎政府とメディアに要望。今は戦時下と宣言しては。敵は原子炉。原子炉に勝たねばならぬ。戦いなら負けるわけには行かない。

◎叡智と勇気を万全にするためには指示の一元化情報の一元化を。兵站確保。適宜規制も要る。ときに超法規も。そして日米同盟の有効化を信じよう。勝つために沽券も要らぬ。

◎蓮舫大臣へ。現場視察など不必要。そんなこと想像力を駆使するレベル。余計な動きを慎み傾注すべきことは他にたくさんある。

◎知人のtwitterフォロワーのリツイート; ”妻が昨日ポツリと言った 一言が耳から離れない。 「何で被災地では分け合ってるのに 東京では取りあってるんだろう」 東京は何をしてるんだろう。”

◎実家また断水とか。午後飲料水用の水確保に浄水場に叔母のクルマで3人一緒に行動。安心。とにかく一緒に力を合わせて。

震災備忘8 原発危機は米軍の戦術核部隊の指揮下に?

◎玄関先のこぶしの花が最上部から順に春を謳歌している。卵形の花が美しい。自然は粛々と森羅万象に従いそれぞれの役を果たしている。強靭だなぁ。

◎正午過ぎ2日ぶりに外出。ATMと食糧確保最優先。満足良くレベルではないがどうにか1日分を確保。ついでに缶ビール、モルツを1本。

◎コンビニ製でも久しぶりにご飯を口に。生きた心地を実感。やっぱり米だねぇ。10日ぶりのビールも美味い。リラックス回帰。タイミングよく毛利さんから電話。さすが酔友。酒の匂いを嗅ぎつける。人が聞いたら人格を疑われそうな話題で盛り上がる。おバカコンビじゃ仕方がないも~ん。

◎沖縄県庁の古我知さんより電話。予定通りなら本日沖縄入りだが、沖縄国際アジア音楽祭の中止を再度ご丁寧に深謝される。ご厚意溢れる打診と言葉の数々に不覚にも声を詰まらす。有難うございます。

◎今日の電話はいずれもスムーズに一発で繋がる。電話の向こうが妙に明るい。理由は水道復帰。これでオヤジが水汲みに出ることもなし。ただし温水器は故障とか。風呂はまだまだかぁ。

◎電話といい水道といいインフラが次第に回復。同時に情報が一気に増す。母の明るい声が次第に張りを失う。遠い縁者や友人知人の訃報が一気になだれ込んでいる様子。悲しみと落胆ぶりに返す言葉は押し出す以外になかなか出てこず。

◎原発危機は、もう最悪を想定するしかあるまい。それが危機管理というもの。妊婦と子供を最優先としまずは疎開すべし。当然西が好い。躊躇せずにお逃げなさい。事務局の志津香さんが一旦ご実家に避難を決定。それが好い。一安心。

◎地震後ドイツに戻った友人からメール。ジャーナリストとして留まるべきだったと呵責の念と闘っている様子。真面目。

◎さて原発。TVに出ている専門家を軍事専門家まで広げるべき。核戦争下を想定した戦いの練度と放射能防御装備は米軍に敵うものはない。放射能を浴びても長時間戦闘能力を保てる防護服と重装備の負担に耐える体力と精神力を有する戦闘員。豊富な無人機器。当然日米間で作戦立案中と思いますが。明日以降何らかのアクションがあるのでは?期待したい。

2011年3月17日木曜日

震災備忘7 アナ原と会見は結果から簡潔に

◎起床で直ぐやることは、睡眠性無呼吸症候群のマウスピースをとり、発声練習して後実家への電話。じつにスムーズに繋がる。無事を確認。地域全店は閉ざされたままとか。確保した食料を超倹約して食い繋ぐとか。相変わらずしっかりしている。

◎マスクをとって洗顔。鏡を覗くと、まぁ酷い!寝起き以前に長らくカゼのうえにこの新郎いや心労だものヤツれないほうがおかしいんじゃないの。地がもともと良いのだからチャンとせにゃぁ。久しぶりにシェーバーを回す。男の嗜み。んん~いい感じ。いいよケンちゃん!

◎ヘリコプターからの水の放水。画像なしの音声だけのTVだけでもパイロットの奮闘振りが伝わってくる。勇気ある行動と彼らの使命感に感情がまたまた騒ぐ。屈拝。ありがとう。

◎音声だけのニュースで気がつくこと。日本語は悠長過ぎる。この事態にはとても不向きだ。まず結論をさきに述べよ!聞き方次第では、過去のことを今と勘違いするハメとなる。???アレアレアレと。うちの母など間違いなく混乱する。

◎現況での心理状態を鑑み視聴者のリテラシーを考慮してアナ原を書くべきだろう。東電の会見などまどろっこしいし卑屈過ぎる丁寧語はまさに中身の無さの誤魔化しか?という感情にますます火を注ぎかねない。

◎こんなときこそ報じる側と会見する側はもっと簡潔を肝に銘じて欲しい。まぁボクにも言える。きょうも毅然と!

