2011年5月31日火曜日

震災備忘102 成功必須3条件

おはよう福島!

◎今朝のいわきは、曇りのち晴れ。北西の風。16,7度と肌寒いらしい。父の声いつにも増し力が宿っている。グー!

◎東京もここ数日寒いので当然オイちゃんにはキツイ。私生活もキツイ。入院前に私用をたくさん片付けて置かなければならないのに、ときどきメマイしそうなほど追いつかない。まぁなるようになるのだろうけどねぇ。

◎片倉さんはカゼも加わり絶不調。藤木さんは、クライアントに雁字搦め。毛利さんは、自社の人手が足りず自分で用務員さんまでやっている感じ。みんなギリギリ。

◎そんな訳でプロジェクトは、一方的な守勢の場面。守勢固めには良いトレーニングだ。穴を見つけ即塞ぐの繰り返し。まぁ少ない数でもどうにかなっている。とにかくどうにかするしかないもの。

◎今のプロジェクトで世代的に一番数を欠いているのが、20代。「バカ者」「よそ者」「若者」と、成功必須三種の条件で唯一不足しているのが「若者」。最近少しずつ集まりだした感触がある。

◎昨日の二人は改めて必要な人材と確信。観念的言葉のお庭でただただお遊戯していないのが好いのであります。オイちゃんも彼らからたくさん学ぶものもある、そしていっぱい与えることもできるのである。そんな気にさせただけでも、彼らはセンスが良いのです。何よりも彼ら自身が、「バカ者」「よそ者」「若者」と三つの条件を持ち合わせている。そして若い体力がなんとも羨ましい!松山くん、佐藤さん、エエなぁ。

◎これより渋谷へ。早く帰ってやらなくてはならないTO DOばかり。ビール誘われたら、どうしようかなぁ・・・?顔ぶれからして、あぁ自信がないなぁ。フー

2011年5月29日日曜日

震災備忘101 不信任案こっちにもきそうな…

こんちは福島!

◎母が福島はまだ梅雨入りしていないと電話に出るなり訂正。昨日のことをしっかり覚えているわけですなぁ。昨日は昼寝を妨げられた分、いい加減に答えたのであった。極めて記憶力が鮮明で、もしやボクよりエエかも。今朝は小雨。19度だそうだ。良い午後を。

◎政局がザワザワしております。自公が提出するとされる内閣不信任案を巡ってあれこれ思惑含みが交錯するのは当然。小沢の管倒閣宣言も一種のアドバルーン。政局観測の発言。安住国対委員長の目がウロウロで硬直した表情は若さが思い切り露呈。あれでは喧嘩もできない。

◎提出は早くて1日の首脳討論後。効用期限はギリギリの3日。それまで民主党内での小沢一郎の管倒閣宣言への同調者の取りまとめ、連立与党の足並みの課題も多い。簡単に考えれば、1割にも足らない管直人への賛同者。本音は解散無しの管降ろし、辞めていただき与党継続を図る。社民など脱原発、護憲も捨てて与党に執着している根性丸見え。

◎菅総理は文字通り、原発を人質にした。G8でカッコつけても実際は、欧米の裏側の歴史的暗黒政治世界を予習することなく不勉強のままで担保したツケは大きく、結局後で手を変え品を変えていろいろ取られことになる。政局もそのひとつ。

◎その政局、不信任案は遅くまでに3日までに提出されようが衆議院はまず通らず。実際自公民は原発の戦犯なので、天に唾で国民目線での違和感もある。すべては参院へ。

◎どっちにしろ前門の虎後門の狼、選挙が怖いわけで、最良は、両院議員総会を招集して巌流島の決闘をするのが一番! 可視化して決着を付けたら良い。なにもかも古く角質化した皮膚は剥げ落ちダニの餌になる。

◎さて、こっちの体はダルさの極致。問題は頭が相当に疲れている。脳みそがまるでブヨブヨ感でゼリーみたいで良く動かない。その結果チームも全身運動的にも程遠し。企画、制作、営業、など一連の流れがギクシャクしている。連携がバラバラ。それでなくとも案件から無関係に余計なことが横入りしてくるとうっ血状態になる。ちょっくら横になって戦線復帰へ。遅れている分今夜中にやりまする。少々お待ちを。

2011年5月28日土曜日

震災備忘100 梅雨です。水の確保を!

こんちは福島!

◎いわきも梅雨入り。霧時雨でしっとりしていると昼寝中の寝ぼけ声の母。昼寝を妨げられた母は即切りたそうで、実に電話12秒。

◎しかし早い梅雨入り。なんじゃい今年は!。とうとう問題の雨の季節。しっかり放射能の防御体制と安全な水の確保を自己の範囲で出来る限り注意しましょう。

◎さて今日の勉強会はズルしてお休み。遅れている作業や準備をとり戻さなくては、冷や冷や。今週末にやっておかないと後が大変に。

◎昨日久しぶりに会った後輩、趣味でトライアスロンを80年代から続けていた強者ですが、最近は自転車通勤と休日の遠方サイクリング程度で済ませているようです。理由は、体力と精神力が落ちたとか。まぁこの二つがセット。どちらが欠けたら上手くいきません。

◎インディーシーンに接近して、生活が大きく変わったのは、夜の打合せと連絡が急増しました。ライブ視察もまたしかり。彼らの多くは昼間は生活維持に仕事を持っています。大体会える時間は7時以降になります。その時点ですでにげんなりと疲れているケースが大半。フー

◎見かけは若くても、やっぱり、ジイ様ですなぁ。工夫をしてうまくやらないと。てなわけで、今日は10時間ほど眠りました。疲れが半分保抜けて行ったかなぁ。しかし変な夢もみました。まぁ楽しみましたが、変な夢でしたなぁ・・・

♪~「はじまりはいつも雨」

2011年5月27日金曜日

震災備忘99 蜻蛉日記のバカ野郎!

おはよう福島!

