2010年6月30日水曜日

チャイワン時代と半島情勢

<中国>台湾と経済協定締結 800品目で関税撤廃
 【台北・大谷麻由美】中国、台湾双方の交流窓口機関は29日、中国重慶市で自由貿易協定(FTA)に相当する経済協力枠組み協定(ECFA)を締結した。1949年の中台分断後、包括的な経済協定締結は初めてで、経済の一体化が更に進む。関税撤廃で台湾企業の中国市場における優位性が高まるのは確実で、日本や韓国企業にも影響を与えそうだ。(毎日新聞)


◎「チャイワン」時代がとうとう到来ですねぇ。中華経済圏(中国、台湾、香港、マカオ)の域内総生産は5兆5千億ドルの経済ブロックになります。

◎極東アジアの緊張は、こうして次第に和らいでいくのでしょうか?こうして思えば気になる南北朝鮮半島は同一民族に委ねるのが理想とも思えてきます。がことはそんなに単純ではないのが半島問題の深刻さ。

◎でもこうした流れは、当然南北の深層心理にも影響してゆくのでしょうね。経済がイズムを飲み込んでいく。

◎さらに気になるのが胡錦濤と温家宝の間で北朝鮮への見解不一致が目立ち始めた最近の中国。

◎温家宝主導の北との距離を取り始めた中国の印象に恣意的政治判断と見ていいのか、権力闘争と見ていいのか。とにかくこれもそれもチャイワンとリンクして観察しましょうか。

W杯 金田解説者の余計な一言

「駒野頼んだぞぉー!」の金田発言。
嫌~な予感を覚えたのでした。

そこまでイイ緊張感だったのに、この一言が水を差してしまった。
まるで駒野を信じていないように聞こえてしまいました。

ここは黙って見守って欲しかったのです。
まさにそんな場面です。
ネガティブ空気が入り込んで欲しくなかったなぁ。
不謹慎な一言に聞こえてなりませんでした。

なぜ駒野の時に限って余計なことを言ってしまったのか。
きょうより金田解説者はパス!

とにかく集中して見ていたムードをぶち壊してしまった。

まぁ気分を一新して、青きサムライたちに有難うを。
ここまで本当に良いものを見せてくれました。
そして駒野、よくやった!君が走りに走ったからこそここまで来たのだ。

重ねて、日本代表にお礼を。

屈拝。

2010年6月29日火曜日

名古屋場所開催について

昨日の会見に協会側の深層心理がすべてでていました。
実に象徴的なヒトコマでした。

会見冒頭のカメラマンたちの止まないフラッシュ撮影。
業を煮やして、でた言葉が、
「やらないよう~」の理事長の最後の発言。

いらつく背景は分かっていても、会見場でのこの発言は頂けません。
分かっていないなぁ武蔵川理事長。

心証を害していることなど理解できていないのか?
相撲協会を象徴したシーンにしか見えないのでは困ったもんです。
で、名古屋場所開催。腹を括っての開催の意味を分かっているなら、それはそれで良いのかと思います。

どうしようにもない手詰まりは分かっていても、ここは三重ノ海の頃の粘り強い相撲が見たいところです。

日本にとって大相撲はなくてはならないもの。相撲に限らず、古いオリが溜まったものはやはり捨てて欲しいですねぇ。今がそんなとき。日本のチャンスです。その辺心して、よろしくです。

2010年6月26日土曜日

「琴光喜はクビ」それだけ?

大相撲 「琴光喜関はクビ」調査委座長が見解…野球賭博
 大相撲の賭博問題で、日本相撲協会の外部有識者による特別調査委員会の伊藤滋座長(早大特命教授)は25日、武蔵川理事長(元横綱・三重ノ海)に対し、28日に緊急理事会と評議員会を開くよう要望し、了承された。この日、東京・両国国技館で開いた調査委の会見で伊藤座長は、野球賭博への関与を認めた大関・琴光喜関(34)=佐渡ケ嶽部屋=の処分について「当然やるよ。一番にクビだよ」との個人的見解を示した。(毎日新聞)