◎昨夜の菅総理と笹森清内閣顧問の会談の内容を笹森氏が記者たちに語った内容など、立場上いま言う内容なのか?報じないメディアの多さに配慮を感じた。

震災備忘6 日本の原発についてのお知らせ;英国大使館

◎ボクも含め周りでは、避難するか否や、やるか否やなどなど結論を迫られる状況に追われました。

◎福島の実家に電話で知った新たな事態。隣接する叔父一家5人が従兄弟の説得で茨城に急遽避難。これにより本家の叔父と叔母、そして両親の4人が残されたことになります。避難した予科練叔父から誘われたものの居残ることを選択した父母。

◎彼らの間にある種の惜別感が漂ったことは容易に分かります。ここはふたりの力を信じ適宜電話をすることが目下ボクにできること。しかしなんとも歯がゆいことしきり。

◎ニュースでは、明日早朝より機動隊の放水車で冷却と。機動隊員10人の今夜の心境と覚悟を思うと、へこたれるわけには行きません。必死の覚悟で不眠不休で頑張る人たちがあの現場に留まりまた明日突入する人たちがいる。感謝の念と無事の祈りを捧げ成功を信じよう。大きな力を込めて精気を注入してお祈りを続けよう。

◎日本の原発についてのお知らせ;英国大使館 
元: Paul Atkinson 2011年3月15日6時55分 http://www.facebook.com/notes/paul-atkinson/japan-nuclear-update-british-embassy/10150111611771235
##ポールさんのメモを翻訳してから本人が原文に3カ所を修正しました。文中に示します。トム さきほど東京の英国大使館の会見から戻ってきました。日本の原発の現状についてでした。英国政府主席科学顧問(Chief Scientific Adviser)ジョン・ベディントン (Sir John Beddington)が代弁者をつとめ、数名の原子力発電の専門家も同席しました。日本の現状について、彼らの状況判断は下記の通り: ●比較的悪い場合(1個の原子炉の完全メルトダウンとそれに基づく放射性爆発の場合)、避難エリアの30キロ(訂正前:50キロ)は人の健康の安全を守るために十分な距離でしょう。もっと最悪な状況でも、(2個以上の原子炉がメルトダウンする場合)1つの原子炉のメルトダウンのときと比べ、被害にさほど変わりはないでしょう。 ●現状の20キロ退避指示区は現状の放射能レベルにたいして適切な範囲でしょう。このまま炉心への海水注入を続くことができれば、大きな事件を防ぐことができるでしょう。これからさらなる地震と津波が起きた場合、海水注入ができなくなる可能があり、その場合上記のメルトダウンが起こる可能性があるでしょう。 ●基本的に、専門家は東京住人の健康への悪影響はありませんと予想してる。健康に悪影響を起こすために現状の放射能の何百倍のレベルが必要。専門家はそのような状況にはならないと言う。(しかも、専門家は妊婦や子供へ影響するほどの放射能を基準にしていた。健康な大人にとってはさらに放射能のレベルが高くならないと影響はないという。) ●専門家は風向きは関係ないと言う。東京は現場から十分離れてるので、影響はないでしょう。 海水注入を続けることができ、原子炉を冷えることができれば、状態は大きく上向くでしょう。 (訂正前●海水注入を続けることができれば、原子炉が冷え、10日間後に状態は大きく上向くでしょう。) ●日本政府からの情報は複数の独立した団体によりモニタリングされつづけ、放射能のレベルに関しての情報は的確と判断されてる。 ●チェルノブイリとは全く別な状況です。チェルノブイリの場合、原子炉が完全メルトダウンし、手を付けずに何週間も燃え続けた。チェルノブイリでさえ、30キロ(訂正前:50キロ)に避難ゾーンがもしできたら、十分に人の健康を守ることはできたでしょう。チェルノブイリの場合、事件から何年も後まで現地の食料や水に含まれた放射能は一切モニタリングされなかったと、危険性についての情報も全く知らせなかったせい、汚された食品、麦、牛乳や水などを食べ続けた現地の人々が病気になった。事実は隠されたチェルノブイリの事件とくらべ、今回の非常に開かれた福島の事件もその意味でも大きく異なるでしょう。 ●ブリティシュスクールの学長が、休校をつづけるべきかどうかを尋ねた。専門家の答えは、放射能に関する恐れのためならば休校は必要ない。余震や建物の状態などに関する理由はありえるかもしれないですが、科学的に放射能の恐れは 子供にとっても全くありません。 ●ヨード剤の補充に関して、専門家はヨード剤は現場で放射能を体内に吸収した場合や汚れた食料を食べた場合だけ必要と説明した。それに、ヨード剤の長期的利用は健康によくないと話した。 会見は驚くほどフランクで正確でした。専門家の判断によれば、原発からの放射能の恐れよりも、地震と津波からの被害はもっと大きな問題でしょう。 専門家の判断を信じましょう! (荒い翻訳を許しください。間違えなどが見つかった場合、連絡ください。トム)
作成:: Tom Vincent

2011年3月16日水曜日

震災備忘5

◎昨日、福島では屋内退避が20キロ以上に拡大され30キロ圏内に及んだ。遂に実家も対象に。不安が募る。

◎5日目にして実家への電話は2度のいずれもスムーズ。老いた両親は、実に腹が座っていた。流石。

◎避難して生き延びてもこの歳ならここでもどこでもおんなじだと笑う。老いた叔父叔母たちもみな同様に笑って避難はしないと決めたと言う。とは言っても…

◎そういえば曾祖母さんの空襲の時の話を思い出した。
「逃げても艦載機から撃たれんの分かってっぺ、だったら家でじっとすっぺって」。それで免れた。まぁ放射能は話が別だけど。

◎近所でクリニックを開いている従兄弟は、女医の娘が配属先の病院で倒れたという。不眠不休の対応の無理がたたったのは言うまでもない。

◎片倉さんのご両親の無事が遂に確認。5日間じっと感情を抑え忍び生還を信じた彼の強い気持が通じたのだろう。見習うべきかと。昨日最大の朗報。スタッフ間で残るは板垣さんの大船渡在住の縁者だけ。無事を祈ろう。