◎いわき市、快晴。母が電話に。今朝は長めに会話を交わす。昨夜近所でクリニックをやっている従兄弟が夫婦でやってきて先日老人施設に移った叔父貴のことなど吐露して帰ったという。この辺の話になると、急に声を小さくしてしゃべる癖がある母。まぁ遠まわしに、このバカ息子に何を言いたいかなんて、わかってる~なんですがなぁ。

◎これより古典サークルへお出かけとか。避難していた人たちが戻ってきたので2ヶ月ぶりに再開して再会と張り切っておりました。今日は「蜻蛉日記」の最終回だそうです。

◎古典は、大の苦手でありました。第一志望校入試での悪夢は、答えが分かっていても、「さらしなにっき」と「かげろうにっき」が書けませんでした。当時受験生の点数まで分かってしまう文部省の大学振興課に嫌味な縁戚者がいて、この二つが書けていたら悠々セーフだったと知らされたのは後の祭り。そんな苦杯を飲まされた蜻蛉日記のこの野郎!はトラウマです。人生蜻蛉のようにはかなく陽炎のような儚さ。な~んで84にもなったそんなモノを皆で声を出して読むんでしょうなぁ。ボクにはさっぱり分かりません。

♬~The Carpenters - There's a kind of hush + Close to you
 

震災備忘98 惜別感と喪失感

おやすみ福島!

◎休みの前に、ひとつアップを。いま忙しくしているお陰で、正直憂鬱にならず気晴らしにもなっているのですが心底にあるのは、福島のこと。知れば知るほど、血が逆流して憤死しそうです。

◎今、故郷が亡くなる可能性と対峙しています。ボクの故郷は、生まれて今現在実家があるいわき市と多感な時期を過ごしも多くの友がいる福島市です。

◎福島原発事故の実態は、ボクがここに書いたところで素人には限度がありますが、ジワジワと人が住めないところに変容する可能性が出ています。老いた両親が幸いかな前向きな性格だけに救われますが、内心の思いは愚息であっても毎日の電話の息遣いから容易に想像できます。その辺の受信感度は311以降鋭敏に研ぎ澄まされています。

◎必ずやってくる別れ。そして永眠の場所としての二人が気に入って選んだお墓は南向きで木々に囲まれた静かなところに既に用意されています。愚生はその神聖な場所を命あるかぎり守らなくてはなりません。その大事な場所が、立ち入り禁止になる公算が高くなり始めいます。好き勝手を尽くした親不孝者の最後の孝行と決めたことが全うできない。うまく言えませんが、憤りを越したものが支配しています。

◎放射能に注意と3月12日以降盛んに報じられた、換気扇は止めること。エアコン使用は避けること。もうメディアはこれぽっちも言わなくなりました。街行く人のマスク姿も見かけません。この鈍感さと横並び感は、いったいなんでしょう。

◎福島の夏、盆地ゆえの気温と湿気は毎夏全国のトップ競争の定位置にいる酷暑の土地です。エアコン無しであの酷暑をいったい全体どう凌ぐのでしょうか?

◎ボクが出た渡利中学校の校庭で観測された放射線量は、チェルノブイリから3キロ地点と同じとNHK教育YVは報じています。


◎実態はチェルノブイリ事故を上回る危機です。GW後日米共同調査で判明もしました。チェルノブイリの原子炉の稼働年数を大きく凌駕した原子炉自体の放射能の蓄積量。それが4つもあってそこから毎日噴き上げている。この時間も止むことなく。そして北上する梅雨。福島県民はまるで人体実験のような日々を送っています。

ひと眠りして、気持ちに力を入れますわい。ニャロメ。

♬~Bobby Womack "Nobody Wants You When You're Down And Out"

2011年5月26日木曜日

震災備忘97 我が福島市立渡利中学校

おはよう福島!

◎実家に電話。母が出る。父は買い物。いわき快晴。やや放射能高し。朝方が特に高い。母によれば、今朝方ボクの出た福島市立渡利小・中学校がTVに出ていたとのことが話題になった。

◎実は最近、全国版のTVや雑誌の取材先となって良く目にする。屋内体育やグラウンドの土壌汚染検査などなどがその取材対象。原発に近い実家より60キロ離れた福島市が毎日数倍高い放射線を浴びている。「私らはもうあんまりのごっでないけど、いやいやこどもだちは、大変だなぁ」と声を落とす母。間違いなく怒っている。

◎最後の「夏のズボン下、午後おぐっから」と、待望のステテコが週末から履けるわけだ。まさか今流行の柄物色物ではねぇでしょうなぁ?おののくオイちゃん。昔は、帰宅後の家の中の父の格好は、ランニングシャツとステテコと決まっていたもんだ。見るからに涼しい夏の風物詩であります。夏の節電、はて、どんなあらたなファッションが?

2011年5月24日火曜日

風邪流行ってますなぁ

◎昨日はな~んと前日との温度差が10何度だったようですなぁ。道理で寒いわけです。そんなことも知らずチョイ開けした窓をそれこそ3センチ程度開けたままで寝てしまった一昨日。調子が悪いと、そんなことも忘れちゃうもんですなぁ。何度も寒くて起きたくらいで布団をかぶって凌ぎましたが、当然体調がよくなるはずもない。外せないアポのため雨の中を渋谷に。案内された席がまた冷房直下。正直堪えました。悪化をどうにか食い止めなくてはと早めに就寝。

◎そんなわけで5時前に起床。というよりしてしまった。右耳がトキドキズッキンズッキン。右の後頭部も何かが突き刺さって入っているような鈍痛もある。風邪が流行っているし、風邪かもしれませんなぁ。ちょっとこれより横になります。右の扁桃腺も未だに晴れているし。な~んか右ばっかり調子が悪いなぁ。最近思考も右傾化傾向だし。スッキリして午後の戦線に復帰を目指しとうございます。

2011年5月23日月曜日

寒さと脆さ

午後の天気の急変ぶりに夕刻の肌寒さが加わり扁桃腺が愚図っている。たかだか100mもない移動の間に風に吹かれたら体が冷え込んでしまった。相変わらずのヘナチョコぶりでお恥ずかしや。明日夜の3年ぶりのアポをまずはキャンセルを願い出た。酒が入ったら轟沈間違いなし。すでに轟沈一歩前。暖かくして早う寝るとする。

♬ RANDY CRAWFORD.... Rainy night in Georgia ♬

2011年5月22日日曜日

震災備忘96 強くそして希望をもって

おはよう福島!

