2011年2月28日月曜日

予算案なんて無理に通すことないのでは?!

2011年度予算案の衆院通過を巡る与野党攻防がヤマ場を迎える。

 与党は28日午後の衆院予算委員会、その後の同本会議で予算案をそれぞれ可決し、28日中の参院送付を目指しているが、野党側は採決に反対しており、衆院通過が3月1日にずれ込む可能性もある。本会議採決では、民主党の小沢一郎元代表に近い議員らの動向も焦点だ。

 予算案は3月2日までに衆院を通過すれば、年度内成立が確定する。菅首相は28日午前の衆院予算委集中審議で、「まず予算案を通過、成立させていただき、(その後)出来るところから予算関連法案を成立させていただく」と述べ、野党の反対で成立のめどが立たない特例公債法案など予算関連法案の処理は先送りする考えを改めて表明した。(2011年2月28日11時45分 読売新聞)


時間がないので、乱暴に。

予算なんてこの際、無理に通すこともない。
予算なしで半年くらいやってみれば良いのではあるまいか。
予算の実態もわかるし、何よりも一度困窮してみれば良い。そのくらいの実験、今のうちにやっておかなくてはこの国の本当のことが分からない。日本人の本質を再認識するいい機会だ。ゴメンなすってい。

ではではこれにて。

2011年2月27日日曜日

Where is your heart ?

この季節、やっぱりキツイですなぁ。

Good night my friends. Sleep tight.
 
♫ Percy Faith Where is your heart (Moulin Rouge)

TPPは日米知性戦争だ

◆TPP反対訴え=農家ら都内で座談会
 政府が検討している環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加に反対する農家や市民団体関係者らが26日午後、都内で「TPPでは生きられない!」と題した座談会を開いた。農民作家の山下惣一さんら3人が共同代表を務める実行委員会が主催。参加反対を唱えている中野剛志京大大学院助教が基調講演を行い、「TPPは米国が輸出を促進するための仕掛け」などと説明し、参加論を批判した。
 会場となった東京都千代田区の明大駿河台キャンパスの教室には「400人以上」(主催者)が集まった。参加者はこの後、大手町の経団連会館までデモ行進した。会館の入り口前では、日本経団連に対し、政府へのTPP参加要請を撤回するよう求める要請文書を読み上げ、気勢を上げていた。(時事通信2011/02/26-20:11)
 
◆得られるか、国民理解=TPP反発、各界に拡大-「開国フォーラム」が開国 
 環太平洋連携協定(TPP)交渉に参加するかどうかの最終判断を6月に控え、経済連携推進と農政改革に関する地方説明会「開国フォーラム」がスタートした。国内経済の閉塞(へいそく)感を打破し、低迷する支持率上昇につなげようと「平成の開国」を掲げる菅政権は、TPP参加に理解を得ようと懸命だ。しかし反発や不安の声は農業関係者ばかりでなく、労働界や消費者団体、医療関係者などに拡大し、先行き不透明感は強まるばかりだ。
 TPPは、海外の安価な農産物の流入につながる関税の原則撤廃だけでなく、「人の移動」や「規制改革」など計24分野で交渉が行われる。これに対し、「低賃金労働者の大量流入につながるのでは」「『食の安全』は守れるのか」「日本の国民皆保険制度が崩れるのでは」「郵政民営化をさらに迫られるのでは」といった懸念の声が各方面で拡大している。一方、政府は米国など交渉参加9カ国からの情報集めに奔走しているが、広がる懸念を解消するまでの材料を持ち合わせていないのが実情だ。
 「農業の問題は全体の24分の1。農業以外はTPPでどんな影響が出るのか情報が開示されていない」-。26日にさいたま市で開かれた開国フォーラムで会場からの鋭い質問に、玄葉光一郎国家戦略担当相は「交渉にまだ参加していないので、本物の情報が得られない。隠すつもりは全くない」と応じるのがやっとだった。(時事通信2011/02/26-17:27)

◎昨日賛否両派のTPPフォーラムが各地で開かれたとメディアは報じています。菅政権の支持率が20%を割り、ここにきてTPP参加に強行するなどとは思えなくとも、支持率低下とは裏腹に総理継続指示が40%を越えるとは民意の複雑さになんとも焦れったさを覚えます。

◎「平成の開国」発言は、昨年11月13日横浜APEC・CEOサミットでのホスト菅総理の挨拶での出たものですが、以来度あるごとに使われTPPを日米修好通商条約の地横浜で「平成開国宣言」など自ら見栄を切り浮かれた菅総理。メディアの多くもこのキャッチコピーに食い付き、メディア、財界、組合ら左右にかかわらず全方位でイケイケムードは平成23年新春珍事に見えた可笑しなものです。

◎ちょいと歴史を齧った人なら、日米修好通商条約とは不平等条約の典型なるものくらい分かっているのでは?そんなわけで図らずも最近やっとTPP反対意見がメディアでも取り扱われて来ました。事実それだけ反対、慎重意見の数が想像以上に多いのでしょう。

◎TPPは『「平成開国」ならぬ「平成日米修好通商条約」』。ザクっと一言で言い切れば日本市場を洗練された方法で取り組むプログラムであります。そんなことをバッサバッサ切り捨て小気味いい若い論客出てきましたね。中野剛志京大助教。最近の若手でずば抜けて頭の回転が早く舌鋒鋭く切れ味がよろしい。もっともっとたくさんこのレベルがこの国には隠れているはずなんだが、その蓋を開けてやらなくては、それともタイミングを探しているのでしょうかねぇ。日本の知的レベルの高さまだまだ捨てたぁもんじゃないと最近やたらと思っているひとりですがぁ、早う出てこいやぁ~!

