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【日本館・日本産業館】
- 日本館が2番人気だというのは、恐らく日本の首相の交代、中国の首相の訪日という時期柄、ブロッガーとメディアを使って演出されたものではな いか。
 - 日本館はビデオを見せるだけで、3時間も立って待った割には内容があまりに貧弱。お金を掛けた割にはつまらない。
 - 唯一の面白い実演はトヨタのロボットのバイオリン実演。しかし1台で2分。
 - 日本産業館も3時間待ちで見たが、伊奈製陶など参加企業が自社宣伝するだけ。
 
- 韓国産業館は、スムーズに人が流れるような運営のため、ほとんど待ち時間なし。
 - 大型タッチスクリーンで、子どもでも楽しめるような遊び心を刺激。
 - 韓国館はやはり3時間待ちということで、残念ながらパス。
 - 産業館ともに館自体のデザインが良く、特に夜は綺麗で。
 
- 1番人気の中国館は、朝早く会場ゲートで並べば予約券が手にはいる。
 - 中国館はデザイン自体がドラマティック。改革30年の成果と将来の明るい展望を描いていて感動的。
 
- バンクーバー館はほとんど待つことなし。中身は林業と木造建築の宣伝か?
 - カナダ館も長蛇の列で入場せず。中庭があるデザインは悪くない。
 
- 会場では電池の代わりにコンデンサーを使ったバスが走っている。これは走行距離が短いので、
バス停で止まる度にパンタグラフを上げて、 1km分ほど充電して次のバス停まで持たす、 というシステム。電池がないので軽い上、 トロリーの電線が不要で投資とメインテンスコストが低い優 れもの。 上海では既に実用線で走っている。  - 広い会場は緑地や水辺もよく整備され、万博後は素晴らしい公園になることは明白。万博は見かけ倒しの安物ではなく、Better City, Better Lifeというスローガンを実現するための本物のショーケース。
 
-  人口減少で経済が収縮し、
先行き暗い日本がビジョンを持てず、萎縮した感じと、 自信を持ち大胆な明るい未来を描いている中国が対照的。  - やはり日本が明るいビジョンを描けるような、新しい経済モデルが必要であると痛感。