2010年11月11日木曜日

TPP急ぐに足らず

TPP協議開始を表明=APEC閣僚会議で―前原外相(時事通信11.10)
 横浜市で10日開幕したアジア太平洋経済協力会議(APEC)閣僚会議で、大畠章宏経済産業相とともに共同議長を務める前原誠司外相は、日本が環太平洋連携協定(TPP)の協議を開始する方針を説明した。加盟21カ国・地域は日本の前向きな姿勢を歓迎し経済統合構想の推進を確認した。11日に閣僚声明を取りまとめる。
 経済統合構想については、TPP、東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(日本、中国、韓国)、ASEANプラス6(日中韓、インド、オーストラリア、ニュージーランド)の三つの枠組みを土台に「アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)」実現を目指す方向でおおむね一致。貿易自由化目標の達成評価や成長戦略策定の最終調整も進めた。首脳会議でさらに議論を深める。


TPPにコミットすることが何の特になるのやら。それこそテリトリー・バイ・テリトリーの戦略的互恵関係でその都度限定して締結すればいいのでは。まずは、日本的な差異をお示しにすれば良い。
いまは、遅ればせながらの体裁作りにしか見えませんが。とにかく国内議論が足りません。