2011年2月25日金曜日

都知事戦前夜、これでエエの?ハッキリセー

東国原氏、東京で政治団体 都知事選出馬言及せず  

東国原英夫・前宮崎県知事が代表を務める政治団体の発足会が25日、東京都内のホテルであった。 東国原氏の事務所によると、政治団体は東国原氏が活動拠点を宮崎県から都内に移したことに伴い、今月設立した。この日は同県出身などの支援者約50人が出席。(朝日新聞 2.25)


春一番吹きましたね。気温も20度を超えました。しかしそんなに暑さも感じない、まだ本調子でないんですなぁ。根本がイカレているからダマシダマシ動かないといけません。でも天気が良いとは、やっぱり気持が良いもの。

天気に比べ、一体なんでしょうね?都知事候補のまるで亀の首みたいで、はっきりせーヨ!と言いたくなります。
とくにあらゆる選択肢は排除しないとかなんとかおっしゃる前宮崎県知事。石原都知事もまたしかり。その態度、ボクにはあんまり好感持てません。

1300万都民を前に大政策論争を繰り広げて欲しいのに、時間が無闇に過ぎ浪費している。

政策が揃っていない、そのうえ体制確保が出来ていない舞台裏調整が真実でしょうが。体制作りは大論争に挑んでいく姿を見せて支持者を得てともに創りだす好機なのに。横綱相撲は今回の都知事選には向きません。果敢に攻めることがすべてを制すると思います。

待たれる、大政策論争!これが出来るか否やで国政も変わります。エポックメーキングな選挙だっていうのになぁ。まぁだから慎重に各方面から精査をしてだなぁ・・・なんてバカ言ってんじゃありませんって。これから春って決まった以上、ハッキリセーヤ!風を吹かせ風を起せ!!

個人的には、女性がエエ。といってあの人ではありませんが・・・ズル

たまには流れに抗わず流されようか

今日は、まるでジェットコースターに乗ったような日でした。
まぁ今世界中がそんな感じなので贅沢も言えません・・・がしかし・・・あぁ疲れた。いろいろあるなぁ。
世の中、思うようには、行くわけもない。こんな日もあり!

気分を変えるには、音楽。やっぱブラジルがエエです。
 ♫ Jorge Ben Jor - Pais Tropical-Spyro Gyra

明日は、ランチをメトロオンゲンのみんなと。そして夜は、立川まで視察へ。でも時間が21:20なのです・・・多分押して、まぁ最終覚悟はしておきます。これもまた楽し。

2011年2月24日木曜日

備忘メモ 1月の貿易赤字4714億円

1月の貿易収支、1年10か月ぶり赤字 
財務省が23日発表した1月の貿易統計(速報、通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は、4714億円の赤字だった。(読売新聞2011.2.23)


いわゆる双子の赤字。原油高だもの。とにかく続いていること。これからも。備忘メモ。

カダフィの怯え

臥せっていた間の世界情勢の急変がなんとも凄まじい。

アラブの狂犬。何もかも狂気のなせるワザ。狂気が相に出てる最たる例といえましょう。
すべてが虚勢で生きてきたよほど小心な男なのでしょうよきっと。

次男坊のふんぞり返ったおつむの弱そうなTV映像も酷いものでしたが、
この写真(Newsweek)もう漫画です。


おかしいでしょう。普通ならあり得ませんもの。自国民に銃を放ちさらに空爆するなど、国と言えるレベルにない。
しかし現実の国なのですから。しかし世界にはそんなレベルがまだまだ他にもたくさん。

バタフライ効果として平和ボケのこの国にも、この国なりの心情心波で受信するはず。何かが間違いなく変わるのでしょうねぇ。

彼地で恐れずに狂犬に立ち向かう人たちへ捧げます。
Al Green singing People Get Ready

2011年2月23日水曜日

日常

ここひと月のニュース映像は、チュニジア、エジプト、イラン、リビアの流血反政府民衆運動。北半球の大雪そして昨日のクライストチャーチの大地震。とそのどれもが脳幹を刺激します。

年明け早々からの不穏な流れがいろんな形で出てきますねぇ。例のクライストチャーチの大聖堂も根元から倒壊とは、なんとも、象徴的に見えなくもない。これからの予兆かと?

