2010年9月25日土曜日

ブルーサタデー

中国人船長さんもお家に帰っていき、一夜明け、ネットや新聞をコーヒーをすすりながら、土曜の遅い朝を過ごす。

論調の多くは、菅内閣への厳しい意見で埋まられている。当然ですな。
昨夜更新の愚生の意見のようなものはどこにも見えませぬ。

さて、今回の一件で、世界中が理解できたことは、領土拡張という野心を恥も外聞もなく晒したのは中国という事実です。

現代史に学べば、ヒトラー時代のドイツに類をみることができましょう。
そしてもうひとつ、鈍感かつお人好しな日本人の堪忍袋的時代の流れになる危険性さえも、感じずにはいられません。

冷静に見て、円高作戦を露骨に先導する米中両国。その対抗策にも無策。ある意味折角のチャンスなのに、円高のアドバンテージも利していない日本政府。
どうにも腹が座っていない。政策にも統一感がありません。

すれば結局米中の狭間で、日本の蓄財が両国に吸い上げられている構図が次第に浮き彫りかしていくスパイラルの入り口だ、と鈍感な我々が気が付きだす。
はてどういう形でその猜疑心と不安が顕になっていくのでしょうか。

反動的に右傾化するのでしょうか?左傾化するのでしょうか?
極端に振れる危惧を覚えます。

そんなことを思うと、少しブルーな気になる朝でありました。
日本の蓄財はあと5年です。