◎名大関もついに相撲人生を終えるのか・・・。思えば天性の相撲勘を備え横綱を何度も期待されたのに、いつもいいところで期待を裏切り続けたのも・・・とさえ思ってくる。

◎伝統、国技、公益法人の名のもと好き勝手にやってきたのもある意味皮肉な伝統のなせる技か。国技伝統文化の聖域に胡座をかいてきた相撲協会、そして文部科学省や警察、NHKも含め一蓮托生。しっかり解明されて説明しなくては。お相撲さんだけではありませんねぇ。ダブルスタンダードの技もほどほどに。

◎「ポスト」に始まり「現代」といった週刊誌ジャーナリズムが長きにわたり追っかけてきた闇世界と賭博、八百長疑惑追及努力が結実した訳です。またもや大手新聞、TV局はいったいなにをしていたの?

2010年6月25日金曜日

デンマーク戦から

勝つとは分かっていましたが、こうも方程式通りに試合が展開できた青きサムライたちを讃えましょう!

素晴らしい!

特に本田。君は凄いなぁ。教えられたよ。

3点目のゴール、自分で入れれば本田自身の3点目。得点王のチャンスの場面。

岡崎へのパス。あそこは岡崎が来るのを信じていたしまた見えていたこと。冷静だった。
サッカーの真髄、連携を最後に体現させた本田。

そして勝利後のインタビューにも現れていました。
浮き足立つことなく泰然した姿にこの若者の大きさに魅せられました。

自分、はたまた日本の閉塞感をダブらせた人が多くいたことでしょう。
とにかく一点一点が素晴らしい意味があった。

良いものを見せて頂いた、ありがとう青きサムライたち!

日本はこのままでは終わりません。

大仕事前のリラックス

今夜、正確には昨夜(24日)新宿歌舞伎町のとある場所で21時から打ち合わせ。ちょっと怪しいかも。

21時前には珍しく既に出席。中には仮の姿で帰宅途中で参加組もあり、普段とはっまったく区別がつかないメンバーも。

初顔合わせ同士のあいさつやスタッフ紹介であっというまに60分経過。あとは勝手に親睦会へ突入。

初顔合わせをアイスクラッシュしたのは、勿論今夜未明のデンマーク戦。学生時代にサッカー選手だった経歴の持ち主が二人。否応なしに解説に力が入りました。

途中で水を差さない限りデンマーク戦に間に合わない。ソソクサに終了の号令を発し!誰が?
当然ボクが。

その調子で・・・攻めて攻めて攻めまくろう!さぁ~て青きサムライの熱き戦いの前に、ちょっと冷静になっておきましょう。

さて各選手の試合の前に耳に入ったイヤホンを流れる音楽とは一体どんな曲なのでしょうか?気になります。

そこで一曲♪ Milton Nashimento / Travessia
名曲です。

http://www.youtube.com/watch?..v=x7QcCrUqMkg

2010年6月24日木曜日

大久保挑発「ただデカイだけっしょ」

大久保が挑発「ただデカイだけっしょ」
 「W杯・E組、デンマーク-日本」(24日、ルステンブルク)
 前日練習を終えたFW大久保はデンマーク守備陣を挑発した。「まあやってみんと分からんけど、ビデオ見たけど、ただデカイだけっしょ。あれでスピードがあったら、相当スーパーやけどね」と、バッサリ。「体力やったらこっちが上やし、前半から積極的にいきたい」と、先手必勝を誓った。(デイリースポーツ)



◎失礼ですが、その通り!もう戦いですから、上品になんかカッコつけている場合ではありません!