当然情報社会ゆえの心情心波に影響もでるでしょう。経済は生き物です。追い打ちをかけ原油、食料、資源価格の高騰。そして最終的には当たり前のように不穏を避け投資マネーはアメリカへ戻る。情報って、やっぱり武器以上の武器に値します。ボソボソ。

とかなんとか思っても、春はもうスグ!確実にやってきます。ただただボクラは粛々と毎日を過ごし思考を止めずに力を備えておきたいものですなぁ。

2011年2月22日火曜日

これより戦線復帰

みなさんご心配をかけました。

カゼ5日目にして、ようやく回復基調へ。
これより戦線復帰。随分遅れを取ってしまいました。

慢性疾患をたくさん抱える身としては、健康を感じるときの幸福感は、普通に比べて何倍もの有難味があります。

体の芯から、滑らかに各器官が機能する動きや音までもが聞こえてくる感じがします。
とにかく呼吸が楽で好い。
まぁ頭の中は、相変わらず、サボタージュですがね。

はい、油断は、しません、です。

まずは暖かくしてきちっと睡眠です。ハイハイハイ。これがイカンのだが・・・

首相の週末

首相ともなると毎日の行動が各紙の動静で行動のすべてが顕になる。
ボクの好きな情報の一つです。
どこの書店に入り何を買ったまで分かりますから。
菅総理は、結構なグルメであります。

さてこの不透明でグラグラ揺らぐ政局の中で、菅総理がどう週末を過ごしたか先ずは以下を参考に。

▼首相動静
2月19日(土)

【午前】午前8時現在、公邸。朝の来客なし。午前11時18分、公邸発。同25分、東京・紀尾井町のホテルニューオータニ着。同ホテル内の中国料理店「Taikan En」で岡素之住友商事会長、茂田宏・元駐イスラエル大使、下斗米伸夫法政大教授、西原正平和・安全保障研究所理事長と食事。福山哲郎官房副長官、河相周夫官房副長官補、小寺次郎外務省欧州局長同席。
【午後】午後0時46分、同ホテル発。同54分、官邸着。同55分、執務室へ。同59分、同室を出て、同1時1分、大会議室へ。同2分、社会保障改革に関する集中検討会議開始。 午後3時54分、同会議終了。同57分、同室を出て、同58分、執務室へ。同59分から同4時4分まで、寺田学首相補佐官。
午後4時5分から同55分まで、笹森清内閣特別顧問。同56分、執務室を出て、同57分、官邸発。同58分、公邸着。
20日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

2月20日(日)

【午前】午前10時現在、公邸。朝の来客なし。午前中は来客なく、公邸で過ごす。
【午後】午後2時14分、江田五月法相が入った。午後3時50分、江田氏が出た。同4時2分、福山哲郎官房副長官、細野豪志、寺田学両首相補佐官が入った。午後6時35分、全員出た。同43分、斎藤勁民主党国対委員長代理が入った。午後7時30分、斎藤氏が出た。21日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

週末であってもこの大事なときですぞぉー。なにか薄ら寂しい気がするのですが・・・
まぁ電話もあるし、裏口もあるしではありますが。
意地悪い声は、総理夫人とのピロートークレベルの相談事なんではないの?と聞こえてくる。
んんん・・・確かに最近の大袈裟で力の入った表現は、いかにも素人クサイですなぁ。

2011年2月21日月曜日

カゼ4日目

カゼという大敵と戦い4日目。
攻防著しい。
悪寒、関節痛には打ち勝ち、いまも咳と鼻水は一進一退。
敵さんもなかなかやるもんじゃい。

昨日は、通知不可能の着信あり。
ブログを見てキエフの姉様より御機嫌伺いと相成った。

思うようにしゃべれないので、声を抑えで会話をすれど、兄様の話題になると、ついつい面白いので笑ってしまう。これがイケナイ。咳を誘発。加齢による話題は罪がなくて良いし、また面白い。

国会中継を聞いていると、イライラしてカゼにとても悪し。とにかく非生産。みんな税金ドロボーだと言われても仕方がない。
途中で電源を落とす。

これより某誌の原稿チェックが入りぼやっとする頭で校正。
いつまでも寝ているわけにも行かず、ダマシダマシボチボチやりっま。

2011年2月20日日曜日

会派離脱問題

カゼは、フェーズ2に突入。
昨夜の悪寒はどうにか峠を越したもののあんまり調子は良くない。
鼻水もおびただしい。ティッシュが大人気である。
横になると、気管支からジージーゼーゼーと音がする。

日曜となると朝から政治家たちが目白押しの番組が多い。
ラジオ代わりにTVを聞いていると、例の会派離脱16人の話しだが、メディア、はては民主党も、分ちゃぁいない。
表面上の出来事に終始過ぎ。

焦点の当てところは、新会派結成宣言にある。
『「国民の生活第一。政治主導の追求。マニュフェスト履行。民主党の存在意義。」はどこへ行ったの?』
16人全員が、比例代表当選組である。つまり彼らが、民主党と国民の約束の象徴である。

いまの民主党は、根源的問題の牙城と死闘も繰り広げず、ただただ取り込まれたままの姿では、それじゃぁあまりにも情けないのではないのか?との内部からの問い掛けである。

しかし16人の志士、マイクを向けられて応える方々の口調論調はたまた雰囲気もどこか。んんん・・・これまた情けないんであります。
でも気持は、買いまひょう。んんん・・・
まぁいずれにしても政局的展開ではある。

