2011年5月1日日曜日

震災備忘80 管総理では無理だ!

おはよう福島!

◎起床後毎度のご機嫌伺いの電話。電話中の母「あっ地震!震度3だ!!」「ドンとくれば3、福島沖」。たいしたもんだ。当たっていた。

◎さて昨日、正確には一昨夜の「朝まで生」を見て一気に疲れが倍加してしまいましたぜ。被災地での実態と政府の対応が暴露のオンパレードであった。いい大人が何をやっているの!現状を聴いた大塚厚労省副大臣も唖然とする想像をはるかに超えた低レベルが常態化している。

◎例えば被災地でハローワークがビジネス・マナーの講習会だとさ。やっている方、受けている方も「わたしたちなぜ?こんなことを?なにやってんだろう?」。間違いなく歴史的笑い話として刻まれ残っていくであろう。命じる方も命じる方なら、やる方もやる方。思い出すだけでも時間の無駄。気力の浪費。

◎朝から予算委員会質疑国会中継を聴く。島尻安伊子(しまじりあいこ)沖縄選出ながら、この人は仙台出身で4人の母。被災地と母の立場からの質疑に切れがあった。その後の森裕子もしかり論理的で舌鋒鋭い。拍手もの。母は強し。原発停止宣言を総理に迫った森裕子も柏崎原発をお膝元に置くリアリティがある。母・女性・被災地・原発県の立場ときたらもうひれ伏して聞くしかないだろう。

◎対して管総理の答弁。「私は頑張っています、政府は頑張っています」という言訳と開き直りが心底にある発言を万言として聞かされる側は耐えに耐え耐えている弱い立場の人がどれだけいるのか分かるであろうにいまだに日本の今の総理は分かっていない。突っ込まれる立場で忍耐の要る力が不足しているからこの言訳をまたまた繰り返すのでしょう。これが管直人の本質的、そして総理として資質のなさを物語っているのです。すでに勝負がついている、賞味が切れているのに。

◎管総理はサミットまでは持たないほど内外での外堀が埋まりつつある。総理の責務を全うしたいのなら新たな期待を繋ぐバトンを次に託す役こそ最後に残された総理の責務である。日本全土を覆うモヤモヤ感を一掃して気分一新するには、管総理が総理を返上すること。

◎最優先順位は、原発危機を止める。総力を向け止める!サミットの優先アジェンダは勿論「日本の原発」なのだから。戦犯の一人として出席したら飛んで火に入る夏の虫。大体アメリカは戦犯の出席を望んでいない。つまり出席などできないの。原発を人質にできるのは政局的に意味があっても、断じて世界は許さない。

◎管総理が居座り続けるのなら、サミットは、忍耐の日本国民を救ってくれましょうぞ。しかしその時は今後の日本の外交政策上一切のバーゲニングパワーを放棄させられることにもなります。その意味でも辞任するしかないのであります。どうかお引き取りを。