2011年1月16日日曜日

NHKスペシャル 日本人はなぜ戦争へと向かったのか

NHKスペシャル 日本人はなぜ戦争へと向かったのか(2)陸軍 暴走のメカニズム

巨大官僚組織「日本陸軍」が暴走した理由を新しい角度で徹底検証。派閥優先の論理と縮小を拒む膨張体質など「内向きの行動」が超エリート集団を戦争へと追い込んでいった。 大平洋戦争開戦から、2011年で70年。“日本が、なぜあのような無謀な戦争への道を突き進んだのか”を検証するシリーズの第2回。巨大官僚組織「日本陸軍」が暴走した理由を、当時の軍幹部が残した肉声テープや新しい研究で、“徹底解剖”する。そこからは、派閥優先の論理と縮小を拒む“膨張体質”など、「内向きの行動」が“超エリート集団”を戦争へと追い込んでいった真相が見えてくる。


誰もが思い浮かべるのは、日本人の深層意識、システムそして日本社会に潜む病理のことでしょうが、ボクがいまもっともビビッドに連想してしまうのは中国権力機構内部のことです。まるであの頃のニッポンにそっくりです。

目下際どい権力闘争の中にあるであろう武闘派対穏健派。武闘派とは人民解放軍。解放軍も第2世代に突入。実戦体験のない高級感部の子弟たちが実権を握り机上の空論で口角泡を飛ばす最近はステルス戦闘機(殲J20)まで飛ばしてもう大変。月まで行きそうな勢いです。胡錦濤・ゲーツ国防長官会談で国家主席も知らなかったJ20飛行実験成功事実はまさに軍部の暴走という構図は、かつての日本の姿に瓜二つ。ナショナリズムが立てば、穏健派はきまって負けるものと歴史はいつも証明しています。ナショナリズムの下では、みんな思考停止をしてしまいます。そんな流れとてもやっかいな気がしてきますなぁ。あぁあ、と。

では今夜はこの辺で。