2011年2月18日金曜日

「仰臥漫録」思い臥せる今日

ダウンダウン。タッチダウンならエエのですが・・・

いくらか寒さが和らいだだけ大助かりですが、だらしなく、臥せっております。
関節技を決められたような痛みと咳、血も混じる痰。KO負けですなぁ。

だいたい病弱な身なので、このように臥せるたびに、よく正岡子規の「仰臥漫録」を思い浮かべます。
特に咳と血の混じる痰と痛みなどなど、ウリふたつでありますもの。

昨夜は、指の末端まで冷たいままでなかなか血の気が回らない。
背中は痛み、ミオコールスプレーを続けざまに何度も連噴射しても、いっこうに効かない。
ボクに取ってカゼと心臓は、命がけです。

それなのに、定期的にカゼの餌食になる・・・ンン、どうにかせにゃ~

トロロ抱いて寝ていたい心境ですなぁ。
トロロは、ニャーゴニャーゴと盛りの季節でウルサイのであります。
今も泣いているのが窓越しに聞こえてきます。オイコラ!移したるゾー。
ところでこのカゼ、猫にも移るのでしょうか?ニャロメ。

2011年2月17日木曜日

カゼかぁ~

ここ数日、イマイチだったのだが、朝から急に咳が出始めた。
気管半場にジワ~っとした患部感を感じる。血の香りもする。

いまはとくにタイミング悪い。
半年ごとにヤラれている。
あぁ。ニャロメ。

ビタミンCを多量に摂って、今夜はこれにて店仕舞い。

太陽表面でまた巨大爆発 太陽風の影響に注意

太陽表面で巨大爆発を観測 通信障害の恐れ

 情報通信研究機構は16日、大規模な「太陽フレア」を日本時間15日に観測したと発表した。太陽表面で起こる巨大な爆発現象で、同機構は、地球周辺の電離層が乱れて人工衛星の通信障害などが起きる恐れがあるとして注意を呼び掛けた。

 同様の大きな太陽フレアは2006年12月以来4年2カ月ぶり。

 15日の太陽フレアの発生はまず地上の電波望遠鏡の観測で判明し、その後、光学望遠鏡でも確認された。電離したガス(プラズマ)が大量に放出され、早ければ17日にも地球周辺に到達。その後数日にわたり地球の磁場や上空の電離層が乱れ、衛星放送が映りづらくなったり、衛星利用測位システム(GPS)に誤差が生じたりする恐れがあるという。

 太陽活動はほぼ11年周期で変動し、ここ数年は活動の弱い期間が続いていた。今回の巨大な太陽フレアは、太陽活動が再び活発になった兆候とみられるという。(共同通信 2011.2.16)


そして、こんなときは、宇宙天気ニュース。

太陽風は、440~480km/秒とやや速度の高い状態が続き明日以降の太陽風の乱れに注意と言っています。天気不安定になりますよ。週末まで注意を。

2011年2月15日火曜日

雪のバレンタインディ

昨日は16時から3時間の大隈会館での会議後、面影橋のデデスに繰り出す。
7時半から2時間半。
ボクの責任量、紹興酒5合。ビール1本。5千円。
エエ感じで酔いました。

お付き合い下さいました、毛利さん、片倉さん、そして志津香さん。
どうもありがとう。

しかしたった2時間半で、雪、よくも積もりました。
甘えて自宅前まで片倉さんの愛車で送っていただきました。

お陰ですっかり自宅の高級マンション住まいが、バレてしもうた。
ガハハハハ。

志津香さん、チョコ、義理でもウレシイっす。今年は3つ。まぁいいかなぁ・・・

2011年2月14日月曜日

エジプト あれこれ

エジプトの出来事を見て、いまだに革命と言うには疑問が残ります。
では何といえば????

ボク的には、エジプト版2.26事件が相応しい。
ですから、事件、または政変と見ておきたい。今後が大事であります。

さてエジプトとは大変な頭脳流出国家で大体高学歴者の仕事が無い。
就職は縁故が主流。

そんなことをNYで体験。
赴任中の98年頃、乗ったタクシードライバーのインテリぶりが凄かった。
そのときの幅広いウンチクにウンウンとうなづくばかりのご説法には驚いた。
出身地を聞いたら、カイロ。カイロ大学卒で祖国を捨てNTにたどり着いた、と。

10数分そこそこの会話で限りもあるが、話し方と醸しだす雰囲気はボロタクシーも一瞬リムジンに乗ったかと思えた。
それから、オチが、ロックの洗礼を受けてしまった人生は、あまりにも馬鹿正直を真っ当していると、言っておりました。
なにか、どこかの誰かにソックリ。妙に納得。

これからのエジプトの行方はいろんなことが想起できるが、タハリール(解放)広場での炊き出し、トイレ設置、清掃などなど秩序ある市民行動を見ると意識の高さを垣間見てNYの体験を思い出したわけです。

そういえば、西森マリー女史もカイロ大学出でしたね。いまはジャーナリストとなり東欧から米国に移り住んだと・・・近況は、片倉さんにあとで聞こう、か。マリーちゃんも生き方がロックでした。小池百合子女史もカイロ大学だった。まぁこっちは言わぬが・・・か。

