2010年7月10日土曜日

日本国債市場に中国マネー急増

国債市場に中国マネー急増=5月は過去最大の買い越し
 中国による5月の日本国債買越額(取得額から処分額を差し引いた金額)が急増し、これまで過去最大だった今年2月の3.5 倍に当たる7352億円に膨らんだ。ギリシャの財政危機に端を発した欧州の信用不安拡大を受け、比較的安全な資産に一時避難する動きとみられる。(時事通信)


◎とうとう現わになりましたね。時間の問題でした。ところで日本には、中国資本注入の会社が600社以上あります。

◎そのほとんどは金融機関に安定株主の役割をお願いしている会社です。金融機関の貸し渋りもあってその多くはこうして中国資本を受け入れ青色吐息で生き延びています。金融機関も利益追求ですから背に腹は代えられない。

◎昨年の亀井大臣の命により金融機関も潰すわけにもいかない以上これが命を繋ぎ止める以外に手はない。

◎取引の多くは短期債(償還起源1年以内)。一時的リスク回避なのでしょうが、不透明な世界的金融不安の中様子を見ないとなんとも言えぬ動向と見るのが自然か。このニュースにもリンクします。ボクは8時の終了間際に飛び込み期日前投票を済ませてきました。明日の開票結果が気になります。

参院選 市場も注視 与党過半数割れなら株安・円安?
 11日投開票される参院選の結果は市場にも影響を与えそうだ。民主党の苦戦が伝えられる中、民主、国民新両党の与党が過半数(56議席)割れとなれば、政治の不安定化への懸念から株安・円安に振れるとの見方が強い。一方で「市場の関心の中心は(減速懸念が出ている)欧米や中国経済の動向で、参院選が株や為替相場に与える影響は一時的・限定的」とのクールな見方もある。【田所柳子】(毎日新聞)