◎いわきの今朝、父の声、昨日よりは普段めで安心。天気、曇。厚い雲。北西の風。強風注意報。16度で肌寒し。

◎昨日は、NYからの旧友とあっというまの2時間。渡米してから30年を超えあのNYで生き抜いている。一時期NYの業界で中心近いところで名前を馳せた男である。

◎同年齢だけに健康が話題に。今回は丸山ワクチンを買って帰るとか。いろいろ不明な病状を抱えているようだ。珍しく少々弱気な面を覗かせた。追い打ちが、311の震災と原発。それにともなう日本という国の衰退を、日本という平和ボケの国が隙あらばという性格の悪い国家群との相関関係の位置づけで神経をすり減らしているようにも見えた。この国いてもそう思うもの。異論はない。

◎じっくり時間をかけてその辺を書きたいのですが、今のオイちゃんには余裕が無い。事実それを書けば書くほど、重くなるの今日この頃であります。強く気持ちを持たなければ、サ~ッっと持って行かれそう。その点、NYにとても似てきましたなぁ。東京はもとより日本はそう変化していくことは事実だろう。良いか悪いかではなく。平和はいつも仮の姿、バランスの上で成立しているものである。均衡を保つ術がいま崩れている事実を知っておかなければなりませんなぁ。ちょいと気がかりであります。それには強く生きなくてはなりませんが、まず希望を持って!オイちゃんは戦いまっせ!ゴホ

♬~"Lawyers in Love" by Jackson Browne~♬

2011年5月21日土曜日

問題は先送るな

おはよう福島!

◎実家に電話。快晴。暑い。南西の風そよ風。父の声、少々おかしい。声帯の調子が悪そうだ。

◎昨日、父と予科練叔父貴の凸凹コンビは、退院後老人ホームに入所したばかりの本家の叔父貴のお見舞いに行った報告を受ける。二人にとっちゃ、兄。その本家の叔父貴、従兄弟の説得に応じた格好になったわけだ。本家はほぼ倒壊で住める状態でもなし入所以外方法はないもの。

◎特別室は10畳ほどで快適で元気だったとか。人に囲まれお得意の自慢話が出来ればそりゃご機嫌上々でしょうなぁ。心配は、それがいつになったら飽きられるかだなぁ。そのうえ、別棟の女性棟に行きっぱなしになるやも?昔からお盛んだった人だからなぁ。それに比べれば、このオイちゃん、すっかりそんな気も起こりゃしない。枯れちゃったもん。ホント!

◎今朝は、気がかりなことを朝一で終え、快晴のとおりスッキリ気分に。悪いことはいち早く処理するのが鉄則。午後おやつの時間はNYよりの友人と渋谷で再会予定。時が時だけに話が盛り上がりそう。まぁ最初の話題は、加齢と病気からか?お次は原発?世界情勢?最後にお仕事?2時間で足りんでしょうなぁ。

今日も暑くなりそうだ。

♪ It's A Beautiful Day / Queen
 

2011年5月19日木曜日

震災備忘95 夏日でも、マスク、忘れるな!

おはよう福島!

◎昨夜は日付が変わる頃に就寝。6時過ぎに自動起床。毎度こういうカンジが望ましい。右の中指の痺れが少し減った。睡眠の効用かな。これで中指をオッタテラレル。

◎二日の間実家に巡回電話のタイミングを逃してしまった。案の定実家からの着信足跡。9時のニュースの半場頃の帰宅後にようやく電話。急に何か起こる確率は、老いた二人よりこっちの方がポックリ逝くことが、十分あり得ることを、彼らはよく知っている。いかんなぁ無用な心配を与えてしも~た。

◎メール巡回。片倉さんや志津香さんらの発信時間が3~4時を記録。お疲れ様。ほどほどに願います。感謝多謝。

◎今日は全国的に夏日になるとか。体が暑さに慣れないこの時期、十分に気をつけましょう。マスク、忘れないように!

♬ Joey Ramone - What a Wonderful World

2011年5月16日月曜日

震災備忘90 あれから2カ月 アメニモマケズ

こんちは福島!

◎昨日で2カ月。あっという間とは言えぬ、実数以上の長さを感じる61日が過ぎました。今年の春の心象は、春に小雨が降るようなところではない、毎日が大雨模様ですっきりしませんなぁ。すべて311で変わった。といっても雨に打たれてばかりもいけないし。福島原発はいろいろ出て来なさる。モグラたたきは、はて、どこまで続くのやら。

◎心底には、重~い心象覆われる半面、別の反面では、ここ数週間の追い込みに勝たねば投資じゃなかった闘志満々の自分が居る。このアンビバレントがまたまた続くわけです。まぁ構いたくないこと、ものも必然的に起きてくる。しかしそんなに要領良くもできない不器用さもまたこのオイちゃんの売りなので、体力を付けて乗り切ります。やはり睡眠だね。

◎さて今朝のいわきも東京同様なお天気とか。両親とも至極元気な様子。電話、その間27秒。

◎昨日は、打合せが超長くなりというか盛り上がり、気がつけば22時。約束のライブに行けませんでした。申し訳ない!

◎外に出れば雨がザーザー。放射能が気がかりなのに、なすべもなく雨に打たれっぱなしでバスを待ち。降りたら降りたで雨足強し。アーメン。

◎その分今日は、終日パソコンと格闘の雨の一日。あめんなよーッ!

そういえば、ジョン・ウォーカが7日亡くなりました。イギリスのバンドと思っていましたが、じつはアメリカでは芽が出ずロンドンで火がついたのでした。新しい音楽スタイルが目白押しの中伝統的な歌唱スタイルに?を感じながらも普遍的なPOP感の奥深さを教えてもらった偽証3人兄弟グループでした。
ご冥福をお祈りします。合掌。

Walker Brothers - The sun ain't gonna shine anymore 1965 



 

震災備忘94 2002年TBS NEWS23"シリーズ内部告発" 東電隠蔽体質

震災翌朝、全燃料落下=1号機炉心溶解、東電解析-ベント「遅いか言えず」

 福島第1原発事故で、東京電力は15日、1号機原子炉で3月11日の東日本大震災発生直後に起きた炉心溶融の暫定解析結果を発表した。同日午後3時半ごろに津波で冷却機能を全部喪失したとみた場合、同7時半ごろ燃料の損傷が始まり、急速に溶融して圧力容器底部に落下。翌12日午前6時50分ごろには、ほぼ全燃料が落下したとみられる。(時事通信5.15
)

◎普通に考えれば、あの爆発異常?!メルトダウンでしょうって!
それにしてもメルトダウンとか、すっかり大きなニュースにならなくなった。これどう見ても慣れさせられた?もう麻痺?間違いなく麻痺しているね。マスク姿も見えないし。やっぱり茹でガエルだなぁ。日本人って、ボクにも分からん。しかるにボクはマスクしてまっせ。

このビデオやっぱりだよなぁ。

2011年5月15日日曜日

震災備忘93 ある訃報

おはよう福島! 