◎こっちは、今朝デニッシュをパクつきました。昨夜ベーカリーの店先に売れ残ったデニッシュ全部買い占めました。まぁデニッシュ好きもありますが、今回は迷わず。そして今朝は食いちぎっては胃の中へ。

◎さてデンマーク。たしかにデンマーク難敵ですが、守りに立たせないことがポイント。最初の10分とか15分はスピードで引きずり回し追っかけ回して体力消耗戦へ持ち込む。

◎あとは、弱点の足回りのボロボロが露呈してきます。早いパス回しで翻弄して確実なプレッシングで勝利を!カラダの当たりは強くても斜めから揺さぶれば簡単に動かせます。

◎本田に続き小生意気な選手がいるなんてサイコーです。とにかくやってもらいましょうよ!今夜楽しみですなぁ。

では後ほど。

2010年6月23日水曜日

ブログを3っつも抱えて・・・

いまブログを3っつ。

まずこれが安否確認のため。
もとはといえばアメブロの福島県一に発してここに引越し。

そして10日前に、仕事用ではじめたのが2つ。
仕事仲間の「やらなくてはイケン」との仰せで始まったわけです。

ンモ~、じつに大変であります。特に深夜の帰宅後は。

時代は、何事も発信とか言われても、24時間、カラダはひとつ。物理的な制約があります。

まぁタイムマネジメントと能力の問題は棚においてですが。

ひしひしと限界を感じながら限界に挑戦!
悪くはない~と半場開き直り。
これしかないでしょうなぁ。

さて雨が一段と激しさを増す中、これよりお出かけ。
まさに矢でも鉄砲でも雨霰!

では良い雨の午後を。

2010年6月22日火曜日

オメデトさんが夏至と冬至を行き来する

娘が嫁ぐとは、こんな感じなのかなぁと思った夏至の日。

といっても本当の娘などいるわけも無いのですが、ボクのゼミの教え子として初めて出席簿を呼んだ時に、娘がいたらさぞやこんな娘かな感じたのが彼女でした。

不思議なことに初回の授業後にすぐボクのところにやってきて変な質問をしたのもそのおバカな女学生でした。印象はダントツでした。以来バカ娘として叱咤激励の相手になったわけです。

卒業後海外に渡りようやく自活できるようになり好きなクルマも買ったと愛車の写真が送られてきたのが昨年。

その後仕事に没頭する頑張り度が想像できるころから次第に音信が薄くなりさぁ~てどうしているのやらと思いだした矢先、慶事の写真が送られてきました。なんともいつもこんなタイミングなのです。いつも思ったらその途端というような変な関係。まるで何かで繋がっているとしか思えないような?まるで親子でしょう?

やることなすこと勝手度の磨きもかかりますます面白さも増しているのは間違いない。さぞかしパートナーも飽きないでしょうなぁ。オメデトウ!

こっちも負けずにいまだおバカさ加減は現役であります。

そういえばあっちは冬至です。おバカにはカゼも避けると自信を持って断言できる筋金入りのおバカさんへエールを。ガンバレよ。お幸せに。

ではこの辺で。

2010年6月20日日曜日

1次リーグ最終戦でガチンコ決着

日蘭戦が一夜明けて、観戦疲れを自覚。あぁ・・・疲れました。

そしてデンマーク、結局勝ち残りました。
お互い最終戦でガチンコ。オールインの戦いになりました。

デンマークでこそ岡田サッカーの本領発揮を。
最後の最後で魅せてくれるはずです。

しかしまた疲れそうですなぁ。
24日までに疲れを取って迎え撃つ、というより攻めて攻めて攻め抜こう!

もう興奮してますなぁ。イカンイカン。

2010年6月19日土曜日

W杯 日蘭戦雑感!

あぁ・・・。

でも凄いなぁ。
青きサムライたちは、良くやった!
優勝候補のオランダをここまで追い込んだ。

しかし負けた。
勝負の非情。

にわか評論家に変身すれば、前線の位置に対応したマルチの攻撃態勢が欲しかった。
それで徹底的にオランダの体力消耗が果たせたのになぁ。
オランダの心理的にも冷静さを欠くネガティブな試合運びにスイッチが入ったのに。

次は、後半戦。
中村俊輔のパスとショートの分かれ道かなぁ。
エースナンバー10を背負った中村俊輔。
出番早々の20分を切ってのチャンスだった。

あそこは、入ろうが入らまいが、一心不乱のショートが欲しかった。見たかった。
ピッチ上のメンバーへのメッセージにもなったのになぁ。

ここは正直まるで自分の姿がダブってしまったヒトコマでありました。
俊輔のメンバーを立てる優しさが裏目に出てしまった。
あそこは傲慢に自分を信じて打って欲しかった場面であります。
まぁ、タラレバに違いはないのですが。