◎今週の約束は全部キャンセル。内心ホッと。そういえばカゼ引いていたんだった。忘れておった。で、一気に疲れが噴出。夕方から爆睡。

◎新宿区は、都庁のせいか停電とは無縁のようだ。悪い気がする。節電でバランス。都庁といえば、石原4選に向け出馬とか。天罰発言も、この人相変わらず、バッカだねぇ~。

◎今回情報収集でネットを彷徨ったが、twitterがいかに吐き出しメディアとなっているかに疑問を覚える。お気軽がそうさせるのか?とにかく汚れてしまった感がある。しばらくtwitterから遠ざかろう。

◎あっちこちから安否確認メールが入っている。ありがたい。

◎シスコから日本人の冷静さと秩序ある社会を賞賛しているが、いい気になっちゃいけません。スーパーやコンビニで必要以上の買い占め。いくつもの買い物カゴと多量の買い物品に精算が遅くなるのが当たり前。それでレジのお嬢ちゃんらへの横柄な態度とあっては何様だぁ!実はこれ、日本人の隠された本性だと思う。大体山のようなカップ麺や弁当が大体要るのかねぇ?それらは被災地へ回すべきもの。買い占め行為が被災地用品のインタセプトに等しいことだとイメージして欲しい。ニャロメ。

◎原発の放射能漏れはますますナーバス度を刺激する。下町に住む英国人の友人曰く彼の周囲の外人たちはほとんど東京から逃げ出したとのこと。ユーは?と問うと、大好きな日本人たちの一緒のほうが好いってとは、オイ!エド、泣かせるぜ!江戸っ子だってねぇ~?

◎これも泣かせる。Japan we are with you....大支

2011年3月14日月曜日

震災備忘4

◎枕元の携帯ブーブーで起こされた。電話の主は、従兄弟から。夕方あたりに出向いてくれそうな。いろいろ助かる。
 
◎時計を見たら寝足りない。仮眠程度の時間なり。まぁ時間を無駄にするなというわけで起床。お気に入りの泥水のような色合いのコーヒーを調合。この苦さで一気に蘇生。

◎昨夜から最注視の原発。限られたケンズ・ネットワークで情報収集。とても良い方向へ向かっているとも思えず・・・ンンンと思っていた矢先、3号機の爆発が。悪い予感が当たるほど虚しいものはない。良いことばかり考えるパワーで押しきれたものかもと後悔する。

◎お昼頃。ようやく実家に3回目の電話が繋がる。母一人の様子。父はこういう時妙に張り切る。航空士官学校出の血が騒ぐのだろうか予科練出の叔父を従え買出しに出たという。一人実家に残された母の心細さ切々と伝わる。

◎小1時間して再度実家に電話。幸運にも繋がる。父帰る。さっきの母の様子を伝え慎重な行動を要請。でも分からんなぁ。返事だけだろう。困ったもんだ。叔父はもっと輪をかけた人。「兄貴いくべぇ!」「おぅ行くベぇか」的コンビだもんな。ボクのかなには同じ血が・・・

◎片倉さんのご実家の状況が未だ不明。同マンション住人のtwitterを発見したそうだ。その方によれば倒壊せずにあるものの部屋間階間が移動もできぬほどの状況らしい。ますます心配が募る。電話で心の揺らぎさえ感じさせない片倉さんは気丈な人だ。

◎会見、文句の矛先を政府に向けたくなるも、ここは専門家と必死で作業に当たる人たちへ感謝のエネルギーを送ろう。政府へ過大な期待を求めることより日本人の素養を信じ自らの力を信じお互い補いあい国難に取り組むと思うべし。こういう時にこそ正のエネルギーを発信せねば。

◎実際各会見は、する側も要領を得てきて適材を揃えてきて分かりやすくなった。会見は世界中が注視することをお忘れなく。

◎夕方、従兄弟がママチャリで到着。大泉学園~東麻布~若松町~高田馬場を巡回して大泉まで帰宅するとか、おおよそ走行距離は25キロから30キロくらいになろうか。ママチャリでは難儀であろうに。

◎仙台空港勤務の級友から携帯メール受信。やっと4日目で安否確認。>「なんとか残りました。ただ地獄を見た。生きてます。車も会社も流されましたが」“残りました”に目が潤む。

◎阪神大震災体験者の岩田くんより「術後の厳しさと闘っています」と骨髄腫瘍の手術から1週間の報告あり。骨盤を切って開いて患部を削ったとあればなおさら。落ち着いてからお見舞いに。

◎沖縄県の担当者より沖縄国際アジア音楽祭中止の報を受ける。本日航空券を受け取った矢先のタイミング。順当な結論かと思う。

◎一方我々は3月31日のイベント開催の是否をここ数日で決めなくては。ボクは粛々と遂行すべきと思っているがまずは各スタッフの意見を聞かねば。最悪のシミレーションは志津香さんとタッグで試案作りに。敢行案は藤木さん中心に試案作成を要請。

◎コンビニへ買出し。なぁ~もない。陳列棚の照明は消え、店内の蛍光灯もまばら点灯。エエゾ。若い小林店長大忙し。バイト君たちも素晴らしい。欲しい物はないが、お萩を発見。他にシチュウルウ、のど飴、スタック菓子類を。自宅には玉ねぎ、じゃが芋、さつま芋、大和芋、乾麺、缶詰、即席スープ、おつまみ類はあるのでどうにかなろう。それにしても芋類が多い、ガハハハハ。スタッフによれば、搬入の車を見てドカッとやってきてドサッと買っていくパタ~ンが多いそうな。後の人たちを考えて欲しいもんだ。

◎大阪の大西さんより、ニッポン、捨てたもんじゃないぞのメールあり。以下のリンクで力を!
じっさい今日の疲れが吹っ飛びました。
http://prayforjapan.jp/tweet.html

◎不眠不休の現場で頑張るみなさんに感謝多謝。ありがとうございます。

震災備忘3

原発危機、3月12日、この日の早朝から5時間がターニングポイントだったと思います。
タラレバですが、最高司令官が現場視察など、普段なら考えられません。
さらに教訓を生かせぬ体質とは?