◎いわきも快晴。母によると、95歳になるご近所の最古参のお爺さんが今朝お亡くなりになられた。自分史の本を9冊書かれている中身の詰まったお爺さんで、ガダルカナルの生き残りでその後シベリア抑留を7年経て無事祖国に帰還した。オヤジがご近所で一番話が合うお方であった。

◎奥さんはまだご健在ながら、大腿部を骨折してちょうどご夫婦で入院をしていたところの訃報となった。ご夫婦には悲しい思い出がたくさんあって、悲話の極みは、ソ連侵攻後満州でご長男を亡くしていること。そのときのお話は鮮烈で「子どもがねぇ、『オウチに帰ろうよ~、オウチに帰ろうよ!』って何度も何度も泣きじゃくって言うの。私はなだめるにもなだめられなくて困っていたら、ソ連兵が見かねて子供を背負ってくれたの。やっぱりおんなじ人間なんだなぁって…」。その子の分長生きさせられていると染み染み話す。この話を聞くたびに今でも家中で目を潤ませてしまう。
お悔やみは18日になる。どうか安らかに。ご冥福を祈っております。合掌。

◎とうとう父が、近所の最古参になったわけだ。元気で長生きしてほしいものです。愚息も頑張りますので…

2011年5月14日土曜日

震災備忘92 管首相に聴かせたい一曲

原発、安全性高め継続 サミットで管首相表明へ
 
 政府は14日、仏ドービルで26、27日に開かれる主要8か国(G8)首脳会議(サミット)で菅首相が表明する「日本の原子力・エネルギー政策に関する将来構想」の骨格を固めた。(読売新聞 5.14)

管総理6月下旬の訪米断念と発表されてG8では形だけの日米首脳会議となるだろうか?

原子力技術で日米仏が3巨頭と言われる中で日本の技術者のレベルは頭ひとつ抜けているといわれアメリカはそれらを確保したい事情がある。象徴的なものが先日書いたテラパワー。そんな事情とアメリカの本音にどこまで対処できるのか?

管直人が本気で・・・仮にだ、人に嫌われる彼お得意のパフォーマンス、私心抜きに死ぬ気で、福島原発の危機を止め、原発に取組み、とにかく梃子でも動かねぇぞ~!でやってみろ~い!!

管総理なら、ストーンズ世代。恐らくこれ聴かずに育っちゃったんだろうから、パフォ~マンス人生を歩みなさっているわけで、とにかくこれをちゃんと聴いて感じてほしいですなぁ。分っかるかなぁ?

♫ The Rolling Stones / Wild Horses ♫

震災備忘91 国家公務員 給与10%減で交渉 

こんちは福島!

◎今朝も震度4が2回あったいわき。先日の帰郷中にもドカンと下から突き上げられたが、今朝は長めの揺れだったと母。父は買い物で外出中。

国家公務員 給与10%減で交渉
 
 片山善博総務相は十三日、国家公務員給与の10%削減を二〇一三年度までとする方針を閣議で報告し、主要な二つの職員団体と交渉を行った。職員団体側は難色を示すとともに、労働条件を交渉で決める協約締結権なども要求したため、双方が持ち帰ってあらためて交渉することになった。

 交渉後、各職員団体は「住宅ローンを抱える年代層は生活設計を大きく見直さなければならない。大変厳しい」「いま求められているのは賃下げでなく、公務員を増やすことだ」などと訴えた。(東京新聞 5.14)


 いまはだれもが厳しい中にあるでしょう。ボクらの業界は、特に激しい落ち込みです。まぁ好きなことをやっているから、人様の給与が高いとか安いとかには鈍感なままここに至っています。まぁこれはこれで、こんなマイ・ライフも問題なんでしょうが・・・

さて、こんなニュースを知ると、ついつい君たち、おんなじ日本人かぁ?と聞きたくなりますわねぇ。民間ならまだしも国家公務員だす。いろんな手当や厚遇されている環境など役マン裏ドラ付いているではないの。ここは一緒にならんと!一緒にやらんと!

♫~ Billy Joel "My Life" ♫~

2011年5月11日水曜日

ビンラディン捜索:パキスタンと米国密約

パキスタン、米国の単独作戦容認か=ビンラディン捜索で密約と英紙

 【ロンドン時事】10日付の英紙ガーディアンは、国際テロ組織アルカイダのビンラディン容疑者に関し、米国とパキスタンが10年近く前に密約を結び、米国はパキスタン領内で同容疑者らアルカイダ幹部の捜索を単独で行えることになっていたと報じた。パキスタンが主権侵害に公然と抗議しても構わないことまで合意されていたという。
 密約は、アフガニスタン山岳地帯トラボラで米軍が同容疑者の行方を見失った後の2001年末、当時のムシャラフ・パキスタン大統領とブッシュ米大統領の間で結ばれた。対テロ戦に詳しい元米高官は「米国がビンラディンの居場所を見つければ米国が行く。パキスタンは文句を言うがやめない。それが合意だった」と述べた。(時事通信 2011.5.10)


◎そりゃそうだろうねぇ。大人の世界、形だけは作っておかなくては。外交問題、国際法上の問題がある。アメリカといえども、相手は一応友好関係のある核保有国。まぁパキスタンにはこれで新たな口実を与えてしまった。結果的に中国が米パの中に割って入る隙間をこじ開けることになり、パキスタンは、対アメリカ的に、核、インド、中国、北朝鮮を使った4色の外交カードに新たな一枚を増やしたことになる。しかしパキスタンは分かってやってる達人芸の今後に注目。

◎CIAの事情、過去とビンラディンの付き合いとその実態を知られては困るネタもたくさんあったろうに。これで死人に口無し。アフガン戦線からの撤退の理由もちゃ~んとできたし。軍事予算削減へも一時的には弾みも付く。そして肝心の大統領選を優位に運ぶきっかけにもなった。同時に世界の緊張は確実に高くもなった。あの米国の若者たちのUSA! USA! の合唱に不快と危惧を感じた人も世界中にいることも事実でしょうなぁ。毎度のことながら・・・、アメリカさんには、困ったもんですなぁ。

♫ COLDPLAY - TROUBLE!