とにかく、攻撃。その意味を自問自答すべきオランダ戦でありました。

さて次戦のデンマーク。

日本にとって、実は最大の難敵です。
オランダよりも戦い難い強敵です。
あの守りの堅さをどうこじ開けるのでしょうか。
バイキングの子孫には、知力で揺さぶる!
確かに勝利の方程式が分かっているだけにそこに特化してもらいましょう。
揺さぶりDFを分散してください。

とにかく気分一新。
失意泰然。気負わずにリラックス。

もう一度、事実は、ここまで優勝候補に戦えた。これは本当に凄い。
自信に値する一勝負でした。
パワーサッカーに踏ん張れたニッポン。凄いなぁ。
本当に凄かった。拍手を贈ろうではありませんか。パチパチパチパチ。

次戦への予習になりました。

引き続き応援しましょう。

頑張れニッポン。

お疲れ様でした。

最後に、前のアップでオランダを相当に茶化しまして・・・ペコ。
ボクはオランダ・サッカーの大ファンであります。
周囲はそれを良く知ってなさる。これホント!

残り20分。ここから本当の勝負!

会議を早々に切り上げても試合開始に間に合わず。ニャロメ。

15分経過付近にTV観戦にありつけた。
帰宅のルーチン、嗽と手洗いを省き500円のカベルネ・ソーヴィニヨンとチース、ソーセージとチーズを揃えてカウチに陣取る。

前半の総括。目立ったのが、オランダの縦への反応がとても良かったです。

オランダは相当に見下しながらも焦っている。ポジションチェンジもしないなんとは・・・この葛藤がオランダの隙であります。

今、1ー0。オランダのリード。ニャロメ。

オランダは、サベージ。野蛮な枕がよく似合います。失敬。

小国でながらも大国を装った過去の歴史がある国オランダ。アジア、アフリカを蹂躙して・・・。またまた失敬。

いまは格闘王国。
サベージの枕にぴったしです。またまたまたまた失敬。

ヘーシンクに始まり、赤鬼ルスカ。そしてK1立国オランダ。

NY在住に観光王国クロアチア出身の政治亡命してきた友人が、「あいつら、ま昼間から街頭でカー◯◯クスするんだ、信じられるかい?」のオランダ人像の印象を思い出しました。ゴメンね。

南アフリカ共和国。ポルトガル、オランダ、イギリスが所縁の深い国であります。

南アは、ボーア戦争で実権を決定的に消滅しましたが、ある意味、オランダのホームであります。スタジアムがオレンジ色なのもその証。

しかしあのブブゼラ。地元の怨念にしか聞こえません。そうでしょう?

イングランド、ポルトガル、すべて苦戦しています。
オランダだって・・・。

一点差、そんな差なんて、日本のお押上、まさに見ごたえあるではありませんか。

応援しましょう。サベージ・ダッジマンの勢いもそろそろ息切れします。断言!

ニャロメ!!!

オランダ余裕発言「日本戦はすしディナー」

オランダ余裕発言「日本戦はすしディナー」
 オランダ代表は18日、ダーバン郊外のプリンセス・マゴゴ競技場で日本の直前の午後12時半から公式練習を行った。会見したベルト・ファンマルウェイク監督(58)は、日本を“すし”にたとえて挑発的な勝利宣言。大勝で国内に充満する批判を封印する構えだ。(サンケイスポーツ)

◎まるで理想的な展開です。増長気味な相手をピシャっとやっつけるのが古来から日本のパターンです。迎え撃つのがお家芸。柔よく剛を制すのであります。

◎引き分けで良いとは心の底で思っていても、全員それ以上の静かな決意を秘めている気がしてなりません。岡ちゃん狙っていますよ。
今夜に期待!それまでに会議が終わればエエのですが。まぁ出席者の心も全員おんなじでしょうねぇ・・・。

2010年6月18日金曜日

シャワー時にオシッコを!

