農水省TPPで試算(10.22)/農業打撃4兆1000億。自給率14%に下落。
TPPこと環太平洋戦略的経済連携協定は、関税全廃を原則としているのはご承知の通りです。
上の数字は、農水省が、仮にTPPに日本が参加した際の試算です。
農業打撃総額4兆1000億円は、2008年の農業総生産額、8兆4736億円の48%。関連産業のGDPの喪失は約8兆円になる見通し。
あくまでも試算ですが、凄い内容です。TPP参加の反対勢力を鼓舞する数字です。
単純に鵜呑みにできないものの、一刻も早く外務省、経産省など霞が関を横断した議論が望まれます。
さらに消費者を交え、新しい農業評価と意識の創出に期待したいですね。
間違いないのは、農業は国家・文化の根幹です。