震災備忘89 電力界再編?国営化?どうなっちゃうの???

夏の電力切迫の恐れ 全国の原発54基中42基停止も


 東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、定期検査の終了予定を過ぎてもなお、営業運転再開を延期している原発が7基にのぼっている。安全対策や地元の理解が求められているためだ。今夏までに6基が定期検査に入る。再開できなければ国内の商用原子炉54基のうち、停止要請を受けた浜岡原発をはじめ42基が止まる事態になり得る。火力や水力も含めた全電源の約2割で、夏の電力供給が各地で切迫する恐れもある。

 福島第一原発など被災地で停止中の原子炉を除き、ほぼ年に1回運転を止める定期検査に入っているのは全国で14基。うち7基は4月下旬までに営業運転を再開する計画だったが、10日現在で実現していない。

 いずれも今回の事故で経済産業省原子力安全・保安院から緊急安全対策を求められた。九州電力は「福島の状況が安定していない」ことも延期の一因に挙げる。(朝日新聞 2010.5.10)


◎原発を人質にした管政権、今度は経済界も原発を人質に取るのか? 
電力株暴落?外国資本電力各社買い?上場廃止?電力界再編?国営化への途?などと深読みや危惧まであれこれ考える。

◎いずれにしても今後数年間の電気料値上げの道は避けられなくなる?なんか?だらけの就寝前。

眠れんのかなぁ?????

♫ Ricky Nelson - Dream Lover.wmv

2011年5月10日火曜日

震災備忘88 エネルギー計画白紙見直し?

エネルギー計画、白紙見直し=原発重視修正も―事故検証で3原則・首相会見
 
管直人首相は10日夕、首相官邸で記者会見し、東京電力福島第1原発事故を受けた今後のエネルギー政策に関し「従来のエネルギー基本計画は白紙に戻し議論する必要がある。」と述べ、原子力発電の推進を盛り込んだ現行計画を白紙で見直す考えを明らかにした。(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版)

◎原発に関しボクは反対派に属するのだが、そう簡単に原発の鎖から解き放されるものか?と疑心がある。原発は次世代型原子炉の時代突入している。次世代型とはTraveling Wave reactor=TWR)と呼ばれる進行波炉は、ウラン濃縮過程で生成される悪名高い劣化ウランを使用して、最長100年もの間に燃料交換を必要としない、つまり放射能が出ない原発が可能とされ技術が確立されつつある。しかも10万~100万ワットの出力が可能という。

◎進行波炉の研究開発を行っている、テラパワー社は東芝・ウエステイングハウス/三菱・アレバなどで開発したもので筆頭株主はビル・ゲイツ。さらに大投資家ウォレン・バフェットが加わりウラン鉱山と次世代原発製造会社に投資するタッグを組んだ。こうした背景がどう影響するのだろうか。要観察だ。また、「日米がモンゴルと核廃棄物管理で協議」なんてニュースにも注意深く見る必要もある。

♫ Chocolate Genius Inc | Polanski | A Take Away Show



 

震災備忘87 帰郷報告

おはよう福島!

◎帰ったばかりのいわきに電話。その間15秒。今朝は下り坂ながら今は良い天気とか。

◎さて6日に丁度2か月振りの帰郷。常磐道を北上する車窓は当然心なしか風景は違って見えてくる。といっても季節柄茨城中部からは田んぼは水が張られ老人の頭のごとくおまけ程度の毛髪のような苗は風に揺らぐ。

◎北茨城辺りから次第に山が迫り福島に入ると両側に挟まれ常磐道が北へ延びる山の表情が豊かになる。白、桜色、黄、薄紫、薄緑、黄緑、緑がメッシュ状となり春告模様。

◎常磐道を一路北へ勿来からいわきの間の法面(のりめん)の崩れを右手に見てすこしづつ地震の爪痕が顔を出し、常磐道を降りて崩壊寸前の古い家屋や屋根瓦が剥がれ落ちブルーシートで応急処置の家々、路面のうねりや地割れ後も見え地震の威力を想像する。

◎日立を過ぎるころからマスクを装着したのにいわきにたどり着き驚いたことに市街地でマスク姿の数が甚だ困難。まぁ満を持してのマスクを外したその心境は分かるけれどいくら解除とあっても?が残る。 

◎夕刻まで暫し時間のあるころ実家に到着。挨拶もせずにさっそく被害振りをチェック。
父自慢の庭には、レンギョウ、モチの木、木蓮の庭木が花を咲かせていた。とくに今年のモチの木は凄い。知る限りレンギョウとモチの木が一緒に咲くことはないのだけれど少しずれ込んでいるのだろうが、この季節にしては寒い。

◎両親から長い悲喜交々の話を聞きながら、いろいろ考えさせられる。震災以降母は階下に来て父の隣に床を並べ就寝するようにオイちゃんも障子を開けた隣の間で日が変わるまえに就寝。まぁカエルの声も伴奏となって何十年前の幼いころの川の字を思い出す。 

◎ことしの我が家のGWは、3日がオイちゃんの誕生日と還暦、7日が両親の61回目の結婚記念日、そして8日が母の日ときてまさしく当家の黄金週間とあいなった。いろいろあるが良い思い出となるGWになろうか。

♫ The Intruders / I’ll Always Love My Mama

2011年5月6日金曜日

震災備忘86 オリジナルな顔とは

おはよう福島!