3月12日(土)首相動静 (時事通信)

■午前5時31分、執務室を出て、内閣危機管理センターへ。
■午前6時8分、同センターを出て官邸エントランスで大地震を受けたコメント発表。
同14分、陸上自衛隊ヘリコプターで官邸屋上へリポート発。班目春樹原子力安全委員会委員長、寺田学首相補佐官同行。
■午前7時11分、福島県大熊町の東京電力福島第1原子力発電所着。
同19分、重要免震棟へ。
同23分、東京電力副社長の武藤栄原子力・立地本部長による説明。池田元久経済産業副大臣同席。
■午前7時47分、武藤本部長による説明終了。
同49分、重要免震棟を出て、同8時4分、陸自ヘリで福島第1原発発。
■午前8時29分、仙台市の陸上自衛隊霞目駐屯地着。
同35分、陸自ヘリで同駐屯地発。宮城県沿岸部の被災地を上空から視察。
同9時14分、同駐屯地着。
同17分、陸自ヘリで同駐屯地発。
■午前10時47分、官邸屋上ヘリポート着。
同50分、執務室へ。

■午前11時13分から同34分まで、海江田万里経済産業相。
同35分、執務室を出て大会議室へ。
同36分から午後0時18分まで、緊急災害対策本部および原子力災害対策本部。
同20分、同室を出て執務室へ。
■午後0時42分から同55分まで、民主党の仙谷由人代表代行、岡田克也幹事長。
■午後2時59分、執務室を出て大会議室へ。
同3時1分から同4時3分まで、与野党党首会談。
同4分、大会議室を出て執務室へ。
■午後4時59分から同5時25分まで、玄葉光一郎国家戦略担当相。
■午後6時44分、海江田経産相、福山哲郎官房副長官、細野豪志、寺田、芝博一各首相補佐官が入った。
同49分、松本龍防災担当相が加わった。
同53分、松本氏が出た。
同58分、寺田、芝両氏が出た。
同8時10分、福山、細野両氏が出た。
同29分、海江田氏が出た。
同30分、執務室を出て、
同31分、記者会見室へ。
同32分から同41分まで、記者会見。
同42分、記者会見室を出て執務室へ。
■午後9時33分、執務室を出て大会議室へ。
同34分から同10時19分まで、緊急災害対策本部および原子力災害対策本部。
同22分、同室を出て執務室へ。
同29分、玄葉国家戦略担当相、細野首相補佐官が入った。
■午後10時45分、玄葉氏が出た。
■午後11時1分、細野氏が出た。

教訓が生きぬとはつくづく…組織の問題は人災と言われても仕方がない
チリ地震が警鐘 原発冷却水確保できぬ恐れ

節電ポスター

こんな時間にパソコンいじっていたんじゃあ非国民なのですがぁ~
なかなか寝付けませんので。

節電ポスター

ついに計画停電です。

2011年3月13日日曜日

震災備忘2

さきほど叔母夫婦の無事を確認。
原発から50キロ離れた梁川の娘婿の姉宅に避難した模様。
これで縁戚関係すべての安全が確認できた。
即在京縁者すべてに情報提供。メールは便利。

余震は今後も油断できないが、気になるのが原発。

現場努力は想像を絶するものがあるだろう。
いかなる感情を抑えて、現場で必死に対応を続ける専門家たち彼らの優秀さをまず信じること。
そして効率よい指揮系統を確保すること。

特に原発は門外漢ゆえ、うかつな発言は避けたいが、
政府と保安院の記者会見は、正直信頼に乏しい内容で不安が募る。
官邸、政府内のカオスがよく出ている。
有効情報の選別と対応策を構築する知識と判断そして決定まで現場感覚に長けた人の実質的陣頭指揮が望まれる。

いまボクの定点情報収集先は、テレビはTBS。
メディアへの注文はいろいろあれど。
会見への疑問も当初よりハッキリしていて日毎報道人としての肝が座りだした感が安心を覚える。
キャスター、アナウンサーらの口調やトーン、被災地へのインタビューにも気遣いも感じられる。
さらに地元局の出番も多く被災地出身としては、その姿勢が嬉しい。
他局は妙に張り切り過ぎて被災地の心への配慮が足りない気がして時に不快を覚える。

2011年3月12日土曜日

備忘

◎地震後ほぼ1日が過ぎた頃、ようやく2回目の電話が実家につながった。
矢継ぎ早な口調とトーンから難儀の様子が手に通るように分かる。
塀が崩れる石の音が耳から離れないという母。心理ストレス化が気にかかる。
オヤジは買出しで留守。
両親の世代は、戦争に加え人生2度もこうした体験を味わうとは忘れてはいけない。

◎南相馬市の叔母夫婦の安否が依然分からず。
従兄弟も確認取れず。

◎片倉さんのご両親は、仙台の津波被害地区に実家がある。
同様に確認取れない様子。父上はあの時間いつものように海へ向かって散歩に出るのが日課だという。
心配だ。

◎仙台空港勤務の級友も依然気がかり。

◎気になる福島第一原発。うかつな発言を控えていたが、やはり最悪のシナリオが潜行していた訳か。
とやかく言うより、覚悟を決め命を掛けて拡散防止に取り組む自衛隊員たち東電スタッフほか関係者の仕事の成功を祈ろう。こうして犠牲的必死の作業を続けている人たちがたくさんいる。屈拝感謝。