よい一週間を。

2011年2月13日日曜日

受け入れようか

三連休の終わり。
朝は冷えましたなぁ。
そしてなんともゴージャスなほどの快晴でした。なにかスッキリさせる力を感じさせる綺麗な空でした。

三ヶ月前の昨年11月4日に上海で無念の死を遂げた親友の死。
以来、どれだけ過去自分がワガママに振舞い不義理のままでいたかが苛まれることも多く、整理がなかなか着かずにいるのです。

不思議なことに非情な事件が起こったであろうその日、パソコンのカーソルが彼のアドレスを指し同時に彼の顔写真がポップアップしました。

まだどっか彷徨っているのだろうか、今日はまた彼を思い出した。主のいない彼のフェースブックにアクセスして久しぶりに彼の聡明な顔を拝み。最終足跡は10月4日。彼の死のちょうどひと月前。

31人の友達リストに共通の友人が4人。4人は彼の無念の死を既知。はたしてあとの何人が彼の死を知っているものなのかが気になりました。彼が彷徨っているなら、ここはひとりひとりを訪ね、訃報を伝えるべきかと思うのです。

そんなことを決めた矢先、捜し物をすると机の中の彼との写真や彼がカナダの専門医に頼んで特別に処方してくれたサプリメントなどが多数出てきました。確かに彼は今も彷徨ているのです。その分、見守られているのも事実でしょう。いつも世話になりっぱなしであります。感謝。おい、いつも悪いなぁ。

♫ BB King, Please Accept My Love, Live.

2011年2月12日土曜日

エジプト、北アフリカ、中東今後の行方

◎一夜明けたら、エジプト民衆の勝利のニュース。専門家は、軍の勝利と解説するだろうが・・・。

◎今回のムバラク大統領辞任で、この騒乱は一応幕切れとなった(?)が、3週間前に始まったこの退陣要求を、早くから欧米メディアは「エジプト革命」「民主革命」などと『革命』と表現。一方日本のメディアは革命の文字をほとんど使わなかった印象が強い。
ボク自身も危機と書き行方を見守ってきた。後に歴史がこの事態をどう表現するのか、さらに今後の行方に注視したい。

◎アメリカは、ここ数日でスエズへ空母「エンタプライズ」や空母型強襲揚陸艦「キアサージ」を派遣、ムバラクへの圧力と軍部へ、さらにはイスラエル、サウジへもメーッセージを放ってきた。勿論イランへのメッセージも兼ねる。ここはアメリカの姿を見せる幕場である、とそんな解釈をしていた。

◎軍部内には世代また階級関係を背景とする問題を内包していると聞く。アメリカの後ろ盾で役割の承認を得た軍主導の民主化実験は、はたして民衆は今後彼らの期待、はてはアメリカの期待する通りになっていくのであろうか。

◎本来「革命」の定義を旗印にしたいのはイスラム原理主義者であり、エジプト野党最大勢力のムスリム同胞団である。ムスリム同胞団親派も軍部内青年将校も増えている事実が後の開かれた選挙までにどう影響するのだろう。

◎この騒乱で、星の数ほど振られたエジプト国旗に加え、いつか炎がついたり踏みにじられるアメリカ国旗を見る日が来る可能性が皆無ではないことを頭に入れておく必要がある。
 
◎またエジプトの余波は今モロッコまで飛び火している。隣国チュニジアの落着。そしてエジププトのこの結果に影響を受けるは必至。北アフリカでもっとも安定しているモロッコまでもデモが勃発している事実が時代の流れ。無視はできない。

◎モロッコ、チュニジア、リビアそしてアルジェリアに直接権益をもつフランスは気が気でない。中東、アフリカに直線的国境線を引いたのは、もともと英仏主導の折り合い談合である。この歴史をつくづく思い出さずにいられない。「アラビアのロレンス」をもう一度見る絶好の機会である。そういえばあの映画は、たくさんの印象深いセリフがありました。歴史認識とくに外交策略がさらに深まりますぞう~。じつに汚いものです。悪いやつほどよく眠るですかなぁ。念のため、ボクは睡眠無呼吸症候群
で、悪いやつに成り損ねました。

2011年2月11日金曜日

米株高に警鐘 「落日の輝き」は「悪魔との契約」

米株高は「落日の輝き」、FRB・市場と悪魔が共演ーワシントン発
 
コメンテーターは山広恒夫さん、この人は有力な連銀ウォッチャーです。財務省記者室に常駐する日本人初の記者としても有名です。かなかドキッとすることを言っています。鋭い。次第に今後この論調になっていくと予想します。「落日の輝き」。ん~謂えています。

アメリカとエジプトの政権移行

米大統領、「不明確」と批判エジプトの政権移行
【ワシントン=弟子丸幸子】オバマ米大統領は10日、エジプトのムバラク大統領がスレイマン副大統領に権限委譲をすると演説したことを受けて声明を発表し「即時かつ有意義で十分な(政権)移行なのか依然として不明確だ」と批判した。「真の民主化に向けたエジプト政府の ...(日経 2.11)


菅政権の外交センスは酷いものですが、オバマ政権も、なんかそんな感じがしますねぇ。菅政権同様前与党の残した遺産処理ですが、思えばイラン革命でのパーレビー国王の最期、イラクでもフセイン崩壊後も結局思う通りにいかず混沌のまま放置プレー。
いずれもアメリカの中で、中東問題はトラウマ化するのだろうか。