◎早朝胸が苦しくなって目を覚ました。大体こんなことは、寝具の隙間から冷気が入り混んでおきるものだ。身体が冷えてしまった。長袖と腕の隙間の冷気で上腕の体感がさわさわしている。こんなときは決まって苦しくなる。窓越しの空は雲が厚い。立夏とはほど遠い朝だ。この感じでは12,3度だろうか。

◎いわきも同様に肌寒く暑い雲に覆われている。厚着して来いと父の指示。風は東後に北東の風。放射能の風下のなか時速80kmで北上することになる。気が引き締まるなぁ。震災後初帰郷である。

◎昨夜は8時過ぎに西麻布の親友宅にお邪魔して誕生日シリーズの最終日を迎えた。「なんちゃってメキシカン」と「キーマカレ―」をご馳走になる。奥方は料理のセンスが抜群で外したことなど、まずない。「なんちゃって~」は、アボカドワカモーレ、セロリの葉、サーモン、玉ねぎスライスなどがトルティーヤの上に盛られている。つまりタコス。メキシカンを奥方流にアレンジしたオリジナル。キーマもこれまたきーまっていた。素晴らしいのは、お店が出せるほど完全にオリジナルな形に仕立てている点。

◎最近昔の後輩同僚がよくTVに出てくる。数日前もカメラに向かってきれいなお辞儀をしていた。目をカメラと記者に合わせ、腰を折り曲げ、目を閉じその姿勢を暫し保っているとても形の良いお辞儀だった。言っては悪いが、同日賑わした富山のユッケ事件の社長のお辞儀と態度とは段違の差がある大違い。その対比感はおそらく釈明会見の例となろう。

◎その良い例の主人公。彼の顔とその雰囲気が、とても良い。もともと端正で知的で品のある顔だったが、思いもよらぬ人生の展開にも、ここ10年の間にポジティブにそして適量な厳しさも刻まれまっとうしてきたことを物語っている。はたして1億人の流出事件がもたらす経営問題が彼の顔にどう影響するのだろうか。

◎顔にすべてが出るものだ。その点オイちゃんはもう勝負が付いているのだが、まぁ終わっているかまだまだかは、これも自分次第ではある。一人ではどうにもならない部分もある。人様に育てられるもの。例え還暦になっても尽きることはない。欲張りかな。日々是人生修業。

♪ JIMMY CLIFF / The Harder They Come

今夜より9日まで更新をしませんので、ご了承のほど願います。

2011年5月5日木曜日

震災備忘86 しかし「そんなもんじゃぁないぞ~」

こんにち福島!

◎巡回電話、父が出る。母は疲れて横になっていた。「お前が明日来っからお母さん買い物にいって疲れたんだべぇ」と。そこまでやんなくてもエエのになぁ。天候薄曇、無風。穏やか。明日は2カ月ぶりに北帰行。8日は、母の日でもある。いままでの帰郷と意味が違う。いろんな覚悟も要る。

◎片倉さんは本日北帰行。メールを見ると朝まで夜鍋だ。早朝仙台出発って大丈夫かいな?寝てないはずだ。最近無理しているからなぁ。あの突貫力は現役時代に戻りつつあるのでほどほどに。とにかく安全運転でお願いしたい。

◎昨夜もまたまた新婦の顔見世興行だった。縁あれば義弟になる可能性のあった13歳下の友人の2回目のお嫁さんは、彼より13歳年下。メガネの感じがとてもエエ。末永くお幸せに。はやく2世を!

◎昨年脳梗塞から奇跡の生還をした親友から誕生メールが埋もれていた。失礼をして申し訳ない。不自由な手でメールを打った姿が浮かぶ。記憶も断片的に回復しつつあるらしい。
生命力を支えるもの、母の無理、片倉さんの無理、親友の無理、義弟の再婚などなどその中に答えが見えてくる。

◎さ~て今日中にやること、いまだ山積み。やらんとさっぱりしては帰れんし。無理をするしかあんめいな。無理と有理を繋ぐもの。「そんなぁもんじゃ!」の裏には「そんなもんじゃあない!」がある。すべて本人次第。最近やたら精神論が吹き荒れて煙たかったらご免なさいな。ゴホゴホゴッホン

震災備忘85 子供の日に贈る言葉「そういうもんじゃ!」

◎5月5日。55。GO!GO!GO!風が泣いているGO!GO!GO!

◎昨日は、会議。特別ゲストの若者が30分経っても来やしねぇのでありました。本当は期待しているんだけど、どうしちゃったの?ケツかっちんなのに。遅れるとの電話も催促しないと入らないし、一体なんなのさ。着いたら着いたで、もう期待するのやめだなぁ。こうも毎度毎度同じパターンでは、寂しくなるぜ。玉拾いできない若者は、モ~知~らない。大体ご高説を説くには資格ってぇもんがある。そういうもんじゃ世の中は。

◎こう見えても、オイちゃんの時代は、先輩が出社30分前に滑り込んで、まずディレクター、プロデューサー諸先輩の机を雑巾がけして、来たらお茶を出す。そんなことを半年やった。仕事は誰も教えてくれない。見るんである。盗むんであります。取りにいくんです。

◎入社したての頃、膨大な過去の企画書や決済申請書やレーベルコピーをみんなが帰った後に開げて読みに読んだ。誤字脱字もいっぱいあっても、紙の色が変色していても、良い中身はオーラを発しているもんだと分かるようにもなった。何万枚のレコードラックを一枚一枚引っ張り出して過去の財産を聴き漁った。世界は広いと実感した。宝がたくさんあった。

◎そんな姿を見ている人は必ずいる。そんなもんじゃい。そして尊敬する先輩から「君どう思う?」なんて聞かれたときは、もう豚が何とかになってしまい、また落ち込みの繰り返しで、そうして鍛えられて半歩半歩と前に出始める。そんな当たり前のこと、もう時代遅れなのかなぁ。疲れるわい。オイちゃん他2名のオイちゃんも全員疲れた様子で拝聴していた。そんな空気も読めんものか。何もせんなら気~使えよ!遅れてくんなら気~使えだ!議事録用のレコーダーまで気を使わずに録音されていないとは。片倉さん真っ青ガックン。な~んか変な感じだったなぁ。まぁ昨日が良すぎたもんなぁ。仕方がないわい。

◎現状をF1に例えれば開幕前のテスト走行期間。問題を敢えて出すことが重要。限界性能もチェックせにゃ。今の時点でうまくいくほど怖いことはない。反面教師こそ最高の先生。限られた人員で負荷がかかっている以上問題が出るのは分かっている。最下位チームにはそれさえにも対処できない現実もある。応急処置でどれだけ間に合うのかを知る方がいまは価値がある。最下位チームならあとは一台づつ抜いてゆくだけじゃ!世の中そういうもんじゃ。あぁ眠い。

2011年5月4日水曜日

震災備忘84 騙され照れ照れ還暦祝い

おはよう福島!

◎いわきは、晴天。無風。洗濯日和で朝から母は洗濯三昧とか。お邪魔なようで早く切られる。元気で何より!