被災地復興と日本復興

今の時間になって各国から続々安否確認のメールが入ってきます。
なかには意外な人から思いもよらぬ言葉も頂き胸が熱くなります。

どうやら海外メディの方が感覚的に現実の凄さを切り取って報道している気がします。一夜明けたら続々刺激的な報道がされるのでしょうが、今夜は冷え込む被災地の中、耐え忍ぶ人たちを思うとどうにも感情を御し得ません。

こんなときに不謹慎ですが、広範囲でかつ甚大な被災地の復興資金も膨大になるでしょう。その資金の多くは今後海外から膨大な円資金の還流として入ってきます。従い今後ますます円高傾向が強くなります。なれば70円台は確実。追い剥ぎにあったと思うか思わないかは、政権の舵取り次第です。なにもかも多方面にわたり日本にとって厳しくなるのは事実。しかしこの一糸乱れず秩序を保つ日本人の意識に勇気の還付を受けている気がします。ここに復興への決意として見えて見えて仕方がありません。そう感じるのは僕一人ではないはず。少なくともボクはそのつもりで臨みます。

余震に注意

うちの古いTVは音声のみで地震以降ラジオ代わりで点きっぱなし。
映像がない分被害の大きさがしばらく分からなかったのだが、
これを見て、ンンンンンンン…と唖然。

福島県いわきの実家へは地震後5時間ほどして繋がった。

大谷石塀、燈籠が倒壊。さらに母の部屋の仏壇が倒れたという。
それは母自慢の黒光りする黒檀製でどデカイ超重量級。
毎晩その前で寝ているので、昼で本当に助かった。信心深さに救われたかも。

さて、問題はこっちの部屋。
書籍、CD、書類、スピーカー、衣類、雑貨などが崩れてきた。ベッドにもダンボールが落ちてきた。こっちも寝てなくて助かりました。

とにかく気もカラダも、疲れましたわい。

まぁこんなときこそひとつになる!
日本人の底力を見せましょうぞ!!!

この辺で。では。

2011年3月11日金曜日

坂上二郎様、ありがとうございました。

高校生時代、文字通りヨジレそうになるくらい腹を抱え畳をのたうち廻ったものです。
翌日腹筋の痛みに不思議がって?と思い出すとその訳はコント55号でした。

あんなに笑ったことはその後数えるほどもありません。

二郎さんの体型と声質、奇妙な動き、アドリブと顔面に汗をにじませ時に漏らし吹出す独特な笑い方にまた笑いが誘いだされた少年期。
それらが一体となった笑いは実に新しいものでした。

心よりのご冥福をお祈りいたします。
これからもたびたびあの頃の笑いを思い出します。
ありがとうございました。
また改めてお世話になります。合掌。

コント55号 夏の屋台

2011年3月10日木曜日

時屋の白玉クリームあんみつ

カゼ4日目。

どうしても外せないアポで新宿へ。
寒くないので、まぁどうにかなったものの、あれなら、なにも今日でなくて良かったなぁ…と。

普通なら初顔合わせでそのうえお願いごとならそれだけの準備が要るというもの。
先輩ヅラし尊大な意見を噛ましてしまった。
最近どうも怒りっぽくて、これも歳のせいなのかねぇ。

せっかく大阪から来ていただいたのに、申し訳なかったし、大人気ないことをしたかも。
しかし真意は分かってくれたと思うことにした。こっちは期待しているのだから。分かってねぇ。よろしく!

気をとりなおして、西新宿に来たら、いつもの甘味喫茶「時屋」さんで白玉クリームあんみつでエネルギー補填。甘さが堪えられないねぇ。いつもここのこし餡のキメと密度具合は蜜の混ざり調度がノウハウなのだろうなぁと再度感心。すぐにこし餡が溶けてはあんみつとしては失格。何しろ溶け出すのはまずはアイスクリームからでありますからして、頃合いを見て餡をすこしづつ溶いていく。クリームあんみつは、2度3度異なる味合い方ができる。これまたヨロシイ。ハイ、ボク甘党。

前原問題補足

前原問題に少し言及します。

個人的には、この手の人情家で一本気な人は嫌いではありません。
恐らく知り合っていたら、「おい前ちゃん~」とか言い間違いなく好んで親しくするタイプであります。
脇の甘さも、しょうがねぇなぁ~でケツ拭きに回る、まぁそんなことでも関係を絶たない相手でしょうか。
どっか若気の青臭さがありヤンチャで好きです。

でも党首や大臣ともなると事情が変わってしまう。
この人出世が早すぎたのかも知れません。
ましてや文武両道で容姿的天性のスター性もあるし、
図に乗っちゃうのも、若いから。功名心なんて若さの付属品でもあります。
ここは耐え忍び逞しさと深みを身につけるオプションだと思って欲しいものです。

さて、本題は、さらにもうひとつ。

この問題は後任の松本外務大臣の伊藤博文の血筋に反応した韓国、北朝鮮の意見に対抗するかの形で在日問題まで飛躍する論調が噴出してくることを歴史的な経験は証明しています。とくに在日問題に曇ったメガネでモノを言う気来に対し慎重にありたいと思います。

物事や世の形が複雑なゆえに、なるべく単純に、そして事実だけに終始する。その意味でフロント企業のパーティ券や企業献金のほうが問題の質が悪質です。結果的に距離を保てない関係に発展する問題を内包させた事実は頂けません。

前原問題、焼肉屋のオバチャンの本質は、単純な人情話から起こったレベルな気がします。ただそのままで良としていたことが、当然諾否が問われる本人の公人としてのセンスの問題であることは、言うまでもありません。おい、前ちゃん、この辺で少し一息入れて過去を振り返ろうよ。まだまだ長いんだからさぁ。

2011年3月9日水曜日

前原辞任前と後報道にいささか違和感

事前には大手各紙はどこも積極的に扱わなかった。
そして事後も。
なにか奇妙でしょう?