なんでも海外の著名な女性モデルが水の無駄使いを避ける目的もあって、オシッコとシャワーの同時使用を訴えているそうな。

大賛成であります。
ボクはもっぱらシャワー派ですが、入浴前にトイレに行って大量の水を使うのはなんとも不経済です。

大体身体が温まれば生理機能が働き尿意を催すのが自然なことです。

お風呂では困りますが、ねぇ。

では良い一日を。

これから江ノ島までお出かけ。残念ながら打ち合わせ。そして午後には雨とか。週末は梅雨日和のようですね。

ではまた。

2010年6月17日木曜日

火事場の馬鹿力

前回のW杯はほとんど全試合TV観戦をしたけれで、今回はそんな悠長な事態ではないのです。
ほとんどスポット的に楽しむだけ。
次戦オランダ戦など、もう絶望的。
その夜は会議であります。トホホ。

厳しい試合が予想されるようにこっちも厳しい会議になりそう。

さらに一年前に打診があったベトナム案件がここに来て急浮上。
神は、いつも試練をお与えなされる。いたずら好きでホトホト困ります。

やっぱりボクは神に好かれた神の子であるかも・・・?

七難八苦与えてたもれ!とここは開き直って火事場のおバカ力を発揮するしかないでしょうに。

きょうも晴れ上がりスッキリ。足の腫れもほぼ引き触っても熱くないがハートはホット。

ハイ、ではきょうも良い一日を。

2010年6月16日水曜日

メリハリ

きょうも慌ただしく家を出て慌ただしく転々と次の場所への繰り返し。
こうもやることが山積してくると移動中に電話ができない公共交通機関は不便です。

結局タクシーになってしまいます。不経済ですが仕方がありません。
今は時は金なり。

きょう一番目のアポは恵比寿。次は西新宿五丁目、次は東新宿、新宿三丁目、江戸川橋、もうこのへんでヘロヘロ。中身もメリハリの無い一日になってしまいました。

特に西新宿では待ちぼうけを食わされるハメに。いい大人が意味もなく1時間も待ちぼうけで待ち人来たらず。

正直ボクの表情が変わったようで、周囲も空気を察し、少々引き目に。まだ修行が足りませんなぁ。しかしその一時間でたっぷり仕事が熟すことができるわけですから。ブツブツも言いたくなります。

その辺から一気に寝不足の疲労感が出てしまいました。
帰宅後即熱いシャワーで気分一新。

そしてこんな時間までの夜なべ仕事に。

外は雨。ザーザーぶりです。明日も雨とか。やっぱり梅雨ですねぇ。

では今夜はこの辺で。また。

2010年6月15日火曜日

変身成功 日本代表とマジックとは

今朝はやっぱりどこかが違います。慢性寝不足をぶっ飛ばしてくれたのは昨夜の勝利です。

昨夜は本当に、日本代表にカミカゼが吹いたのか、吹かせたのか?
名前からして、ウルサそうな民族楽器「ブブゼラ」。

W杯が始まって以降、ブ~という音がまるで低周波耳鳴りのようで耳から離れません。

開幕戦であの音を聞いて、即頭をよぎったのは、日本代表はこれで変われると思いました。

あの騒音の中ではピッチの指示や選手間の声などまったく聞こえません。
要は、気持ちがすべてと割り切れる。

反射的に考え組み立てて行くサッカーの基本にひたすら邁進する以外に手はない。
すべてに集中できる。
ある意味これで代表チームは、大人になれる!と思いました。

自分の役割を熟す。仲間を信じる。
同じ気持で常に繋がっている。音は聞こえないが、アイコンタクトですべてが分かる。

スポーツと音楽の演奏には共通するものがあります。集中力です。

そして締めくくりは、本田の「何かを持っている」。チーム全員が、この神がかりの言葉のマジックを感じたら、もっと期待できそうです。

本田、新しいスターの誕生ですが、ここは冷静に、彼を無意味に祭り立ててはイケマセン。

これも代表チームへの試練かも。全員で闘うという基本を、メディアもボクラも肝に銘じて見守りましょう。

そうこういうときこそ、「得意冷然」。

しかし返す返すも、岡ちゃんのワントップ作戦ズバリ当たりましたね。トップにボールが集まる間にDFの体力を温存できた。いつも以上のDFに仕上がったことは見ての通り。岡ちゃん、なかなかやるもんです。いままでやったことの無いことをここでやるとは策士とともに勝負師ですね。