◎さてさて昨日。60歳の初日を幸先良く迎えることができましたぁ。本当に有難う。楽しい一日でした。なんせ祝いの席がダブルヘッダーとなってしまったとは露知らずに西新宿と渋谷へ赴く。

◎国営放送の松江支局勤務の若い友人夫妻と久しぶりにパークハイアット41階の「ジランドール」でランチ。お店の方に311での揺れを伺う。長い間の揺れが続いたもののこれといった被害はでなかったとか。被害は52階のニューヨークグリルが酷かったらしい。自慢のワインセラーから多数落下。フロアーがしばらくワイン酔いするほどの匂いが蔓延して営業中止を余儀なくされたそうだ。しかし100万相当のビンテージは被害ゼロとか。本物は何処でも揺るぎなく泰然として踏ん張りが利くもんですなぁ。一同変に感心。

◎さてその松江の友人、新婚早々で奥方の顔見世興行とオイちゃんの還暦を祝う席と相成った。奥方は元キャスターで良い感じのお嫁さん。なかなか見る目がある。旦那とは6,7年来の付き合いでその頃は寡黙な中に素養の高さとハングリー精神を秘め意見も礼節をわきまえながら物を言う学生だった。クリティカルでありながら物事を構築していく姿が印象的で案の定ちゃ~んとNHKに掻っ攫われていった。恐らく次は広島、そのまた先は東京に戻ってバリバリやるんだろうなと予想する。とにかく見ていて清々しい夫婦である。末永くお幸せに。

◎次は、会議(の予定だった)で渋谷に移動。片倉さんが迎えにお出でなさっていた。パークハイアットの車寄せに真っ黒でホイールキャップは真っ赤なターボ付きKカーときては、パンクな絵だった。いつものように渋谷東急インへ。しかしいつもと違うルートを選択する。わざわざ山手通りだ。明治通り混んでるもんでぇとかなんとか言っちゃって。まぁ良いか的に茶を濁す。

◎またまたお次が変なことに、渋谷駅近くで、左車線を選んだと来た。それ違うっしょ。と突っ込む。一応うろたえながらそれでも左折を試みる片倉さん、なんか変だぞ?変なところで停止。何だ?「サプライズ?」と訊く。あれほど止めてけれと懇願したサプライズをするとは、参ったなぁ。本当は会議じゃぁないのかが懐疑になる。グフ。

◎迎えに来たストリート・チームの中村君に連れられスペイン・バレの「マドリード」へ。もう屋根から真っ赤だもん。スペイン国旗の黄色と赤、きょうは妙に赤が目立つ。さっきはシャンペンはロゼを選ばれたり。垢だらけ、違った、もとい赤だらけ。なぁ~んか嫌な予感、赤のチャンチャンコだけは嫌だっつうの…

◎誘導された席には、思いもよらぬこの人や後でこの人も。
やられて少々泣けてきて誤魔化すのに大変な還暦祝いの席でありました。そのうちお写真アップしますね。ではこれから本物の会議へいざ!

本当に昨日はご出席の皆様、谷口さん、アリサちゃん、我妻さん、小西さん、毛利さん、板垣さん、毛利さん、中村さん、片倉さん、はるばる長崎からの志津香さんもお花ありがとう。そして山本君も感謝多謝。

2011年5月3日火曜日

震災備忘83 20060日目かぁ

おはよう福島!

◎早朝より電話の形跡。夜鍋過ぎて就寝から3時間も足らずで我がままさせてもらいスルーする~。グフ

◎それより約1時間後にまだまだ寝足らずともボキボキ骨音を鳴らして起床を決意。窓越しに、無風、ほどほど晴天の5月3日の朝を確認。悪くネェなぁ。穏やかだなぁ。

◎電話を見たら、実家からの着信と闘病中の岩田君からのメール。お誕生日祝いが朝一のお仕事を思うと、グッと来るなぁ。

◎いわきへ返電。恥ずかしながらお祝いのお言葉を、今日は、はっはっはと屈拝拝聴。あと何回このお祝いの声と言葉が聞かれるのかなぁ。内心神妙になる。今度の被災で唯一良かったとしたら、認めたくもないけど、照れるような言い方をすれば、親子の関係はもとより人間関係、絆を生きているうちにこうして必須濃厚なものとして感じることができるということだなぁ。同時に空洞気味の自分の歴史を振り返ることができるし。そういう点ではまんざらじゃぁないなぁ。

◎いわきも無風。穏やかな日。天気も気持ちも繋がっている。さぁ~て、還暦だってさぁ。カンレキ。カンゲキじゃねぇぞ。カンレキだぁ。いつものお誕生日おめでとうメッセージではないだろうなぁ。興味津津だが、なぁ~んか照れくせぇなぁ。だから今は開けずに夜帰宅後に…
まぁとにかくこれからも笑われてもいい、オロオロ、ヨロヨロ歩くだけ。みなさん、どうかよろしく。感謝多謝。

♪ One Day I Walk
 

2011年5月2日月曜日

震災備忘82 天使の声遠藤未希さんお帰りなさい

避難呼び掛けた職員、死亡確認=大津波に最後まで―宮城・南三陸

東日本大震災で壊滅的被害を受けた宮城県南三陸町で震災当日、津波が迫る中、防災無線で住民に避難を呼び掛けたまま行方不明となっていた同町危機管理課職員遠藤未希さん(24)の死亡が2日、確認された。
 南三陸町によると、遠藤さんは3月11日、町役場の防災対策庁舎2階の放送室から、防災無線で「津波が来ます。高台に逃げてください」と町全域に避難の呼び掛けを続けた。しかし、庁舎全体を襲う大津波にのまれ、犠牲となった。
 県警によると、遠藤さんとみられる遺体が見つかり、DNA型鑑定をした結果、本人と確認された。遺体は近く遺族に引き渡される。(時事通信 5.2)
 

本当によかったなぁ。右足には旦那さんにもらったミサンガが巻いてあったそうだ。どんな願い事をしたのだろうか。でもこれでやっとご主人とご両親といつまでも一緒だ。本当にご苦労さまでした。

♪Somewhere over the Rainbow


Somewhere over the rainbow
Way up high
There's a land that I heard of
Once in a lullaby

虹の向こうの遥か彼方の空高く
かつて子守唄で聞いた国がある

Somewhere over the rainbow
Skies are blue
And the dreams that you dare to dream
Really do come true

虹の向こうの遥か彼方の空青く
信じる夢は すべての願いがかなう現実(いま)となる

Some day I'll wish upon a star
And wake up where the clouds are far behind me
Where troubles melt like lemondrops
Away above the chimney tops
That's where you'll find me

いつか私は 星に願えば
目を覚まし 私は遥かな雲を見下ろして
すべての憂いは レモンの滴と化して
屋根の上に溶け落ちて
そこはあなたが 私を見つける場所となれ

Somewhere over the rainbow
Bluebirds fly
Birds fly over the rainbow
Why then, oh why can't I?