この前大臣、例の偽メールの時もそうでしたが、実に拙攻が多い。
一本気なのか脇が甘いのか、ボクには頭隠して尻隠さずにしか思えませんが。


まぁ人のことは言えませんが、得てしてそんなもん。
棚に上げるの大好きですもの。

早稲田の老舗ラーメン店、普通の「やさいそば」

●早稲田の老舗ラーメン店、普通の「やさいそば」【GOHAN特製原稿】

偶然にも1週間前、ラーメン好きのこの人我妻先生とこのお店「メルシー」の話しになった。OBなら知らない人はいない名店です。
かつて大学他、早稲田中高、早実の学生と生徒で賑わっていた。早実も国立に引越し、以前に比べ気持賑わいが減った感じがする。
今の早稲田には、ライバル店が目白押し。素直な味は、若い舌にはパンチ不足かも。

といってもボクにはいまだこの味が好い。慣れ親しんだ安心感が際立っている。いわゆる母の味ってえやつ。
ここはボクの過去ブログにも出てくるのですが、なんといっても五目の野菜ダブル硬めがお気に入り。
五目は、野菜ラーメンの醤油ベースではなく、煮干ベースに塩で調整した透明スープに色とりどりの野菜とアルデンテの麺と見るからに新鮮な厚切りのチャーシュー。見た目、匂い、味すべてが素性が良い。言っちゃ悪いが早稲田に似つかない気品さえある。これは本当に美味い!お薦めの一品。是非お試しを!

不思議なことに、ラーメンは美味いのに、冷やしは中華は、とんとダメだったなぁ。
そんな訳でマズイ冷やし中華特集でTVでも紹介されたことがある異色のラーメン店。
すっかり代替わりで当時のお父さんとお母さんと猫の姿はもう見えない。
まだお元気なのだろうか?

ありがとう鼻セレブ

昨夜は枕元のiPhoneがメール受信のたびに目を覚ます、というよりは、鼻の吸気排気が困難とあってはどうにも寝ていられまシェンもの。シュノーケルが役立たず。
そうなったら睡魔に支配されるまでじっと我慢する以外に手はない。

ティッシュ大箱もあっという間に半分に達して、まぁよくもこんなに出るもんですなぁ。減量効果があるかも。
特売の御買得ティッシュの硬さに比べたらnepiaの「鼻セレブ」(凄いネーミング)の柔らかさに使うたびに助けられます。
鼻も赤くならないしやっぱり優しいのが楽。まさに鼻セレブに納得。でもこの名前どうにも要分からん。

呼吸に支障をきたすとどうも脳へ酸素が行き渡らない気がします。
集中力、思考力が著しく低下。暇つぶしの読書も5分も続かぬ。どうやらこんなカゼでもこうして脳細胞が破壊されているのでしょうよ。ますます老後が心配。
頭も回らず、声も出ず、節々も相変わらず鈍痛。鏡を見れば、あぁ寂しや酷い顔。

今日もどうやらファンクショニングには程多し。
カラダの求めるままに過ごすしかない。ニャロメニャロメだ!

2011年3月8日火曜日

またもや轟沈

また恒例の体調報告から。

満身倦怠感。節々鈍痛。お燗一丁ならエエのに…悪寒少々。
暖かくして寝る以外に治療法無し。

気持は集中して没頭するエネルギーで、気がついたら「あら?治っちゃった!」が理想。
本日の状態では、集中できる力なし。
明日くらいにそうなるかもカモカモ~ン!
あぁ轟沈。

早めに寝よう!

またカゼ

帰郷して昔からかかりつけの先生にカラダをあっちこち揉み解していただいた。
その間約2時間。一気にカラダが軽くなり血の気が回る。
そしてついつい肛門が緩くなりガスが出るので困り果てた。
だって出るんだもの。多彩なバ行の音が炸裂。失礼
生気が戻った証拠ですわい。
先生も悪い顔一つせず、イイですねぇと。
それをいい気にまぁ出るわ出るわ。居間の石油ストーブに引火するかと気が気でなりまシェンでした。グフフ。

なのに、今朝方喉が痛み目を覚ます。案の定ぶり返し。寒さがまた悪さをして、また負けた。
やんになりますなぁ。この虚弱体質。

TVのニュースではちょう度東京も大粒の雪が降りだした頃、雪の中いつもより早めに家を出て一路常磐道を南下。
途中大粒の雪がベタッとフロントガラスにクラゲのように喰らい付く。
路面も積雪が続く。まるで雪国の相。利根川辺りまで雪化粧。
勿来の関を越え関東平野が真っ白な姿を見るのは初めてどす。
時々渋滞に飲み込まれあれやこれやでどうにか帰京。
今夜は熱が下がらない。鼻水も一向に断水せず。
こうも続くと嫌になりますなぁ。
今夜はこれにて。

2011年3月5日土曜日

良い週末を

これより離京。
7日帰京。
触れば分かるモミ師にカラダボキボキしてもらいと御機嫌伺い。
バカ息子を演じ(?)に。
ボケ防止には、ちょっと心配させることもたまには要る。
バカ、仮の姿?ぐふふふふ