複雑多岐な中東文化、人民の何かを得を合理的に考えようにも、無理がある。得ではなく徳という理解。イスラム圏での民主化には概念は慎重な議論を。民主化には、特に徳が要るものですなぁと説く。(くどい)まずはエジプトとイスラエル関係の堅持が崩れてはグラグラして世界中枕を高くして寝れません。

マイペース様様

久しぶりに通院。
先々週の予約をそれこそ体調不良でドタキャンしたので、今日から常備薬が不揃いになる最後の日。そんな訳で思いの外重いカラダに気合を入れ出陣。そんなとき腕時計が見つかりません。出掛け頭によくあるんです。

あれこれ探して思わぬところに発見。速々BSへ。そしたら目の前を九段下行が・・・ウォ~イ!の声も虚しく、非情にも行ってしまった。次は30分後。もう完全に遅刻。幸先悪し。

まぁこんな日は、焦ってはいけません。とにかく泰然とする以外にない。過去この手で乗り切った経験値を信じることにして、いつものマイペースにモードを切り替える。

踵を変え大江戸線「若松河田」駅に牛歩。モゥ~
そしたら、ボク好みの妙齢で感じの良い上品な女性が、エレベーターを手で押さえて待っているではありませんか。ウォ~イも言わないのに。ボクの決断は、いい選択でありますなぁ。勘が冴えて風向きが変わった!

本郷三丁目で下車しタクシーを拾うかと思いきや、青地に白字のそばの旗がパタパタと。朝も昼も摂ってないし時計を見たらちょっと時間もあるし・・・、なんてったって「江戸そば本郷」は、ボクが知る限り、立ち食いそばで日本一。迷わず入店。510円のえびプリプリ入りのかき揚げそばとソボロミニ丼210円、しめて720円。目の前でかき揚げを揚げ、生そばを茹でる、そこがココが日本一の所以。出汁も好みのちょい甘辛。茹で加減も絶妙。ソボロ丼の味付けも満足。言う事なし。

楊枝を咥え店を出るなり直ぐにタクシーも目の前で停車。ガラガラの道をワンメーターで、ピュー。下車と同時に木枯し紋次郎は止め、楊枝をヒュー。予約もヒュー、スーとエエなぁ。

帰りは上機嫌でカラダも軽い。
なぁ~んか流れがエエのでした。BSで半年ぶりにプリマドンナを目指す小さな女の子と一緒だしバスも直ぐやってくるし。さてその将来のプリマドンナ、話もしたことない知らない子ですが、クラシックバレエをやっていると容易に想像できるヘアスタイルと姿勢と体つきのバランスには否が応でも目が行く凛々しい娘であります。10歳くらいでしょうか、大体バスが大概一緒になるのです。しかし半年も会っていない間に、まるで額分が伸びたように背が高くなってビックリします。伸び盛りなのです。身長も落ち着きも。将来が楽しみと勝手に想像しながら本郷三丁目で下車。

また地下鉄を選ぼうかと思うも、バスを選択。高田馬場を目指す。そこで九段下へトランジットするのですが、またもや目の前で、行かれてしまった。九段下行きにはとんと縁がない今日。

またもや約30分待つはめに。その間本屋で時間を潰し所定のBSに。そしたら声をかけられた。その人は、オワリカラのヒョウリくん。5、6分ほど立ち話をして近況報告を受け、今年も喜んで協力してもらえそうな。嬉しい限りです。何たってぼくのイチオシバンドです。

幸先悪くても、しっかりリベンジした一日でありました。やっぱりマイペースが一番ですなぁ。

2011年2月10日木曜日

電話の意味

約ひと月前に会った友人は、原因不明の酷い腰痛に耐えながらステージにかっこ良く立ち、持ち前の強気と明るさで共演者に気づかれることなくいつものように素晴らしいギターを弾いていた。

先週の精密検査の結果を先ほど電話で聞いた。
吹っ切れたのような明るさの裏を直ぐに感じてしまった。長年の付き合いから容易に分かる。

病状は深刻だが、それこそ持ち前の明るさと強気、そして優しさで乗り切ることを心から信じて止まない。
上手く行くさ。そうして何度も乗り切って来たではないの!

とにかく病状と心情を吐露する相手に選ばれている事実の意味を知らなければ。
こんなオヤジでもなんかの役に立っているのである。

どうぞなんでも言って欲しいものである。
出来る限りのことは、なんでも、する。
早い回復を祈るばかり。まずは毎朝お祈りをすることにする。

2011年2月8日火曜日

相撲八百長騒動

少し体調回復してこれより更新。

さぁ~て、相撲の八百長問題。TV、新聞などマスコミは建前メディアなのでその通りなのですが、なぁ~か彼らには釈然としないものを感じてしまう。言ってることが間違いでなくても報道ステーションの司会者とキャスターの此れ見よがしな口調語調の畳み掛けを聞かされるときのと味の悪さ。そんな感じの第一印象で気分モードがセットされる。

