昨夜は、某大手企業(非音楽業界)の役員を務める友人と会食。
TOKYO BOOT UP!についてあれこれ聞かれました。
日経に掲載されたことの大きさを感じました。
TOKYO BOOT UP!を、新しいことだと認識していることに、
「特にあたらしいことではない」と答えると、驚いていました。
TOKYO BOOT UP!は、単にやり切れていないことを再検証しているだけです。
それは今注目されている「グランド・セオリーの復権」という流れに沿っています。
新しいとか古いとかいうことではなく、基本をもう一度見なおそうという発想です。
基本抜きに一気に新しいことへ飛んでも、トンデモありません。ゴメン。
「音楽見本市」という概念は、とくに新しいわけでは、ありません。
ただ単に、世界2位の音楽業界にありながら、インフラ的役割を果たす「音楽見本市」や潜在的な層の厚さを可視化できる機会がないことが、問題なのです。
キャリアが必要な新人にどうキャリア作りを提供していくのか!
これが業界の基本中の基本です。
かの地では当たり前のことが、この地ではないこと。
例えば、オープニング・アクト(前座)も同様などなど。他にもたくさん。
メディアもすっかりその辺の役割を果たすことも忘れています。
しかしかの地の形を真似ただけでもうまくいきません。
その本質にしっかり視座してやり遂げる能力も要ります。
その辺を踏まえて改善した次回のTOKYO BOOT UP!にしなくては。
今日から10月。衣替えですね。残すところ今年は後92日。
アッという間に2011年がやってきます。
3ヶ月なんて・・・時の速さを、この前、散々味わいましたからね。
衆さん、好い週末を!