2011年1月9日日曜日

米で銃乱射 6人死亡 テロの根っこは国外より国内だ


米で銃乱射、6人死亡 女性下院議員が標的か


【トゥーソン共同】米西部アリゾナ州トゥーソンのショッピングモールで8日午前10時(日本時間9日午前2時)すぎ、同州選出で女性のガブリエル・ギフォーズ下院議員(40)=民主党=が支持者らと対話集会を開いていたところ、男が近づいてきて拳銃を乱射、6人が ...

テロ根絶を訴え対外戦略の柱とするアメリカ。そのテロの根っこは国外よりも国内に潜在的に抱えています。事実海外でのテロ行為の実行犯の国籍はアメリカが最も多い。
何かのレポートかは失念しましたが、たしか40%近い。うまくアメリカに潜入して国籍を取得した類の例もありましょうが、この事実は無視できません。

アメリカは将来分裂すると予測する専門家諸氏のその理由にそんな事実背景を指摘します。また隣国メキシコからの貧困層の違法移民の越境と麻薬流入、言い換えればそれはメキシコの国境が北上しているとも言えます。さらにファジーな例えが許されるのならメキシコ領土の地下経済がアメリカ内に侵略、メキシコ闇領土がアメリカ領土に拡大しているとも言える訳です。

4千万人を超え今も増加の一途にあるフードスタンプで生活する低所得者層と人種宗教にまつわる深層的差別とリンクする銃器社会などなど、アメリカ社会病理は、実に実に根が深い。