2010年12月19日日曜日

「坂の上の雲」の音楽

今夜は「坂の上の雲」を黒霧島をチビチビしながら視聴。
ワインを求めに行った近所のコンビニにいつものチリ産のCPのよいものがなく、本格芋焼酎に変更。

夕食とオツマミも買わなければならず、2本求める予算もなく、このHCPの黒霧島に手が伸びたのです。
名前からして「坂の上の雲」にピッタシ。7時半への放映へまさにアテンションプリーズが成立。

番組終了間近の、日露戦争開戦決定命令を以て東郷平八郎が手にする1904年2月5日「大海令第1号」のシーン。流れたBGMは、モチーフがシベリウスのフィンランディアでありました。
たしかにフィンランディアは愛国心を喚起する曲であります。番組での作曲家はそんな意味を思い起こしたのでしょう。

そして番組のエンディングへ続きながれるエンディングテーマ曲。なんでかくも目が潤むのでしょうか。ある意味この音楽次第でいとも簡単に日露開戦賛成者になってしまうこの怖さ。

かのナチスのゲッペルスが「三つのS」を管理すれば国民を御せるといった、セックス、スポーツ、ソング。まさにそれを実感。音楽が及ぼす感情操作の力は大きいです。