そしてそれに応えた青きサムライたちの一夜明けのお目覚めは?次戦に向けてどうなるのかが気になるところです。

では良い一日を。

初戦突破!全員力の勝利に乾杯!

終盤ハラハラドキドキ。
この辛勝という形に意味があります。
集中力が優ったことに自信を!

これでますます好いムードができました。
これまでの苦労の積分の結果が出て好かったなぁ。
数少ないチャンスをモノにするなんてアッパレとしか言いようがない。

いまの日本代表には快勝より辛勝が望ましい。
どっちにしても勝ち点3。

これから上がり調子にまっしぐら!

まさにチーム一丸、間違いなく何かを掴んだ青き侍たち。
当たり負けしない、気持ちも負けていない。エエなぁ。
次戦、オランダ、負けてもともと分けてグー!
勝ちに行こう!挑んでいこう!

そして、本田、確かに何かを持ってるね。

とにかくオメデトウ日本代表!
お疲れ様でした。

本田のゴール、夢の中でもう一度。
ではこの辺で。

2010年6月14日月曜日

「はやぶさ」お帰りなさいまし

◎「はやぶさ」で思い出したのが、旧陸軍航空隊第一式戦闘機「隼」。「はやぶさ」と「隼」切っても切れない縁があります。

◎「隼」、ゼロ戦以上の旋回性能をもった名機です。これは日本のロケットの父、糸川英夫博士が空力設計に参加したものです。あの九七式戦闘機も、ニ式戦「鍾馗」もまたしかり。戦後ペンシルロケットではじまりその後オオスミまでの日本ロケット史はすべて糸川博士にたどり着くのは御存知の通り。

◎実は東京大学生産技術研究所時代の糸川教授の秘書が、ボクの叔母でした。帰省するたびに叔母から糸川博士の話を聞き出したくて追っかけもしましたが、な~んも話をしてくれませんでした。「ウチの妹が糸川先生の秘書なんでねえ」と自慢気に話をするのは親父や叔父貴たちばかり。その中には先月亡くなったヤッちゃんもいました。もしや叔母にとっては迷惑千万だったのかもしれません。守秘義務を守った叔母はさすがにプロの秘書でした。

◎ウチの父が航空士官学校に入ったのも、九七式戦闘機と隼に憧れたためとも。なにか・・・まぁ勝手ですが、この「はやぶさ」のニュースはうちの家系と遠からずも近からずな妙な縁を感じてしまうのです。何度も言いますが、まぁ勝手だとは分かっていても・・・分かるでしょうこの気持?!そう自慢話です。甥っ子もこうして自慢する訳です。ウフ。血は水よりもなんとやら。

きょうも元気で、良い一日を。

2010年6月13日日曜日

サッカーメモをもう一度

なんでもお隣の韓国のメディアは、韓国代表チームは史上最強と言っておりました。
初戦の戦いで納得。確かに強いです、韓国。

片やサムライニッポン、見る限り各自にようやく盛り上がり感が出てきました。
いいムードです。

そこで当たり前のようにサッカーとはをメモしてみました。

* サッカーの基本は、鬼ごっこだ。
* サッカーは、とにかく走り回り走り抜け。
* サッカーは、スペースを突け。
* サッカーは、即興性とアイデアのスポーツだ。
* サッカーは、全員が同じOSの反射的判断が要る。

隣国があんなにあっ晴れな試合をして、「はやぶさ」も帰還する。
静かな闘志が沸き上がる。頑張れニッポン!

