2010年10月7日木曜日

訃報:モータースポーツジャーナリスト西山平夫さん

F1ブーム第1黄金期の80年代後期。
当時ボクはF1ファン歴が30年とあって腰掛け程度でF1プレスに関係していたときがありました。

グループ内の出版社にF1専門誌を発行する部署があり、嘗てのボスがそこの編集長に異動したので、F1通の人材不足とあり急遽狩り出されて有休を取っては世界各地のサーキットのプレスルームに出没したものです。

そのときは日本のF1界には本当に人材が足りなくて名前のある人でも、正直オイオイという方々が多くおりました。
しかし尊敬に値する中に、この西山さんがいらっしゃいました。通称ヘーちゃん、その後温帯=御大と呼ばれ親しまれた方です。

容易で親しみやすい文章と鋭い洞察力は天下一品でした。喩えも博識で粋でした。
今年の5月に肝臓がんが発見され以来サーキットに顔を出すことはありませんと聞いています。
ボクは、シューマッハが復帰して以来F1への情熱が急に冷めほとんどF1から遠ざかりました。同時に彼の原稿も読むことがなくなりました。

誰にも愛された西山平夫さん。享年58。心よりご冥福をお祈り致します。平ちゃん有難うございます。どうか安らかに。合掌。ロックンロールな人でした。あぁ寂しいなぁ。