幸せな一昨日でも昨日は地獄

正確には一昨日。実感的には昨日。

午後一でSO社で片倉さん同行で一時間半ほど打合せ。
結構な収穫もあり意気揚々。
その後昼飯を大隈会館でふたりともむつの煮付け定食で腹ごしらえ。
食事しつつSO社会議のまとめやあれこれを。
またもやいい感じで一時間半。
ちょう度コア会議にいい感じで渋谷へ向かうグッドタイミング。
なれど明治通りの意外な込み具合で計算に狂い。

偶然にも他の出席者が遅刻。
いつもなら遅刻常習のボクが一番で、定刻常連の藤木さんが最後の遅刻者とは、いつもと違う。
たまにはあるさ。

コア会議も予定をオーバーして、携帯には、遅いぞとのメーッセージが。
大事なクライアントとの会食。
片倉さんのクルマで恵比寿まで送ってもらいも、
クライアントに紹介した国際契約専門の法律専門家との会食に大幅に遅れる。
まぁここでやっといつものように遅刻で本領発揮?

いつものようにガハハハハと笑って誤魔化し、駆け付け3杯を龍飲するには少々きつい。
ワイングラス3杯は無理。ガハハハハ。

前妻(いや間違い)前菜にプロシュートとドライイチジクとレーズンの山盛りを特注。
遅刻の取り戻しを狙い愛嬌を振舞い、クライアント社長の長男坊(慶応3年)就活を手伝ったべ!と時々恩を売る姑息さで笑いを取る。
ガハハハハ。まぁワインのせいで一気に出来上がっていたのは事実。まぁ酒の席は無礼講も許される。ガハハハハ

なんだかんだで3時間半。弁護士先生を自宅までと聞いたら、ぬぁ~っとご近所余丁町に引っ越しただと。知らんかった。歩いて5分じゃぁないか。自宅前で降ろし千鳥足でご帰還。

起床後、頭が頭巾イヤ、ズキンズキンと痛む。二日い酔い。地獄の辛さ。調子に乗りすぎた。根っからのお調子者に波多波多自己嫌悪。そういえばオヤジもそうであったなぁ。血は水よりも濃し。ガハハハハ。

本調子はやっと夕方だもんなぁ。サラリーマンでなくて、良かった。ホ~
バカは死ななきゃ治れねぇ~ペペンのペン

クライアント、なんたって同郷の後輩。先輩は強いのである!ゴホン

2011年3月4日金曜日

異変? ジワジワ・・・?

最近コンビニの閉店がちょっと目に付く。
店舗がライバル店に改装中も目に付く。

ちょっと近所のコンビニは開店して直ぐに閉店になったし未だ空き家のまま。

たしかに便利でも安いわけではないし。
過当競争の結果とみるのか客足減少とみるべきか?

いずれにしてもやっていけないのでしょうが…

街場の景気、要チェックですなぁ。

桜の下の都知事選

民・自、対応に苦慮=戦略見直し不可避-都知事選
 4月10日投開票の東京都知事選で、民主、自民両党が対応に苦慮している。現職の石原慎太郎知事(78)が4選不出馬の意向を固めたことで、都議会与党の自民党は選挙戦略の見直しを迫られる事態に。独自候補擁立を目指す民主党の選定作業も展望は開けていない。
 「政党支援を受けない候補を応援する場合でも一致結束して支援する」。4日の民主党都連の会合で、加藤公一会長は候補擁立を急ぐ考えを示す一方、擁立を断念した場合の対応にも言及した。
 これまで同党は、独自候補として蓮舫行政刷新担当相(43)や舛添要一新党改革代表(62)のほか複数の民間著名人に出馬を打診した。しかし、菅内閣の不人気ぶりもあって、いずれも「破談」に。松沢成文神奈川県知事(52)や外食チェーン「ワタミ」の渡辺美樹前会長(51)ら既に名乗りを上げた候補に対する支援も視野に入れざるを得なくなっている。
 これに対し、自民党は表向き、石原氏の正式な進退表明まで4選出馬を求める構えだ。4日昼には、内田茂都連幹事長が公明党の藤井富雄都本部顧問とともに石原氏を訪ね、「4選出馬は天の声だ」と出馬を促した。
 当初、石原氏が3期目を「最後のご奉公」としたことから、自民党は別の候補探しを行ったものの、擁立に至らなかった経緯がある。このため、党内では「今さら石原氏以外に勝てる候補を見つけるのは無理」(選対関係者)との悲鳴が上がっている。
 一方で、民主、自民両党とも、松沢、渡辺両氏や出馬の意向を固めた東国原英夫前宮崎県知事(53)らに対してはそれぞれの経歴などから抵抗感が根強い。支援を検討する場合も、調整は難航必至の情勢だ。(時事通信2011/03/04-18:54)


まだまだ選挙戦の予想もできないが、好き嫌いは別として、東国原のす~っと抜けだして来そうな流れになってきた。強運な人だね。ナンテたって東京都民だって大阪のことを笑うなんて出来やしない、気まぐれで青島都知事誕生をさせてしまった過去がある。時代も、さらに都民は無党派と相性が良い。まっとうな選挙戦をみたいものだが、繰り返すが、都政には女性が良い。意中の人?はいおりますが、出てこないでしょうなぁ。季節柄、お苗字もぴったし!体制作りなどしなくても自然発生的に体制が形成されるとっても好いムードになる気がするのだがなぁ~。新しい姿を象徴するエポックになること疑いなしなのに。