この期に及んでマスコミは八百長の大合唱報道。いったいいままで何をやっていたの?と白け顔も周りに多数います。ボクもそう。世の中、程度問題こそあれ、八百長だらけであります。社会の仕組みがそうなっている。物事には裁量がある以上知らぬ間にそういう構図になっていく。人も社会もなんせすべて生身です。
そしてマスコミ自体がそういう冴えたるところに君臨しているワケです。提灯記事でご機嫌を取り相手の懐に入って利益を取って行く。もろ差しの名人ではありませぬか。マスコミの真髄とは、まぁ、謂わば、風見鶏ですから、肩すかし、叩きこみ、はては猫騙しはお家芸。

ファンだって、ぬぁ~となく、分かってこの騒動を楽しんでいる。だからといってトップ扱いはないでしょうに。もっとトップに値するニュースがあるでしょうがぁとこっちとらぁ盃もついつい進む小市民。

ボク、自他共に認める相撲ファンであります。

相撲は瞬時の流れで勝敗が決ります。格闘技とはお互いが交わすことで成立する。柔道のようにまずは組み手の取り合いを繰り返すようなものではなく、ぶつかり合うことが前提ですから仕切り線を飛び越えどっちが先に相手を掴み押しこみまたは投げるか。そもそも見えない速さで瞬間的にアドバンテージの取り合いをする格闘技であります。大袈裟かもしれませんが、100分の1秒くらいを競いあうレベルにある。その速さで勝負が決まる。本当に強い力士は1000分の1秒のレベルを知っている。これまた大袈裟、でも本当。

その凄さを分かりやすくかつエンタテインメントにして、超スローモーション、または昔あった分解写真にようなものが、花相撲。

うちの母親なんか、花相撲でさえ、「それ頑張れ!」「あぁ!」「強いねぇ!」「きゃぁ~!」などとウルサイくらいに盛り上がってしまいます。格技経験者の父と子は、苦笑しながら母を横目にする。母の感度は、勝敗が決まるまでのやり取りを楽しみ、好きな力士が勝つことに期待しているだけ。

横綱しか知らないその程度の母は、その他の力士を見た目でまぁ好き嫌いで決めて勝敗結果は好きな方へ気持を入れそのイメージ通りに行くか否やを楽しむ。相撲観戦など非日常を楽しむもの。言っちゃなんですが、実に他愛もない。単純極まりありません。それはそれでエエ。

暴言ですが、花相撲の高度なレベルを競う領域が本割と思っても差し障りはない。大体横綱規定の優勝回数連続2回を、というより優勝回数ゼロで横綱になって廃業した北尾(双羽黒)。さらに北尾同様横綱在籍最短で引退の三重ノ海ら、これらすべてお家の事情でしたね。三重ノ海、遂には理事長となったものの昨年辞職した武蔵川親方。そこまでの相撲社会のあり方を引き継ぐ絶対条件のままなら病気を理由に辞職するなど必要もなかった。しかし改革の嵐を予感したら、それは矛盾との闘いに明け暮れなくてはいけませんもの。それゆえこの日が来る前に辞職した。これもお家の事情。お家の事情とは、酌量の余地と相場が決まっています。

歌舞伎界を梨園と雅た言い方があるように、相撲界は角界。ここはマスコミと角界の角合わせを面白がるに徹したほうがいいかもしれません。お次はダブルスタンダードの収め方を心得る人たちが出てきて矛先を鞘へ導きシャンシャンする。そこを終えて新しい周期に入りまた同じことをチョットづつ繰り返してゆく。まぁそれでいい世界がなくては息苦しくて堪りませんわね。これも森羅万象、すべて予定調和までも作り上げ大きな力。幸いかなそんな社会に住んでいる。失礼。

かつて深夜の時計がわりは「相撲ダイジェスト」。それはテレ朝でありました。NHKの次に角界と長く深い間柄。

そういえばかつてアントニオ猪木は、ファンは俺を殺す気かとの名言を吐きました。古館一郎さんの絶叫マシンが煽り立てていた頃のお話です。お後がよろしいようで。

2011年2月7日月曜日

眠るが勝ち

今日は少々疲労困憊。午後の打ち合わせも集中できやせんでした。

東京は、久しぶりの雨なれど、体力も気力も、カラカラに乾いている。萎れそう。
どっか悪いかも。

日が変わる前に、寝るのが、正解かなぁ?

今夜はこの辺で。

2011年2月5日土曜日

太陽に勝てるわけがない

昨夜タクシーの運転手さんが、良い話し相手ができたとばかり話しかけてきた最初の話題が、「温暖化ってあれほど言っていたのに、ねぇ?!」

こっちは、さっそくしたり顔で、ゴホッ、「まぁそれは、真っ赤な嘘でぇ~・・・・・・」と調子こいていたら、降車場所を越してしまいやした。深夜の寒空の中ギリギリワンメーターで帰ろうかと思っていたのに。上がっちゃいました。運転手さんの勝ち!字のごとく転がされちっまいました。ゴロゴロと。

世界各地で異常気象は、太陽活動が原因です。それにより磁場が狂いだしています。
はいこれ、ボクの好きな宇宙天気ニュースをどうぞ。
http://swnews.jp/2011/swnews_1102051314.html

