2011年6月28日火曜日

自腹の強み

◎ちょっと前のことだけど、ボクラの事業の協力名義をお借りしたいので、とある団体にお願いをしたら却下されてしまった。お金を出してなんて、カネの「カ」なんて先っぽさえも言っちゃしないのに。

◎理由は、赤字の事業でいつまで続くか当てもない。というご判断だったと聞く。まぁそう言われたら、悔しいかな、仕方がない。こっちはお願いする立場だから。

◎といいいつつ、まぁこっちの本音は、あなたたちのためにやっているんですが・・・と口を滑らせる際どいところでどうにか制御が効いて踏ん張った。

◎自慢じゃないがこっちは、そういうのに慣れっこだし。わからんものはわかるわけがないもの。それはそれで相手も長年の経験値でそうご判断している訳で。もう価値観の違いの問題だからねぇ。

◎赤字。常識的な事業では、大敵である。出してはならぬ赤字と鼻血。そんなこと言われなくても、だ、痛いほど分かっている。

◎長くなるので、端折りますが、夢のある赤字こそ黒字になるのです。赤字が何で出来ているのか、その数字の中にどんな涙や汗、そして血が混じっているのか。青臭い言い方しかできませんが、それらの向こうに夢がある。少なくともこのおバカな事業に無理をして参加をしている構成員に支えられている現実がある。こういう土台なくして、夢が成就することなんてあり得ませんわい。

◎先日、期待の若ものが、また一人仲間を連れてきました。その期待の若ものは、最近成長が著しい。相変わらず球拾いの役割ですが、しっかり役目を全うしている。もともと不言実行的性格が、か細い声の有言実行型にバージョンアップをしてきました。付いてきたもう一人の仲間もその匂いを発していますな。そういうのって人を見て識別している才もあるっていうことです。彼には自分の仲間、チームを作れる可能性を秘めているということ。頼もしい。

◎長年業界にいると、すっかりタダに慣れっこになってしまいます。見本盤、招待券、タダ飯などなどそれが業界人の特権と錯覚してしまう。自腹を切ることを忘れてしまいます。欲しい物、見たい物、食いたい物、は自分で払う。業界に居ながら長らく出来る限りボクはそうしてきました。

◎夢の実現が自力更生の先にある以上、自腹こそ真剣味が増す最短距離です。ボクラのおバカ事業は、各自の自腹、その真剣さで支えられている、だから強いのです。パイプラインの中を抜ける醍醐味を味わうには、ビッグウェーブまで各自が漕いで近づかなくては楽しむことさえできない。

◎まぁ当然いろんなところでいろんな人に迷惑をかけそのお世話になっていることは事実です。それも忘れてはなりません。感謝多謝。テケテケテケテケテケグォ~ン

♫~The Chantay's - Pipeline (Lawrence Welk Show 5/18/63)~♫