虹の向こうの遥かな彼方に
青い鳥たちは飛び
虹を超える鳥たち
私も飛んでいきたいのに

拙訳:kw

震災備忘81 20059日

おはよう福島!

◎いわきに電話。父が出る。ということは母は留守。同じ病院に入院中の本家の伯父と叔母(母の妹)を予科練の伯父の運転で見舞いに行ったとか。まぁ伯父叔母だらけだこと。みんな仲良くがとても好い。今日のいわきは、強風注意報、西風に安堵。最高気温予想は20度。薄晴は黄砂の影響。

◎今日5月2日は、誕生日を明日に迎えた満59歳最後の日。じつに20059日目。うるう年を勘定したのでこの日数になった。不思議にも下二桁が59なのね。意味深い!もしや計算間違い?でもエエ。とにかく2万日はとうに過ぎた。前にも書いたが、42歳にハートアタックに襲われて命拾いをした。その時の若造お医者が、いろいろ検査をして、あと15年だからと仰せ使われた。

◎まぁそんなことにはならず、今に至る。その診断から3年近くになります。まぁだれもが言うセリフだが、生かしてもらっている。最近頓にそう思うのでありまする。皆様のお陰であります。屈拝感謝多謝。

◎端午の節句には、もう50年以上も前のころのこの時期になるとオヤジが物置から五月人形の箱を引っ張り出し箱を開けて陰干しをして後、時を見計らい組み立て床の間に飾るのでありました。子供心に人形たちから時を越えて流れる来る古の魂を感じたものです。日本男児への代代伝わる永遠のメッセージってやつを幼い心にも分かったものです。そしてお次は鯉のぼり。まぁ風がないときゃだらしない姿になるんすが風が出たら生き返る、それをじ~っと縁側で柏餅などを食べながら待つわけですわね。鯉たちが微風微動にも反応する楽しみも、つまり観賞する喜びもまた幼い時に覚えた気がしますなぁ。 

◎爺様の本家に行くとうち倍もあるでっかい鯉のぼりと数の多さにさすが本家、内孫はいいなぁと5歳年下の従兄を嫉妬のあまり虐めたもんです。今は逆にこっちが虐められていますがぁなぁ。ボクは鯉のぼりのように日本人たるもの腹の無い真っ正直な生き方をしたいと誓ったのに、腹黒いし最近また腹も出て来もした。生きるのは、はい、現実はとても難しいものです。

◎しかし誕生日は明日でありますのに、Facebookには、フライイングのおめでとうメールがいくつか舞い込みます。有難いのですが不思議なことにみんな人生の先輩たちから。なんか無理やり60台に引き込みたいんだろうなぁ。老人の特徴は、たしかセッカチだったなぁ…ガハハハハ まぁ今日は楽しく過ごします。

2011年5月1日日曜日

震災備忘80 管総理では無理だ!

おはよう福島!

◎起床後毎度のご機嫌伺いの電話。電話中の母「あっ地震!震度3だ!!」「ドンとくれば3、福島沖」。たいしたもんだ。当たっていた。

◎さて昨日、正確には一昨夜の「朝まで生」を見て一気に疲れが倍加してしまいましたぜ。被災地での実態と政府の対応が暴露のオンパレードであった。いい大人が何をやっているの!現状を聴いた大塚厚労省副大臣も唖然とする想像をはるかに超えた低レベルが常態化している。

◎例えば被災地でハローワークがビジネス・マナーの講習会だとさ。やっている方、受けている方も「わたしたちなぜ?こんなことを?なにやってんだろう?」。間違いなく歴史的笑い話として刻まれ残っていくであろう。命じる方も命じる方なら、やる方もやる方。思い出すだけでも時間の無駄。気力の浪費。

◎朝から予算委員会質疑国会中継を聴く。島尻安伊子(しまじりあいこ)沖縄選出ながら、この人は仙台出身で4人の母。被災地と母の立場からの質疑に切れがあった。その後の森裕子もしかり論理的で舌鋒鋭い。拍手もの。母は強し。原発停止宣言を総理に迫った森裕子も柏崎原発をお膝元に置くリアリティがある。母・女性・被災地・原発県の立場ときたらもうひれ伏して聞くしかないだろう。

◎対して管総理の答弁。「私は頑張っています、政府は頑張っています」という言訳と開き直りが心底にある発言を万言として聞かされる側は耐えに耐え耐えている弱い立場の人がどれだけいるのか分かるであろうにいまだに日本の今の総理は分かっていない。突っ込まれる立場で忍耐の要る力が不足しているからこの言訳をまたまた繰り返すのでしょう。これが管直人の本質的、そして総理として資質のなさを物語っているのです。すでに勝負がついている、賞味が切れているのに。

◎管総理はサミットまでは持たないほど内外での外堀が埋まりつつある。総理の責務を全うしたいのなら新たな期待を繋ぐバトンを次に託す役こそ最後に残された総理の責務である。日本全土を覆うモヤモヤ感を一掃して気分一新するには、管総理が総理を返上すること。

◎最優先順位は、原発危機を止める。総力を向け止める!サミットの優先アジェンダは勿論「日本の原発」なのだから。戦犯の一人として出席したら飛んで火に入る夏の虫。大体アメリカは戦犯の出席を望んでいない。つまり出席などできないの。原発を人質にできるのは政局的に意味があっても、断じて世界は許さない。

◎管総理が居座り続けるのなら、サミットは、忍耐の日本国民を救ってくれましょうぞ。しかしその時は今後の日本の外交政策上一切のバーゲニングパワーを放棄させられることにもなります。その意味でも辞任するしかないのであります。どうかお引き取りを。