2011年1月8日土曜日

ルノー/日産の正月からの憂いとリーフ予約者たちのザワメキ

ルノー、3幹部は「重要な地位」 中国に流出の可能性と仏紙
【パリ共同】フランスの自動車大手ルノーは6日発表した声明で、電気自動車(EV)に関連する機密を外部に漏えいしたとの疑惑が報じられた幹部3人について「社内の戦略上重要な地位にいた人物」とし、「企業財産を故意に危険にさらしたことを示す複数の証拠が集まった」として調査していることを初めて認めた。

 フィガロ紙(電子版)は複数の関係者の話として、機密情報が最終的に中国に渡った可能性があるとみて、ルノーやフランス当局が調べていると報じた。

 幹部3人は、3日から無期限の停職処分となっているが、ロイター通信は、ルノー関係者の話として、数日中に解雇される公算が大きいと伝えた。ルノーの法務責任者は、3人に対して「法的措置を取ることが避けられないだろう」とした。


現在李克強副首相が欧州訪問中のタイミングにこのニュースで直ぐ様連想するのが、対中武器輸出禁止の継続が事実上決定すること。そして対中方針をめぐり仏対独西英が一時的にギクシャクする。

そしてルノーの憂鬱。

日産社運をかけた肝いりEVリーフの納車が遅れています。まことしやかに流れている噂は、コンバーターの不具合と量の調達と格闘中とか。3月までに解決できぬとあらば、補助金頼みで買えなくなります。これは幸先悪し。ゴーンさんの目がますます吊り上がっていることでしょうかね。失礼。

昔々のボクのブログならぬボログにて、リーフの急ごしらえに大丈夫?と書きましたがそんな気配になりませんように技術の日産を誇りに乗り切って欲しいものです。