北半球を占領した寒気団だってじつは太陽さんが送り込んだ軍団です。

信じないでしょうが、ホワイトハウスのシステム障害も、多分地場が原因かと。今朝の異様な揺れの地震だって・・・。
http://www.cnn.co.jp/usa/30001698.html

まぁボクは信じま~す。森羅万象、すべては太陽に起因します。

さぁ~て、適当な距離のタクシー乗車、お陰でツッコまれなかったもの。80円でええ気分で済んだと、諦めましょうか。ガハハハハ

2011年2月3日木曜日

日ハムの新しいユニフォームって・・・

他の同年入団の他球団選手が可哀想なくらい、今のプロ野球界報道は、斎藤佑樹に集中していますね。
まぁ人気稼業ですからここはど~んと一手に引き受けてもらいさらに逞しくなるにはよい機会でしょうか。
彼ならその辺は心得ているでしょう。

この時期は各球団のユニフォームが新しくもなります。
いち早く斉藤人気にあやかり日ハムも新しいデザインを発表して2011年を一歩リードを演出。

これ▼

金色かぁ、サントリーモルツみたいです。ほーム(?)用の大きな肩章風のブルーの部分もまたしかりなぁ~か強そうに見えないんです。もともと軽薄路線のデザインですから。ボクの口には合いませぬなぁ。
もう上位常連チームなのですから新興球団ぽいユニフォームとおさらばしたらいいのになぁ。

これは一昨年のボクのボログ▼
NPB12球団ユニフォーム・ランキング

エジプト危機 民衆とアルジャジーラの報道魂を支えるIT進歩

なんでもNHKの9時のニュースのトップが相撲八百長事件だったとかで、それよりエジプトだろうって声が聞こえてきます。大昔某局の報道部のニュース班で走り回っていたときのトップ扱いで怒号が飛び交った何十年前のシーンが脳裏に再現されました。NHKの現場とてきっと同じでしょうよ。おそらく映像素材の扱いが間に合わなかったのでしょう。舞台裏を知る身としての現場擁護を・・・m(_ _)m

事実10時には、こうしてカイロ デモ隊どうしが衝突ちゃ~っと扱っているようですし。

さてAOLのあるところにCIAありとはインターネットが話題になった頃よく囁かれました。インターネットはご存知のように軍事上発展完成されたIT技術ですが、いまでは当時の比でないほどIT技術がコモディティ化されました。いくら管理しようにも追いつかないイタチごっこが今度のエジプト危機(内乱化?)でも証明されました。

アルジャジーラはエジプト当局から現場の取材機材を没収され取材活動禁止に追いやられました。どっこいそれに屈せぬアルジャジーラ。あらゆる手を尽くし踏ん張っています。
世界のメディアがここにアクセスしています。Al Jazeera English: Live Stream
生中継と映像オンデマンドにより世界にナマのエジプトが視聴可能にしています。

さらに感心させられるのは、クリエィティブ・コモンズのライセンスで他社の報道機関でも自由に使えるようにした多数の利用可能な写真をFlickrに掲載したことです。
Al Jazeera English's photostream

現場最前線は、おそらくこんな感じで民衆のIT作戦を報じています。
Interview with anti-government protester at Tahir Square

こんどの騒乱で顕著なことは、ソーシャルメディアの活用は当たり前で、下記の有力メディアのようにツイッターを最大に活用。エジプト危機専用のアカウントを開設しています。

・CNN http://twitter.com/cnni/egypt
・The New York Times http://twitter.com/nytimes/egypt
・Al-Jazeera English  http://twitter.com/AJEnglish/egyptprotests
・NPR http://twitter.com/nprnews/egypt2011/

さらに評価注目すべき点は、メディアの質と信頼を得るために質の高いフォロー、その神経の配り方です。
これらエジプト危機の行方とIT技術の関係と利用ノウハウを物語る典型になるまさにエポックメイクな出来事ですなぁ。

さらにさらにそんな実態の背景には、こんな事実もありました。なんともグッドタイミング。

ところで中国はやっきになってこの流れに釘付けでしょうね。

2011年2月1日火曜日

エジプト危機から1週間



夜のタハリール広場に集まったデモ参加者=AP(1.31)
この写真にはこの曲でしょうかねぇ。
Les Miserables - Do You Hear the People Sing? (TAC)

でぇ、エジプトの大統領選挙って、たしか前回は選挙と言える代物でなかった記憶があります。
対立候補者ってほとんど無名で形だけの信任投票みたいな変なもので、事実上のやらせ。

立候補者の資格が、現職議員の3分の1の承認が要るとあっては、与党共和党が95%占めるエジプトでは、対立候補など出るわけがありません。まぁそんなわけで30年やってきたエジプト。

デモから1週間が過ぎ、100万人デモが始まるとの噂が広がる今日、新内閣で軍体制が強化された今、警察国家の異名と世界7位の約90万人の軍隊がどう動くのか。ムバラクが倒れても内紛の火種は消えない国内事情を考えると、妹分の元同僚がやっぱりエジプトに嫁がなくてよかったなぁとしきりに思う今夜です。明日セッちゃんに電話しよう。

ではこの辺で。