2010年7月21日水曜日

韓国経済の行方

<米国家情報長官>北朝鮮が韓国再攻撃の可能性 公聴会証言
 【ワシントン草野和彦】オバマ米政権の新国家情報長官に指名されたジェームズ・クラッパー国防次官(情報担当)が20日、上院情報委員会の公聴会で証言した。北朝鮮の韓国軍哨戒艦沈没事件などの教訓として、クラッパー氏は、北朝鮮が韓国を再攻撃する可能性があると認識することの重要性を強調した。同委員会に提出した書面で指摘した。(毎日新聞)

◎金英姫の今にナゼ?の来日や大規模な米韓合同演習などを裏付けるニュースになのか?関連性はなくもないでしょう。

◎ところで韓国経済。順調な回復とここ1年語られているものの、ボクは以前から懐疑的でした。韓国経済は意図的な発表で経済を盛り上げていく必要がある。たしかにサムスンやLG、現代の躍進もありますが、彼らの実際は無理しています。

◎金利を上げた背景には、実は不透明な先行き不安があります。ここにきてウォン安がジワジワ首を締めています。一見外貨準備高に裏打ちされたとかなんとか報じられても、原材料高騰、国家債務、物価高を吸収するほどの保有高ではありません。そのくらい前線は伸びきっています。ある意味ステロイド治療中ですから。

◎そして半島情勢の不安定が加わっている。日本のギリシャ化よりも、韓国のギリシャ化の方が極めて現実的トピックなのであります。日本の報道機関は意図的に隠しているのかそれとも公式発表を鵜呑みにする体質は十八番なのか。秋の収穫まで要観察なことだけは事実でしょう。