ではこれからセルビア対ガーナ戦を。

この辺で、また。

「はやぶさ」帰還は、W杯日本代表へのエール!前祝いである!

小惑星探査機「はやぶさ」 きょう7年ぶり帰還
 ■太陽系の“原点”探るデータ期待

 7年前に宇宙へ飛び立った小惑星探査機「はやぶさ」が13日、地球へ帰ってくる。原始太陽系の姿をとどめているとされる小惑星「イトカワ」へ軟着陸し、世界で初めて土壌採取と回収に挑んだ。(産経新聞)

◎「はやぶさ」がなぜか人に道にダブってしまうのはボクだけではないでしょう。そして涙腺までが緩くなってしまうと多くの人が言います。

◎冷静に考えれば、1m × 1.6m × 2mで510kgの重さの単なる人工物ですが、多くの人が気持ちを移入させる「はやぶさ」。88万人の署名が入ったデータを抱え2003年5月9日に宇宙へ飛び出し、幾度も故障と不調でボロボロになって戻ってくる。そして大気圏突入で燃え尽きて・・・あぁ涙なくして・・・まさに人生がダブってしまいます。月への往復に換算すると約8千回に相当。約60億キロに達した人生を終えようとしている。

◎はやぶさは、まちがいなく、この隼は雌であります。母であります。「はやぶさ」の帰還はきしくも日本代表初戦の前日です。前祝いに思えてなりませんねぇ。代表面々にも気合が入るのは当然でしょう!

◎はやぶささんにお疲れ様!を、サムライニッポンへはガンバレと!気持ちがなにか盛り上がってきますなぁ。なんだろうこの高揚感・・・まさに何をいわんかな、であります。

2010年6月12日土曜日

上海万博だより

丁度、鳩山前総理夫妻の訪中前。上海在住のカナダの親友から万博の感想があった。
要点をポイントフォームで。

【日本館・日本産業館】
  • 日本館が2番人気だというのは、恐らく日本の首相の交代、中国の首相の訪日という時期柄、ブロッガーとメディアを使って演出されたものではな いか。
  • 日本館はビデオを見せるだけで、3時間も立って待った割には内容があまりに貧弱。お金を掛けた割にはつまらない。
  • 唯一の面白い実演はトヨタのロボットのバイオリン実演。しかし1台で2分。
  • 日本産業館も3時間待ちで見たが、伊奈製陶など参加企業が自社宣伝するだけ。
【韓国産業館・韓国館】
  • 韓国産業館は、スムーズに人が流れるような運営のため、ほとんど待ち時間なし。
  • 大型タッチスクリーンで、子どもでも楽しめるような遊び心を刺激。
  • 韓国館はやはり3時間待ちということで、残念ながらパス。
  • 産業館ともに館自体のデザインが良く、特に夜は綺麗で。
【中国館】
  • 1番人気の中国館は、朝早く会場ゲートで並べば予約券が手にはいる。
  • 中国館はデザイン自体がドラマティック。改革30年の成果と将来の明るい展望を描いていて感動的。
【バンクーバー、カナダ館】
  • バンクーバー館はほとんど待つことなし。中身は林業と木造建築の宣伝か?
  • カナダ館も長蛇の列で入場せず。中庭があるデザインは悪くない。
【その他】
  • 会場では電池の代わりにコンデンサーを使ったバスが走っている。これは走行距離が短いので、バス停で止まる度にパンタグラフを上げて、1km分ほど充電して次のバス停まで持たす、というシステム。電池がないので軽い上、トロリーの電線が不要で投資とメインテンスコストが低い優れもの。上海では既に実用線で走っている。
  • 広い会場は緑地や水辺もよく整備され、万博後は素晴らしい公園になることは明白。万博は見かけ倒しの安物ではなく、Better City, Better Lifeというスローガンを実現するための本物のショーケース。
【総括】
  • 人口減少で経済が収縮し、先行き暗い日本がビジョンを持てず、萎縮した感じと、自信を持ち大胆な明るい未来を描いている中国が対照的。
  • やはり日本が明るいビジョンを描けるような、新しい経済モデルが必要であると痛感。