2011年3月2日水曜日

チャンス一考

若い時たくさんの人のたちからチャンスをもらい、そのたびにボクはいつもそれに挑戦しては、色男金と力はなかりけりと何百回も玉砕してして今に至った体験者だけに、今度は若い人へチャンスをご提供する番だと柄にもないことを大事にしている。

自慢じゃないが、人を見る目があってそうして巣立った連中があちこちに結構いる。まぁ所詮自己満足の世界なのだが。

しかしチャンスをどうぞと思っていた相手に、こっちが試される側に出くわしてしまった。立場が逆なのか?と目が点になった次第。
彼の変化を期待つつも、思った通り最悪の展開を彼ご本人が繰り返してしまう。またかの悪い癖を見せられて正直落胆。

まぁなぁ~るほどそんなものかねぇと納得するも、それただ単にエクスキューズではないの?と我に返る。

時代が変わったもんだ。人によっては大きなお世話なのだろうなぁと自問自答するも、それ以前に、信頼関係が出来ていないことに気づく。

こっちはまだまだ修行が足りんということ。しかしちょっと悔しいなぁ。ニャロメ

Creedence Clearwater Revival - Night time is he right time

石原都知事の国政復帰

都知事選始動 首都率いるビジョンを示せ(読売) 

松沢神奈川県知事が都知事選立候補を決めたらしい。かねてよりの噂が本当になった訳だ。
そうなったら、石原現都知事は、国政復帰と相成る。
亀井、平沢連合と来て狙うは、総理か?

ここに来て再び青嵐会の血潮が沸くのだろうか?
ジイ様パワーの最後っ屁か?
話題としちゃー、面白い。

2011年3月1日火曜日

バーニー・エクレストン伝記「No Angel」

裏方人生を長らく過ごしているとどうしても裏方界のスターに興味が行きます。
ディランであれば、アルバート・グロスマン。ビートルズならノーマン・エプスタイン。そしてビル・グラハムなどなど裏で支えた人たちは表にでない分興味が湧きます。

ここ30年くらいズ~っと気になる人が、バーニー・エクレストン。F1を仕切っているF1界の帝王です。魑魅魍魎で複雑奇々怪々のF1界を収めているジイ様です。現在80歳。
まぁ読めばボクは彼のファンだと分かるほどボクの過去ボログにもバーニーはたくさん出てきます。

強面の話ばかりが流布されるジイ様ですが、あんなドラキュラやシャークが棲む世界を束ねる能力は、甘いも酸いも、表も裏も熟知してまさに清濁を併せ呑み干す度量あってこそのなせるものでしょうし、この人の心底に流れる潔さやロマン家への密かに注ぐ愛情があってこそF1界を御せるわけです。その辺を知っているとどうしても彼がロン・デニスのような我欲の強い偽善的行為者を好かんことがよく分かります。

これ以上進むと殊の外脱線してしまい時間もないので急ぐとして、そのバーニーの伝記が最近出ました。ご本人が認めた公認伝記としては2冊目。
「No Angel: The Secret Life of Bernie Ecclestone」
著者は、トム・バウワー。

タイトルの「No Angel」が意味深で、おそらく前妻のスラヴィカのことと想像しつつもエンジェルって坊やだし、と…迷走していたらそれが、F1通信に翻訳文が載っていました。
なんともそのタイトルがスゴイ!
「バーニー・エクレストンとスラヴィカの結婚に関する驚くべき事実」と来ては読まずに居られません。 

どうやら本の多くは、一昨年離婚したスラヴィカとの結婚生活の中身に割かれているらしい。
まぁたしかに英雄色を好むとはいいますが…28歳の年齢差。(そのうえ30数センチも背が高いアマゾネス的威圧感満載。まるでカダフィ親衛隊)年下の奥さんを持つと…的に読んでしまうのですが。それだけの歳の差、そりゃ泥棒といえなくもない。当然反動的に出てきますわねぇ。普段でさえ女はコワくて強いもの。失礼

この本を書かせるにあたり著者トム・バウワーをプライベートジェットに同乗させ高いレベルの交渉の席にも同席させすべてをあからさまにしたバーニー。その辺の話がどれだけ書かれているものか興味がつきませんが、その辺よりも意外な結婚生活を赤裸々に語り周囲を取材させ、結果的にその面白さを発見、そっちへの興味をプラグインさせたとしたら、やはりバーニーの勝ちかもしれません。

またある意味彼のビジネス手腕は至極オーセンティックでみんなが思うほど秘密がなかったとも思えてしまいます。

昔むかしプレス章を持ちF1サーキットを駆け巡っていたとき、バーニーに遭遇することも数々、一度トイレで連れションしたこともあります。後からやってきた小柄なオッチャンこそ、バーニー御大でした。当時FOCAの会長様。ビビったのは言うまでもありません。ビビチビ(ビビリ×チビリ)状態。バーニーをチビとは言いませんぞぉー。念のため。あんな大物を…。こっちも意味深。ではでは。

昼寝

打ち合わせが終わり外へ出ると雪。そして異常に寒い。一気に具合が悪くなる。一気に何千メーターを急降下したほど寒さを感じる。どうも今年は寒さに過敏で困ります。

寒さしのぎと保健室替わりにビルにUターン。しばらく喫茶店で暖を確保し熱いコーヒーで内部から温める。新聞数紙に目を通し隣の他愛もないガールズトークを子守唄替わりに爆睡。隣の顔ぶれも変わっていた。時計を見たら1時間超。たしかにボクの趣味、昼寝でした。おかげで体調ゲット・バック。

♫ Ten Years After live at Woodstock 1969.